一覧へ戻る
高校1年生 言葉の力は驚異的だと思いました。文学作品は学んでいくと奥が深いものですね。
高校2年生 「コミュニケーション」というたった一つの言葉が日本の辞書と世界の辞書、演劇作家で少し異なっていることに驚きました。凄く面白い講義でした。ありがとうございました。
高校1年生 私は漫画や小説を読むことが好きでよく読むけれど、登場人物のセリフの効果まではよく考えたことがなかったのでこれから読む時はセリフについても考えながら読んでみたいなと思いました!!ありがとうございました。
高校1年生 以前から、語感や物語の登場人物の言動の意味に興味がありました。講義ライブもおもしろかったです。バルトの言葉やコミュニケーションの意味を自分なりに解釈したり、考えたり。言葉からいろんなものを感じることって素敵だなと改めて思いました。
高校1年生 お疲れ様でした!! 言葉の解釈については私も悩んでいたので貴重なご意見ありがとうございました。また、質問にも真摯に答えていただき、嬉しかったです。作家という諦めかけていた夢をもう一度追い掛ける機会を作っていただきありがとうございます。近所にある大学の先生ということで勝手な親近感を抱いてしまいました笑
高校2年生 能勢先生、ありがとうございました!今まで、言葉や文学について考えたことがあまり無かったのですが、今回のこの講座を聞いて、少しでも感受性豊かにしていかにたくさんの物事が見に着けるようにするにはどうしたら良いか考えることが出来ました!ありがとうございました!
高校1年生 とても面白かったです。ありがとうございました!
高校2年生 翻訳のことや黒人差別に関する映画のことなどいろいろためになりました。30分の短さもすごく感じ、もっといろんな話を聞けたらいいのになと思いました。ありがとうございました!
高校2年生 私は将来本の編集者になろうと考えているので,今回能勢先生のお話を聞いて,話し手と聞き手とでは解釈が異なることがあり,また人は言葉の意味を常に推測しているのだと思いました。自分の思っていることを文章に書き留める時には,イメージしていることをまずは書いて文字に起こし,整理することが大切だと知りました。黒人差別や女性差別などの海外の映画を中々見ないので,この機会でビデオを借りて見てみたいと思いました。お忙しいところ,大変良いお話をありがとうございました。
高校2年生 分かりやすく、熱い語り口でとても面白かったし、知的好奇心を刺激されました。ありがとうございました。
高校1年生 最後の黒人差別の詩が心に残りました。今日はありがとうございました。
高校1年生 本日は貴重なお話をありがとうございました。高校とは違った内容の話ばかりで、より大学に興味が持てました。私には少し難しい話もありましたが、映画の話などは自分とは違う視点の話を聞けてとても勉強になりました。私は本が好きなのですが、先生のおすすめの本や、高校生のうちに読んでおくべき本などがありましたら教えていただきたいです!本日は本当にありがとうございました。
高校2年生 めっちゃ面白かったです。新しい見方も発見出来ました。ありがとうございました!!
高校1年生 文章を書く方法は参考になりました。翻訳は何かを捨てる作業だと聞いて、その通りだなと思いました。本日はありがとうございました。
高校1年生 ありがとうございました!言葉は素敵なものだなと思いました。
高校2年生 すごく興味深くておもしろかったですありがとうございました!
高校1年生 私は質問等はあまり出来ませんでしたが、興味深いお話を聞くことが出来ました!特に「含意と推論」「差別について」のお話が印象的でした。参加させていただきありがとうございました!
高校1年生 普段の生活の中でも、言いたいことがそのままの意味で相手に通じないことも多いんですね。少し、気が楽になりました。小学校の授業以外では、小説を書いたことはありませんでしたが、先生のお話を聞いて、一度書いてみたくなりました。

さらにコメントを見る

関心ワード
  • 文体 、
  • 台詞(セリフ) 、
  • 芸術 、
  • 文化 、
  • 物語 、
  • 性格 、
  • 感情 、
  • 演劇 、
  • 表現 、
  • 文字 、
  • 言葉(ことば) 、
  • 作り手 、
  • 作家

講義No.g009942

作家のメッセージを、「文体」から読み解く

言葉の機能を効果的に利用する

 言葉は、文字の羅列ですが、人間の喜怒哀楽や性格まで表現することができます。私たちはこの機能を何げなく使っていますが、作家は注意深く、効果が出るように使いこなします。それが強く表れるのが、登場人物のセリフです。私たちが日常話すセリフは、余計な情報を含んでいて冗長(じょうちょう)ですが、芸術作品では徹底的に無駄を排除します。たとえ短い表現であっても、意味をスムーズに受け取ることができ、感動するのはそのためです。

表現を工夫して、感情や性格を表す

 作家は、語尾の言い回しや文の構造などを、意図的に作っています。こんな例があります。あるアメリカの演劇に登場する女性は、セリフの中でTo不定詞を多用していました。この言葉の前後を見るとgotと強く結びついています。アメリカ東部では、got toは「~しなければならない」という意味になります。つまり、この言葉を何度も繰り返すことで、作家は女性の義務から逃げられない感情を表現したのです。
 また、別の場所で登場する人物は、mustという言葉を多用します。mustには「~しなければならない」という意味のほかに「違いない」という意味があります。この人物はこの意味で語っていました。さらにこの人物はas if(まるで~のように)という言葉もよく使います。このことから、他者をよく観察して判断するという人物の性格がよくわかるのです。

時空を超えて文化を反映する物語

 このように、感情表現や性格描写には作り手のメッセージが潜んでいます。このメッセージを効果的に伝える方法の研究を「文体」と呼びます。表現を受け取る側は、作り手が工夫した文体を読み解き、メッセージを正確に受け取る必要があるのです。
 さらに文字で形成される物語には、文化が反映されています。時代や場所が異なれば、文化も異なります。芸術作品を楽しむことを通じて、時空を超えて、ほかの社会の文化を知ることもできるのです。

この学問が向いているかも 英米文学

福岡女学院大学
人文学部 現代文化学科 准教授
能勢 卓 先生

メッセージ

 あなたは今、高校時代という大切な時間を過ごしています。うれしいことも大変なことも含め、どうかトータルで楽しむようにしてください。それが得難い経験になるでしょう。
 将来こういうことをしたいと心に描いて、そのために悩んでいる人もいるでしょう。その悩んでいるということが大切です。充足していると人は何も考えません。悩んでいると人は考えます。ですから、困ったり悩んだりしていることが、何かを始める大切な第一歩となります。ぜひ福岡女学院大学で、そんな第一歩目を踏み出してください。

先生の学問へのきっかけ

 高校時代は音楽大学に進学したいと思っていましたが、第一志望の音大への進学がかなわなかったことから、自分の才能に見切りをつけ、別の分野をめざしました。本を読むことも好きだったので、文学部に進みました。そんな私が文学への関心をより深めることになったのは、イギリスへの留学でした。本を読めば読むほど意味が広がっていくという経験をし、友人と一緒に演劇を見て、内容について語り合うという体験もしました。そういったことから、英米演劇のセリフに興味を持つようになり、その文体研究に没頭することになったのです。

大学アイコン
能勢 卓 先生がいらっしゃる
福岡女学院大学に関心を持ったら

 福岡女学院大学は、文化、観光、英語、日本語、国際関係、メディア関係、心理学、幼児教育など幅広く学べる、福岡にある文系女子大学です。夢ナビを通じて本学の教育を体感・実感し、今後の進路選択に活かしてください。