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海洋天然物の魅力とその新しい活用術

夢ナビライブ2018東京会場にて収録

1分動画1

天然薬用資源になるか?海洋生物・微生物

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海洋天然物の新しい活用方法の提案

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海洋天然物を基に発見!新たな薬剤標的

30分動画

講義を視聴する(30分)

高校2年生 最初はあまり薬学に興味がなかったのですが、講義をきいて興味がもてました。ありがとうございました。
高校1年生 薬学部の研究ときくと薬品をつくるという目的のものなのだという認識でしたが、その他にも行っていることがあり、新しい発見もつづいているようで、一層、関心が深まりました。
高校1年生 たんぱく質を追究し、バイオテクノロジーを研究する専門性がすごいと感じ、将来私も学習を深たいと思った。
高校1年生 海洋生物から薬を開発するという話に驚きました。もっと話を聞いてみたかったです。
高校1年生 自分が思ってたより奥が深くて驚きました。研究を中心とした学校のカリキュラムに心を引かれました。
高校2年生 藻類についての質問に答えていただきほんとうにありがとうございました。講義の内容も高度でしたが分かり易かったです。
高校2年生 薬の製作にあたり、天然物質を使用していることは聞いたことがありましたが、海洋天然物も注目されているということを初めて知り、とても「釣り」の方法にも興味がわきました。
高校2年生 薬学部でもこのような研究するとは意外でした。ありがとうございました。
高校2年生 海洋生物について関心が高まった。
高校1年生 1年間で1000個以上の新しい海洋生物が発見されているのが本当におどろきでした。
高校1年生 海から、毎年1000近い新しい化合物が見つかるということに驚きました。とても面白かったです。ありがとうございました。
高校2年生 題から薬学に関係があるのかなと思いましたが、想像しない接点であったので、おもしめく興味がわきました。
高校1年生 興味・関心をもった。
高校1年生 海洋天然物についてよくわかった。知らないことを知れてよかったです。
高校2年生 海に入れて良いと思った。
高校1年生 今だに関明されていない深海の生物を使う治療があると初めて知れた。
高校1年生 海洋生物への関心がとても高まりました。
高校1年生 おもしろかった。
高校2年生 あまり興味がなかったがすごく良かった。
高校1年生 海洋学部に入りたいと思ったので別の分野でもさがしてみたいです。
高校2年生 海についてはまだまだ未開拓ということがわかった。
高校1年生 海洋天然物から、医薬品がつくれるという新しい発見ができた。
高校1年生 大学の薬学について深く知ることができたので良かった。
高校1年生 これからも海洋天然物のさらなる可能性を求めて研究をがんばって下さい。
高校2年生 海洋天然物を利用してがん細胞をたおせる物質を開発していると知り、とても画期的だと思いました。
高校1年生 よくわかった。
高校1年生 生物から新たな化合物を見つけて薬をつくるのはとてもおもしろいなと思った。
高校1年生 海洋生物の薬への利用という内容だと思っていたが、かなり深く、薬学について語られていて興味深かった。
高校2年生 医薬品に海洋天然物が使われることに驚いた。
高校1年生 弟が障害持ちなので薬に興味がもともとあった。言ってる事のほぼ全てが納得いったがこのような研究方法はがん細胞以外にもつかわれているのかなと思った。
高校1年生 興味を深められました。
高校1年生 海洋生物を薬に使おうという思いつきがすごいと思いました。
高校1年生 薬学のことについて教えてくださりありがとうございました。薬学がもっと好きになるようがんばります。
高校1年生 薬をつくることは本当に大変なのだと改めて思いました。見つけたいということをさらっとおっしゃっていましたが、時間がかかったのだと思います。ありがとうございました。
高校1年生 天然物からくすりも作れるとわかった。
高校2年生 海洋生物の未知性にまだ研究要素があると思った。
高校1年生 海が好きなので先生の話をきいてさらに気持ちが高まりました。
高校1年生 生物から、新たな薬をつくり出せることにおどろきました。
高校1年生 新しい知識がふえました。ありがとうございます。
高校2年生 海洋生物の活用で医療の発展につながるということは非常に興味深かった。
高校2年生 海洋天然物の利用方法が面白かったです。
高校1年生 海洋生物の可能性ってすごいなと思いました。
高校1年生 薬学は薬ざい士だけということではないと分かりました。
高校1年生 海洋生物も、なにもいませんでしたが、様々な所で役に立っているのを知って、とても興味がわきました。
高校2年生 専門的なことを教えてもらえて、とても良かった。
高校3年生 興味がある分野について詳しい話をきけて、とてもおもしろかったです。
高校1年生 海洋天然物にそんな活用法があるとは思いもせずびっくりしました。
高校1年生 アルツハイマーがなおる海洋天然物がみつかり副さようかすくなるといいと思いました。

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関心ワード
  • ケミカルバイオロジー 、
  • がん細胞 、
  • タンパク質 、
  • 分子生物学 、
  • 細胞生物学 、
  • 遺伝子工学 、
  • 薬・医薬品 、
  • がん(癌) 、
  • 化学 、
  • 薬学

講義No.g008482

がん細胞の「弱み」も見つけるケミカルバイオロジー研究

化学的な視点から生命現象を理解・解明

 薬学の世界では、植物や微生物の代謝産物から、医薬品やそのもとになる化合物を見つけ出す創薬研究が長年行われています。これに加わる新たな流れとして、発見した化合物を「生命機能を制御する『生体機能分子』である」ととらえ、その機能を解明する「ケミカルバイオロジー」の視点からの研究が進んでいます。
 例えば、がん細胞を撃退する化合物の場合、がん細胞中のタンパク質がこの化合物と結合することで機能が失われるということです。つまり、発想を変えると、そのタンパク質を突き詰めれば、薬を届けるべきがん細胞の「弱み」を見つけることができるはずです。

タンパク質を釣り上げる?

 化合物が、がん細胞の中のどのタンパク質に結合するかを見つける第一歩は、化合物をエサにした「釣り」のようなものと言えます。がん細胞のタンパク質溶液に、ひも状構造(釣り糸)を付加した化合物を入れ、それにくっつくタンパク質を釣り上げ、そのタンパク質が何かを特定するのです。
 次に、それが実際にがんの「弱み」となるかどうかを調べるためには、分子生物学や細胞生物学、遺伝子工学などの技術を使った実験や分析が行われます。化学を基盤に、複数の領域の学問の考え方や手法を使って進められるのも、ケミカルバイオロジーの大きな特徴です。

海洋天然物に集まる注目~海底に宝が!~

 近年注目されているのが、海の底で生息するナマコやホヤ、軟体サンゴ、海綿動物などの底生生物や、それらに共生する微生物などが創り出す海洋天然物です。海洋生物や海洋微生物は、「光が届かない」「高い水圧にさらされる」など、特殊な環境で生きているため、陸生の植物や微生物とはまったく違う代謝経路を持ち、そこで創られる化合物も複雑で多様な構造をしています。それは、いろいろなタンパク質に選択的に結合できる可能性を秘めているということで、ケミカルバイオロジーでは、魅力的なツールとして盛んに研究が進められているのです。

この学問が向いているかも 天然物創薬学、ケミカルバイオロジー

大阪大学
薬学部  教授
荒井 雅吉 先生

メッセージ

 私の現在の専門は、天然物創薬学、ケミカルバイオロジーですが、初めから「この分野の研究がしたい」と決めていたわけではありません。その時には関係ないように見えても興味を持った分野の勉強をしたり、関連する論文を読んだりした積み重ねが、今の研究につながったのです。それは、化学だけでなく、コミュニケーションの仕方や、異文化への興味など多岐にわたります。あなたも、ぜひいろいろなことに興味を持ってください。それが意外と後になって役に立つのです。

先生の学問へのきっかけ

 父親が製薬会社に勤めていた関係もあり、子どもの頃からすでに「医療や薬に関わることができるといいな」という気持ちがありました。大学に入ってからは、このまま大学で薬をつくる研究をしたいと思い、大学院で学んだ後、天然物を扱う研究所で化合物を見つけて薬づくりにつなげる研究を始めました。
 その一方で、実は、化合物が病原微生物やガン細胞を殺すとういう作用メカニズムにもとても興味があり、密かに勉強を続けていたのです。それらすべてが重なり、現在の「ケミカルバイオロジー」の研究へとつながってきたのだと思います。

大学アイコン
荒井 雅吉 先生がいらっしゃる
大阪大学に関心を持ったら

 自由な学風と進取の精神が伝統である大阪大学は、学術研究でも生命科学をはじめ各分野で多くの研究者が世界を舞台に活躍、阪大の名を高めています。その理由は、モットーである「地域に生き世界に伸びる」を忠実に実践してきたからです。阪大の特色は、この理念に全てが集約されています。また、大阪大学は、常に発展し続ける大学です。新たな試みに果敢に挑戦し、異質なものを迎え入れ、脱皮を繰り返すみずみずしい息吹がキャンパスに満ち溢れています。