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細胞を使って環境汚染物質の毒性をさぐる

夢ナビライブ2018東京会場にて収録

1分動画1

化学物質は非常に身近なもの

1分動画2

現在の河川の汚染状況

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遺伝子が環境汚染解明の手掛かりになる?

30分動画

講義を視聴する(30分)

高校1年生 一番の驚きはどの物質にも致死量があるということでした。それらを負荷のないようにするというものの研究の内容なども知りたいです。
高校1年生 身近な汚い川に偶田川があります。ゴミとかすてている人を見ると「ヒドイ」と思うのですが、今回の講義で、自分も薬などで、汚しているのだと知りました。自分にできることをしていきたいです。
高校1年生 毒性学というものは、物質による生物へのえいきょうのことで、どのなものなのかということとどのようにすればいいのかなどを研究していくものなのだと知りました。生物にどのようなえいきょうをもたらすのかを知ることは大事なことだと思いました。また、興味をもつことができてよかったです。
高校1年生 麻布大学の獣医学部に興味があったが、生命・環境科学部もくわしく調べてみようと思えた。
高校2年生 毒性を持つ物質が人体に病等に形で影響を出しているという事が理解出来た。環境の汚染を少なくしていく研究についてみたいと思った。
高校1年生 物質によって細胞におよぼす影響がちがい、おもしろしいと思った。
高校1年生 毒物は身近なものがあることが分かった。とても分かりやすく、興味が出てきたので自分でもしらべてみようと思った。
高校2年生 わかりやすい例をだして説明していただいたので、わかりやすかったです。
高校1年生 化学と環境がこんなにも関係しているのを知って驚いた。マーカーの研究に興味がわいた。
高校1年生 先生の講義で、パワーポイントを印刷した紙が配られましたが、専門的なページは技かし、講義に引き込む工夫がしてあり、驚きました。
高校2年生 私も今後少し調べてみたいと思った。
高校2年生 自分の普段食べたり、飲んだりしているものが量が変わるだけで毒になりうること知れました。
高校2年生 危険な有害物質の研究はとても重要な学問であると思います。これからも頑張ってください!
高校2年生 とても身近なところに毒がたくさんあることを知れて驚きました。
高校1年生 自分の将来やりたいことがわかってきました。ありがとうございます。
高校1年生 細胞について深く知ることができたので、これからの生活に活かせていけそうです。
高校1年生 毒性学というものがあることを初めて知った。全てのものは毒になりかねないということに驚いた。
高校2年生 環境については興味があったので楽しく聞くことができたのでよかった。説明もわかりやすくてよかった。
高校1年生 今までほとんど知らなかったけど、環境を守るためには大切なことだなと思い、興味がわきました。
高校1年生 環境問題の改善をもっと知りたいと思った。
高校2年生 この講義はと中から入ったのですがとてもわかりやすく汚染物質への生物のかつよう法でとてもおどろきました。
高校1年生 毒や薬などについてしっかり学ぶことができました。ありがとうございました。
高校1年生 環境問題や毒の致死量など、多くのことを学べた。砂糖や食塩に致死量があったことをはじめて知りました。
高校2年生 ・毒性学というのはなじみがないので、興味深かった。・化学物質はあらゆるところに存在すると知った。
高校2年生 楽しかったです。
高校2年生 なかなか知る機会のない分野だったので今回知ることができたので良かったです。
高校1年生 しりょうがあり見ててとてもおもしろかった。自分が知らないことが多かったので色々知れてよかった。
高校2年生 全ての物質は毒になるということを聞いて驚きました。毒についてもっと深く学んで自然の汚染について調べたいと思いました。
高校2年生 すばらしいく、非常に面白そうでした。
高校2年生 毒性学というのがあるのにおどろいた。どんなものにも致死量があるのにもおどろいた。
高校2年生 毒性物質の効果や、受容体が運んでくるなどいろいろと新しく理解できたことがたくさんありました。
高校2年生 身の周りの毒性物質とを知り、小さなことから挑戦することを頑張ろうと感じました。
高校1年生 毒は、身の回の所からできていると知って、すごいと思った。
高校1年生 水生生物の細胞を使って薬品を調べて、その性質で細胞が増加したり、減少したりして、すごいなと思いました。
高校2年生 配られた資料のおかげと、分かりやすい説明で講義の内容がわかりやすくてよかった。
高校2年生 毒性学という初めて聞いた用語でしたが、わかりやすくておもしろかったです。
高校1年生 細胞を使うことはとても興味深く、環境科学に興味を持ちことができました。
高校1年生 毒性学という学科を始めて知りました。環境に放出された化学物質について、もっと知りたいと思えました。
高校1年生 毒性学という初めて聞いた学問に興味がわきました。大学で、環境科学を学びたいと思えるきっかけになりました。
高校2年生 よく知られている化学物質までとても危険で、危ないことがわかりビックリしました。本日はありがとうございました。
高校2年生 あらゆる食べ物などに化学物質があって醤油などにも致死量があるということが分かった。
高校2年生 興味がでた。

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関心ワード
  • 環境 、
  • 環境ホルモン 、
  • 培養細胞 、
  • 化粧(メーク・コスメ) 、
  • 食品 、
  • 薬・医薬品 、
  • 化学物質 、
  • 構造 、
  • 生物

講義No.g008551

環境の中にある悪い化学物質を見つける鍵は培養細胞!?

人間に害はなくても環境負荷になる物質がある

 医薬品や食品、化粧品、工業製品として使われている化学物質の中には、人に対して効果を発揮するものがある一方、アレルギーなどの悪い影響(副作用)を及ぼすものもあります。このような毒性を検出・評価する研究が進められています。
 現在の日本の生活環境からは、かつて社会問題となったような重金属類やダイオキシン、環境ホルモンといった化学物質は、企業の対策が進んだこともあり、ほとんど検出されません。ただ、環境内に検出されているものの中でも、まだ毒性があるかどうかわかっていない化学物質もあるのです。
 例えば人間が医薬品を飲むと体に作用しますが、体内にあるままだと体によくないため、体外に排出されます。つまり医薬品の成分が環境の中に出て行くのです。実は、都市圏の河川ではある種の医薬品の成分が高い濃度で検出されています。もちろん人体に入って問題がないよう配慮された成分ですが、環境内に蓄積して、環境中の生物に悪影響(負荷)を与える可能性もあるのです。

培養細胞を使って毒性物質を検出する方法

 毒性のある物質を検出するために、培養細胞を用いる方法があります。細胞には毒性物質を受け止めるセンサーのような受容体分子があるので、化学物質がそこにくっつくかどうかを見ていくのです。この方法のメリットは、ヒトに対する毒性を調べたいときはヒトの培養細胞を、水中の化学物質を調べたいときは水生生物の培養細胞を使うといった、動物の種類による作用の違い(種差)に対応した調べ方ができることです。また幅広い種類の物質を検出できるのも利点です。

体の中での成分の構造変化にも注目

 培養細胞を使った検出方法は、動物実験を行わずに毒性物質が検出できるので、化粧品の開発への応用も期待されています。また、生体内での化学物質の構造変化を考えることも必要です。ある種の化学物質は体の中で構造が変わる(代謝される)と、生体成分に作用してアレルギーやがんの原因となることがあるので、これらを検証することも重要な課題です。

この学問が向いているかも 環境科学

麻布大学
生命・環境科学部 環境科学科 准教授
関本 征史 先生

メッセージ

 環境中にはさまざまな環境化学物質が存在します。しかし、それがどのくらいの濃度でどんな悪影響を与えるかということは明らかになっていません。あなたの身の回りのものが汚染物質になるかもしれませんし、あるいはあなた自身が無意識に汚染物質を放出することもあるかもしれません。
 私は、培養細胞を使って、なるべく簡単な技術で、環境への影響を評価できるシステム作りに取り組んでいます。興味があるあなた、一緒に研究していきましょう。

先生の学問へのきっかけ

 高校時代、化学が好きで、教科書の後ろにある有機化学の構造式を見ていたところ、ベンゼンの六角形が中心にあり、それにいろいろなものがくっつくと、薬になることもあるということを知りました。構造式のある部分が変わると劇的に性質が変わり、効果や作用が変わることに興味を持ち、それを知るために薬学部に進みました。
 その後、遺伝子の異常と病気の成り立ちを研究するようになりました。例えば病気を悪化させるような化学物質を調べて、その人の周りから取り除き、悪くならないように予防することに興味を持つようになったのです。

大学アイコン
関本 征史 先生がいらっしゃる
麻布大学に関心を持ったら

 はじまりは1890年に開設した東京獣医講習所でした。
 まだ栄養状態が豊かでなかったこの国の、人の生活を豊かにするため、畜産の発展に寄与するため獣医師の養成をはじめました。それから約130年の時を経て、人の社会と動物のかかわりは深くなり、複雑になり、生きものすべてが新しいバランスで循環する「いのちのあしたのあり方」が求められています。
 これが私たちの目指す「地球共生系」です。
 最先端の研究と確かな実践力で、「人と動物と環境」に向き合い、地球のあしたをつくる。これが私たち麻布大学です。