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恐怖という心理―キンギョとヒトの脳科学

夢ナビライブ2015名古屋会場にて収録

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恐怖条件付け、どうやる?

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講義を視聴する(1分 その3)

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講義を視聴する(30分)

高校2年生 心理学は本来、文系だと思っていたけど応用生命などの、いろいろな分野に広がっていると思った。
高校2年生 恐怖というものがどのようなものか理解できた。
高校2年生 難しい話だったが考え方はパズルのようでおもしろかった。
高校1年生 キンギョなどの魚の小さな脳から人間に生かすものを見つける所がおもしろかったです。
高校1年生 難しいが人間と魚の恐怖の遺伝がわかった。
高校2年生 キンギョもヒトも恐怖という心理は同じだと分かった。
高校2年生 人と魚を関連づけて恐怖とはどうゆうのかをしらべていてすごいと思った。
高校3年生 魚も人と同じような脳の構造をしていて、人と同じような感覚があることがわかった。
高校2年生 とても理解できた。サカナの脳はあんなに小さいのに人と同じ構造だということが分かりよかったです。
高校2年生 恐怖という心理が、キンギョにより、よくわかりました。
高校2年生 とてもおもしろかった。生物学的心理学という心理学の分野ははじめてきいたが、とても興味深かった。
高校2年生 とてもわかりやすく楽しかったし、勉強になりました。
高校1年生 恐怖が生み出される仕組みを知ることができました。
高校2年生 キンギョで恐怖の大切さを知ることができたのはすごいと思った。
高校2年生 魚の脳と人の脳で共通点があると知り、驚いた。
高校2年生 恐怖も人も脳も不思議だ。
高校1年生 恐怖の根源は人間も魚も同じものなんだということを知りました。専門的な話でしたが面白かったです。
高校1年生 とてもおもしろかったです。魚の脳の実物を見たのは初めてでした。
高校2年生 光を見せるだけで恐怖があたえられることがわかった。他の動物でも同じことができるのか知りたい。
高校1年生 分かりやすく、楽しかったです。おつかれさまでした。
高校2年生 金魚も恐怖を感じるのだととても興味深く感じました。
高校2年生 魚の脳を初めて見れたのでよかった。
高校1年生 図などもあり、とてもわかりやすい内容で面白かったです。
高校2年生 魚の脳を見れてよかった。
高校2年生 キンギョもヒトと同じように脳の仕組みが同じで驚いた。もう少し細かい所も聞いてみたいと思った。
高校2年生 魚の脳があんなにも小さいとは思わなかった。
高校2年生 恐怖の構造を理解して正しく対処したいです。
高校2年生 今回の講義まで自分は、恐怖について深く考えた事がありませんでしたがこの講義でとても興味を持ちました。
高校1年生 興味深かったです。
高校2年生 魚の脳を初めて見て、凄いなあと思った。恐怖があると心臓が止まることが分かった。
高校1年生 魚の心臓が映像でみれておもしろかった。
高校3年生 聞きやすかった。少し難しい話だったけど、おもしろかった。
高校2年生 脳から声がでるとは思いませんでした。
高校1年生 わかりやすく理解しやすかったです。よかったです。
高校2年生 とても難しいことを研究しているのだと思った。脳というのは、大きくても小さくても恐怖を感じるもので人間は本当によくできているものだと感じた。でも将来研究するのはおもしろそう。
高校1年生 わからないところもあったがおもしろかった。
高校1年生 実物の脳みそを触らせていただき、とてもわかりやすい講義でした。
高校2年生 キンギョで恐怖についても知ることができ、人間の恐怖という感情について知ることができた。
高校2年生 知的好奇心の探究は大切だと分かりました。
高校2年生 金魚は恐怖を感じると5秒程心臓が停止し、次からはそれを学習し、身を守るようにしていると分かりました。金魚の脳と人間の脳の大きさは全く違っているのが、実物を見て知れて良かったです。
高校1年生 心理学を通してヒトと他の生物のつながりを探ることができ面白かったです。
高校1年生 普段、恐怖ということについてあまり考えたことはありませんでしたが、この講義を受けたときに恐怖というものについて興味がわいてきました。
高校1年生 魚の脳を直接みることができてよかったです。恐怖という感情に興味をもてました。
高校1年生 人間の頭脳とキンギョの頭脳は大きさが違うのに働きが同じだということが分かった。
高校2年生 おもしろかった。
高校1年生 人とキンギョを比べていて、おもしろかったです。
高校2年生 とても興味深い、内容でした。
高校2年生 講義タイトルにひかれて受講しました。わからない所も多かったのですがおもしろかったです。魚の悩みそのひょうほんが思っていたよりきれいでおどろきました。
高校1年生 恐怖という心理になる具体的な理由がわかってよかった。
高校1年生 動物にも感情があると改めて感じました。
高校3年生 すこし話がむずかしく理解しにくかった。
高校2年生 キンギョと人間の心拍数が似ていることから、恐怖心についての研究を分かりやすく講義していただき、ありがとうございました。
高校2年生 恐怖の金魚との共通点から祖先はみんな同じなんだとあらためて思った。
高校2年生 恐怖の与える刺激が、脳とどう関係するか知ることができました。
高校1年生 恐怖を予知するとニューロンがしゃべらなくなってしまうことがわかった。
高校2年生 恐怖という心理がどのようにして起こるかや、キンギョとヒトの関係についてよくわかった。
高校1年生 実際の脳を見せてもらってうれしかったです。説明も分かりやすかったです。
高校3年生 私が今日受けた講義の中で2番目におもしろく、興味をもちました。生物的心理学というワードにとても興味をひきつけられました。
高校1年生 人の脳が恐怖を感じる時にどうなるかわかった。生物のことに興味をもてました。
高校2年生 最初の恐怖を作り出すという言葉でとても怖くなってしまいました。キンギョにも恐怖というものがこんなはっきりと出るんだなと思いつつもかわいそうという思いも強くありました。
高校2年生 ニューロンの「声」を聞けたことが印象に残っています。
高校1年生 分かりやすいようにと話に関する物とかを用意してくれて、とても助かった。
高校1年生 もうちょっとわかりやすくしてほしかったけど魚の脳はおもしろかったです。
高校1年生 ギンギョと人間を比較してはなしているのがよかった。
高校1年生 興味深かったです!!!
高校1年生 本物の魚の脳を見て関心がたかまりました。
高校2年生 とてもおもしろかったです。進路の参考になりました。
高校1年生 恐怖について、だいたいわかった。
高校1年生 今度実験しているのをみてみたいです。
高校2年生 魚の脳の小ささにおどろきました。でもそんな小さな頭で驚いたりすることが驚きでした。
高校2年生 恐怖の仕組みがよく分かりました。ニューロンの会話解読してください。
高校2年生 脳の話がおもしろかった。
高校1年生 キンギョを使って恐怖を解説していく話面白かったです。
高校2年生 「恐怖」という心理状態を理解することが出来たので良かった。
高校1年生 わかりやすかったです。
高校2年生 とてもさんこうになりました。
高校1年生 先生のたとえ話がすごくわかりやすかった。
高校2年生 魚のあんなに小さな脳でも、ヒトと一緒の仕組みでおどろきました。
高校2年生 とてもくわしくわかりました。
高校1年生 人間の脳のつくりはやっぱりすごいなと思ってしまいました。
高校2年生 魚も人間と同じように感じていることに驚きました。
高校2年生 きんぎょなどの魚の脳を調べることで人間の脳のしくみが分かるというのはすごいと思った。
高校3年生 すごく分かりやすかったです。
高校2年生 とてもおもしろいこうぎでした。
高校2年生 魚の脳を見たり、ニューロンの会話を聞く機会はめったにないので良い経験でした。
高校2年生 脳科学、生物科学、心理学に興味がわきました!
高校1年生 よく分かった。分かりやすかった。
高校2年生 人間のかんじる「恐怖」と、きんぎょの「恐怖」を理解できました。魚の脳みそははじめてみました。
高校3年生 脳科学の話はすごくむずかしかった。
高校2年生 キンギョが恐怖を感じた時、5秒間もの長い時間心臓が止まってしまっていて驚きました。
高校1年生 恐怖をキンギョでしらべようと考えることがすごいと思いました。
高校2年生 とてもおもしろい講義だった。
高校1年生 分かりやすくて、関心が深まった。
高校1年生 具体的な実験結果や、日々の生活の中の疑問、実物を見ることによって生活につながる勉強になりました。
高校1年生 金魚と人で比べて、むずかしかったけど、おもしろかった。
高校1年生 ニューロンという細胞がとても興味深かった。
高校3年生 PTSDを治す方法。脳に焼きついたトラウマを克服、解消する方法が確立されるのが楽しみです。
高校1年生 とても分かりやすかったです。
高校2年生 生物学と心理学がつながるとは思いませんでした。同じ分野でも違う見方があるという勉強になりました。また実験もとても興味深かったです。
高校2年生 心理学に興味があったので取ったが、この講義は、心理学を理系の分野から考えるという内容で、新鮮だった。また、人間の脳と、魚の小さい脳が同じ働きをしていることに驚いた。
その他 とてもたのしく勉強になりました。
その他 恐怖と生物心理がわかった。
その他 視覚・聴覚で理解できる講義だった。次回、釣りに行った際は魚の脳を取り出してみたい。

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関心ワード
  • DNA(デオキシリボ核酸) 、
  • 心電図 、
  • 動物心理 、
  • 行動 、
  • 恐怖 、
  • 学習・学び 、
  • 脳 、
  • 魚・魚類 、
  • 神経細胞(ニューロン)

講義No.g005446

魚の心理と脳のニューロンの関係を突き止める

魚は恐怖を感じると心臓の鼓動が遅くなる

 魚には心があります。例えば、水鳥から襲われそうになると魚は逃げようとします。その時、水面に影が見えたとすれば、次は影を見ただけで逃げるようになります。これは、魚が恐怖を学習しているからで、自分の生命を守るための行動と理解できます。これを実験室でやってみましょう。魚に電極を当て心電図が測れるようにします。恐怖を学習させるために、光を当てると同時に体に刺激を与えます。心電図を観察すると、刺激に反応してパルスが遅くなります。次からは、光を当てただけでパルスが遅くなります。魚は、逃げられない環境では身を潜めて体の機能を抑えようとします。人間は鼓動が速くなりますが、魚の場合は遅くなるのはそのためです。

どのニューロンが恐怖に関与しているか

 心理と脳の関係を知るためには、脳にあるニューロン(神経細胞)を1つずつ調べます。例えばキンギョのニューロンは約1億個ありますが、これらは互いにつながっていて、電気的な通信ネットワークを形成しています。恐怖には、その中のあるエリアが関与していることがわかっています。恐怖学習前の電気的な信号と学習後の信号の変化を、1つのニューロンに注目して観察するわけです。しかも、関係しているのは1つだけではないので、互いにつながっている2つのニューロンの変化も見ながら、関係しているニューロンの場を突き止めます。例えば、Aのニューロンの機能を止めた時のBのニューロンの信号を計測すれば、新たなCのニューロンが関係しているかどうかがわかります。

分子や遺伝子と行動との間を埋める

 分子や遺伝子の研究によって、生物の微細な構造やDNA(設計図)もわかってきました。ただ、心理や行動といった具体的な活動とそれらの関係はまだまだ謎が多いのです。そこまでわからないと、生物を理解したことにはならないでしょう。このニューロンの研究などは、そこを埋めるためにあるのです。

関心ワード
  • 心理学 、
  • 脊椎動物 、
  • 恐怖 、
  • 感情 、
  • 動物 、
  • 生物 、
  • 魚・魚類 、
  • 神経細胞(ニューロン) 、

講義No.g005447

形のない動物の心理を生物学的に理解する

すべての動物に共通な心理は情動

 脊椎動物の脳や構造、遺伝子を調べると、人間も含めて、共通なものが多いことがわかってきました。しかし、実際にそれが生物の行動や心理にどのように反映しているかは、それほど明らかになってはいません。そこでまず、心理に関して共通なものが何かを考え、そこにどういうメカニズムがあるのかを明らかにする必要があります。心理と言っても、言葉で伝えることができる感情は、人間以外の動物は伝える能力がないのでここでは対象になりません。共通にあるのは、恐怖のような「情動」と言われるものです。

形のない心理をどうやって確認するか

 なぜそれが共通かと言えば、身体の反応として示すことができるからです。私たちは、恐怖にさらされるとドキドキしたり冷や汗をかいたりします。ほかの動物も心電図を調べるとパルスに変化が生じます。おそらく、恐怖は生存と深く関わっているので、強い身体反応を示すのでしょう。ほかにも喜びのような情動がありますが、そこまで強い身体反応は示しません。恐怖は、この研究にふさわしい材料です。また、心理を実体としてとらえる方法は、心電図のほかに脳の神経細胞(ニューロン)を観察する方法もあります。この方が、より詳細な心理メカニズムが明らかになります。

生物心理学の目標は人間の心理を理解すること

 この研究では、生きている動物を対象とします。死んでしまうと、心理を観察することができなくなるからです。また、動物は魚の脳を研究材料にします。魚の脳の神経細胞は、例えばキンギョの場合約1億個あります。人間は、その約1000倍と言われています。小さな脳であれば、全体像をとらえやすいというメリットがあります。
 魚の脳によって心理が働くメカニズムがわかれば、人間も共通なので人間の情動も理解できるようになります。この研究は生物心理学と言われますが、最終的な目標は感情を含めた人間の心理を理解することです。

この学問が向いているかも 生物心理学、生物生産学、行動神経科学

広島大学
生物生産学部 生物生産学科 准教授
吉田 将之 先生

メッセージ

 私は、人間を含めた動物の心といった実体のないものが、脳という実際にあるものからどのようにして生まれるのか、ということに興味をもって研究を進めています。特に脳の構造は、人間とほかの動物は基本的に似通っていますので、これがどんなふうに機能しているのかを知ることによって動物の心、人間の心というものを理解したいと考えています。人間の心は広大ですが、私たちの研究は全体の理解への基礎となるものです。私と一緒にこの難問に挑戦してみたいと思いませんか。

先生の学問へのきっかけ

 高校生の頃から脳や心に興味を持っていました。そして、人間とは何かという哲学的な問題について考えた結果、人間の思考を司っているのが脳であるということから、脳について詳しく知りたいと思うようになりました。哲学的な問題意識から脳の仕組みという具体的な問題に関心が移ったのです。今では、生物の体の構造や機能はかなり詳細にわかってきています。また、設計図である遺伝子配列についてもかなり解読されています。しかし、それが生物の具体的な行動や心とどう関係しているかについては、まだあまり解明されていません。

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吉田 将之 先生がいらっしゃる
広島大学に関心を持ったら

 広島大学は社会に貢献できる優れた人材を育成し、科学の進歩・発展に貢献しつつ、世界の教育・研究拠点を目指す大学です。緑豊かな252ヘクタールという広大な東広島キャンパスを抱え、また、国際平和文化都市である広島市内等のキャンパスを含め、12学部、11研究科、1研究所、大学病院並びに11もの附属学校園を有しています。 新しい知を創造しつつ、豊かな人間性を培い、絶えざる自己変革に努め、国際平和のために、地域社会、国際社会と連携して、社会に貢献できる人材の育成のために発展を続けます。