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香川大学 創造工学部 創造工学科 機械システムコース 教授 石丸 伊知郎 先生
赤外線は医療現場で診断のツールとして活用されています。レントゲンと違い、波長が長い光は人体には安全です。脳の血流測定から眼科まで、赤外線が実際にどのように使われているのか紹介します。
がんの診断にはレントゲンやCTが使われます。さらに腫瘍を顕微鏡で調べ、細胞の乱れを見ますが、診断には医師の経験を必要とします。いま、光の圧力を利用した次世代のがん診断法に期待が高まっています。
分光技術を知っていますか? 光を当てて物質それぞれの特性を見る方法です。銀行のATMで、指の静脈によって個人を認証する技術として使われています。さまざまな分野で応用される「分光特性」の秘密に迫ります。
赤外線によって、物質の特性を測定する分光技術。加齢による視力の低下を検査するなど、医療分野での活躍が期待されています。さらに糖尿病患者にとっても夢の技術だと言われているのです。その理由とは?