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医薬品情報と医療ビッグデータの利用

高校2年生 ビッグデータのことについて知らないことばかりでしたが今回の講義で理解が深まりました。ありがとうございました。
高校1年生 ビッグデータによって、今までよりも医療の正確性が向上とスピードをあげることにつながることがよくわかりました。薬剤師だけでなく、その他の医療に関わる職業の人たちも活用した方がいいと感じました。
高校1年生 薬剤師という仕事にも、AIが活用されている事を今日初めて知ることができた、私にとってすごく良い経験ができました。
高校1年生 薬を作るまでには色々な情報を管理したりする場合AIを使っていくのも大切だと思いました。
高校2年生 これからもがんばってください!
高校2年生 同じ宮崎県出身で良かったです。ビッグデータのすごさが分かりました。
高校1年生 私はビッグデータの解析にAIが使用されている事に関心を抱きました。
高校2年生 わかりやすい授業をありがとうございました。大学を決める大きな手がかりになりました。
高校1年生 薬が作られるまでの道も長い時間がかかることは知っていたが、薬が世に出てからも長い時間かけて審査などをするんだということを知りました。また、ビックデータのことを聞いたことはありましたが、もっと詳しく知ることができました。今回の講義は、私も薬剤師を目指しているのでとても役に立ちました。
高校1年生 医薬品情報の大切さがわかりました。
高校1年生 医療ビッグデータの必要性と医薬品は安全かどうかを確認してから販売されることがわかった。
高校1年生 薬学だけでなく、色んな学問でデータが重要であるということが分かって良かったです。
高校1年生 先生のお話を聞いて、更に関心が深まりました。ありがとうございました!!!!!
高校2年生 とても分かりやすかったです。興味が高まりました。

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関心ワード
  • 薬剤師 、
  • 化学療法(薬物療法) 、
  • データベース 、
  • 情報 、
  • 薬・医薬品 、
  • 副作用 、
  • 処方

講義No.g007654

薬の使い方の研究で、より効果を高める「医薬品情報学」とは

「薬のリスク」を減らす医薬品情報学

 薬の正しい飲み方や薬の内容(情報)を医師や看護師と共有することはとても大切です。薬は健康を守る重要なものですが、誤った飲み方をしたり、体質に合わない薬を飲んだりすると、本来の効果が発揮されないばかりか、重大な副作用が発生する危険性もあります。まさに、「クスリはリスク」なのです。薬に関するさまざまな情報を収集・整理して提供する、有効性や安全性について分析することで、薬をより安全に使えるようにするのが、「薬」=「医薬品」情報学という学問分野です。

膨らみ続ける医薬品情報

 薬が処方されるようになるまでには、十数年の期間が必要です。動物実験や人間による臨床試験、数々の審査を実施し、安全性を確認しなければならないからです。さらに、処方され始めてから新たに判明した副作用情報や、「この症状の患者に処方する際は要注意」「この薬と一緒に処方するのは危険」といった注意喚起は、そのつど厚生労働省を通じて提供されます。何年も前から使っている薬であっても、情報はどんどんアップデートされ、膨らみ続けるので、利用しやすいように「データベース」として蓄積されます。これらの膨大な医薬品情報を、医師や薬剤師だけでなく、看護師やほかの医療スタッフへ確実に提供するためにも、薬の情報を体系的に整理する医薬品情報学は重要なのです。

テーラーメ-ドの薬物療法にも必要な医薬品情報

 痩せている人と太っている人、若い人とお年寄りとでは、同じ薬でも効き方が全く違うことがあります。腎臓や肝臓の機能が落ちていると同じ量を服用しても、薬の成分が体の中に留まっている時間がかなり違ってきます。また、人によっては遺伝子タイプの違いにより薬の効き方が異なるケースもあります。それぞれの人にぴったり合った薬物療法を可能とすることを、まるでテーラーメ-ドの洋服という例えで「テーラーメイド」の薬物療法と呼びます。医薬品情報学では、この薬物療法にも必要な薬の情報を収集・蓄積し、利用しやすい形で提供します。

この学問が向いているかも 医薬品情報学、医療薬学、薬物動態学

九州保健福祉大学
薬学部 薬学科 臨床薬学第一講座 教授
下堂薗 権洋 先生

メッセージ

 「薬剤師の役割」って、どんなものだと思いますか? 病院や調剤薬局の窓口で、患者さんに薬を渡す? あるいは製薬メーカーの研究所で、薬の研究をする? もちろん、それもありますが、近年、薬のエキスパートである薬剤師の役割と責任はどんどん大きくなっています。
 例えば、薬剤師として、患者の傍らで患者の状態をみて処方する薬を医師と一緒に考え、必要な検査依頼を担当するといった病院が増えています。患者の傍らにいて、薬を通じて患者のために役立ちたいといった仕事に興味があるなら、ぜひ、薬学部をめざしてください。

先生の学問へのきっかけ

 小学生の頃、アサガオなど植物の観察日記をつけたことはありますか。何かを観察し、どのように変化したか、なぜ変化したかを考える姿勢は、医療系の学問をめざす上でとても重要です。
 私自身も、中学・高校生の頃から化学や生物が大好きで、化学変化や生物の体の変化に関心を持っていました。大学卒業後、病院に勤務するようになってからも、「どうして副作用が発生したのだろう」「膨大なくすりの情報がうまく利用や共有されないのはなぜだろう」と考え続けたことが、現在の「医薬品情報学」の研究を始めるきっかけになりました。

大学アイコン
下堂薗 権洋 先生がいらっしゃる
九州保健福祉大学に関心を持ったら

 スポーツ・医療・心理・福祉・薬・動物の総合大学で『シカクの先になりたい自分』
 九州保健福祉大学は2020年4月に「臨床心理学部」を開設。社会福祉学部、薬学部、生命医科学部の4学部6学科。それぞれの学生一人ひとりが、様々な分野から人々の『「健康」その一歩先』を考える教育、人材育成を行っています。そして、高い就職率を維持しているのは、それぞれの目標に「シカク」があるから。全国的にも少ない「目指せるシカクの組み合わせ」で、これからの時代に必要な「シカク」と福祉の「ココロ」を学びます。