静岡大学 工学部 機械工学科 教授 島村 佳伸 先生
ものはいつか壊れますが、予期せずに壊れれば大事故になるかも。そこで、いつ、何が原因でものが壊れるのか、実験で材料の変化を調べる研究が行われています。どのように「破壊」の実験は行われるのでしょうか?
静岡大学 情報学部 行動情報学科 教授 大島 純 先生
能力に磨きをかけるのは何のため? 就職に有利だから、それともお金を稼げるから? サッカーや中国の古典『論語』を例に、能力を活かして互いを思いやる社会を実現する考え方を説明します。
静岡大学 人文社会科学部 言語文化学科 教授 小二田 誠二 先生
江戸時代の“実録”は、実際の事件や政治的背景をベースにした読み物です。しかし、講談や写本を通じた伝承の過程でさまざまに内容が変化していきました。変化した理由や民俗学的な価値とは?
静岡大学 工学部 機械工学科 教授 山極 芳樹 先生
宇宙に行く方法は、ロケットだけと思っていませんか? 実は、もっとコストが安くて、宇宙飛行士の訓練もいらない方法があるのです。それが、「軌道エレベータ」です。その技術や実用化するための課題とは?
弥次さんと喜多さんの珍道中を描いた十返舎一九の『東海道中膝栗毛』シリーズ。江戸時代の庶民に大ヒットしました。そこには、現代にも通じる笑いの基本を網羅した巧妙な戦略があったのです。その笑いのツボとは?
静岡大学 工学部 数理システム工学科 准教授 安藤 和敏 先生
出発地から目的地までの最短ルートを表示するカーナビ。これには、数学の「離散最適化問題」の一つである「最短路問題」のアルゴリズムが使われています。さまざまに応用されるアルゴリズム研究の醍醐味に迫ります。
静岡大学 工学部 電子物質科学科 教授 猪川 洋 先生
パソコンや家電などに使われるLSI(大規模集積回路)には、大量の電力が必要です。そこで注目されているのが、たった1個の電子で情報を処理して電力消費を減らすナノデバイスです。その研究の最前線に迫ります。
静岡大学 工学部 電子物質科学科 教授 昆野 昭則 先生
再生可能エネルギーとして期待を集める太陽光発電。低コストで効率のよい太陽電池が求められています。「色素増感太陽電池」は太陽光のある波長を吸収する色素で発電を行います。この新しい技術の課題と可能性とは?
仕事をすると、お金をもらえる。一見当たり前のように思えますが、なぜお金をもらえるのでしょうか。仕事の本質とは何か。社会人として評価されるための基準は何か。学生と社会人の違いを解明します。
太陽光電池の開発に世界がしのぎを削っています。なかでも、次世代型として注目されているのが「色素増感太陽電池」です。「酸化還元」の化学反応を利用したこの電池の開発の最前線を探ります。見えてきた課題とは?
静岡大学 教育学部 教育心理学専修 教授 村越 真 先生
あなたは方向音痴ですか? 方向音痴も禁煙やダイエットのように改善が可能。でも「直そう」としないのは、日常で不便を感じないからでは? そこには、日本社会ならではの特性があるのです。その文化的な背景とは?
静岡大学 情報学部 情報社会学科 教授 吉田 寛 先生
理想は「ドラえもん」みたいなロボット。あんなふうに何でも願いを叶えてくれるロボットがいたら、素敵ですね。見た目追求派、知能研究派から家事用ロボットまで最新のロボット研究状況を紹介します。
硬さ・強さはダイヤモンド並みで、鉄の数百倍の強度があり、軽くて電気を通し、熱もよく伝える、構造によっては半導体にもなるという夢の材料「カーボンナノチューブ」。その実用化の可能性と課題について考えます。
倫理学と哲学。高校の「倫理社会」ではほとんど区別されていませんが、大学ではまったく違います。倫理学と哲学の根本的な考え方の違い、人間生活との関わり方などについて説明します。
自分のためと、他人のため。勉強やスポーツにがんばるのは、誰のため? あるいはモノやサービスは、一体誰のためにあるのでしょうか。「誰かのため」という視点の大切さを解き明かします。