静岡大学 農学部 生物資源科学科 准教授 藤本 穣彦 先生
農業が抱える問題を多角的な視点から診断し、規模に見合う新しい戦略を立てる「農村資源計画学」。フィールドワークを通して現地の人たちの暮らしを学び、文化や生活を経験することから始まるその意義と面白さとは?
静岡大学 工学部 数理システム工学科 准教授 安藤 和敏 先生
出発地から目的地までの最短ルートを表示するカーナビ。これには、数学の「離散最適化問題」の一つである「最短路問題」のアルゴリズムが使われています。さまざまに応用されるアルゴリズム研究の醍醐味に迫ります。
静岡大学 農学部 応用生命科学科 教授 朴 龍洙 先生
約5000年も昔から人間と付き合ってきた虫「蚕」。今やその役割はシルクを作り出すことから、バイオテクノロジーのスターへと進化中。蚕の遺伝子を利用したタンパク質づくりを紹介します。
静岡大学 情報学部 行動情報学科 教授 大島 純 先生
仕事をすると、お金をもらえる。一見当たり前のように思えますが、なぜお金をもらえるのでしょうか。仕事の本質とは何か。社会人として評価されるための基準は何か。学生と社会人の違いを解明します。
静岡大学 工学部 機械工学科 教授 山極 芳樹 先生
宇宙に行く方法は、ロケットだけと思っていませんか? 実は、もっとコストが安くて、宇宙飛行士の訓練もいらない方法があるのです。それが、「軌道エレベータ」です。その技術や実用化するための課題とは?
静岡大学 工学部 電気電子工学科 教授 野口 敏彦 先生
電気自動車の普及への課題は高性能バッテリーの開発と、電力を交流・直流に変換したり、周波数を変えて効率よく使う「パワーエレクトロニクス」分野です。電気自動車の普及はどんな可能性を秘めているのでしょうか?
静岡大学 情報学部 情報社会学科 教授 吉田 寛 先生
ゲームがどんどん進化しています。単なる遊びだけではなく、漢字を学んだり株取引の練習もできるゲーム。生活そのものまでがゲーム化するゲーム的社会の危険性やその危険への対処法を解説します。
静岡大学 工学部 化学バイオ工学科 教授 木村 元彦 先生
多くの人が苦しんでいる糖尿病。食事や薬、注射で血糖値をコントロールしますが、注射は患者さんにとって大きな負担です。そこで、注射しないで体にインスリンを送り込む方法が研究されています。さてその方法とは?
静岡大学 工学部 電子物質科学科 教授 猪川 洋 先生
パソコンや家電などに使われるLSI(大規模集積回路)には、大量の電力が必要です。そこで注目されているのが、たった1個の電子で情報を処理して電力消費を減らすナノデバイスです。その研究の最前線に迫ります。
静岡大学 工学部 電子物質科学科 教授 昆野 昭則 先生
太陽光電池の開発に世界がしのぎを削っています。なかでも、次世代型として注目されているのが「色素増感太陽電池」です。「酸化還元」の化学反応を利用したこの電池の開発の最前線を探ります。見えてきた課題とは?
再生可能エネルギーとして期待を集める太陽光発電。低コストで効率のよい太陽電池が求められています。「色素増感太陽電池」は太陽光のある波長を吸収する色素で発電を行います。この新しい技術の課題と可能性とは?
AIやIoTなど、情報技術が急速に発達し、社会のあり方も変化しています。こうした時代だからこそ、先端技術とどう付き合っていくかという「哲学」や、未来はどうあるべきかという「倫理学」が不可欠なのです。
静岡大学 人文社会科学部 言語文化学科 教授 小二田 誠二 先生
江戸時代の“実録”は、実際の事件や政治的背景をベースにした読み物です。しかし、講談や写本を通じた伝承の過程でさまざまに内容が変化していきました。変化した理由や民俗学的な価値とは?
静岡大学 工学部 電気電子工学科 教授 江上 力 先生
129億光年という「もっとも遠い銀河」の観測でギネス記録を樹立した、ハワイのマウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」。この観測に貢献したのが最新のレーザー技術です。レーザーを用いた宇宙観測システムとは?
静岡大学 工学部 機械工学科 教授 島村 佳伸 先生
硬さ・強さはダイヤモンド並みで、鉄の数百倍の強度があり、軽くて電気を通し、熱もよく伝える、構造によっては半導体にもなるという夢の材料「カーボンナノチューブ」。その実用化の可能性と課題について考えます。