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山口大学 農学部 生物機能科学科 教授 松井 健二 先生
いい香りのする花。でも、なぜ植物は「香り」を発するのでしょうか? 花や草が香りを放って、動物や虫を誘うことは生き抜くひとつの作戦なのです。植物が香りを駆使して生き延びようとするメカニズムを紹介します。
島根大学 生物資源科学部 農林生産学科 教授 小林 伸雄 先生
世界的に親しまれているツツジは日本の野生種を改良した園芸植物です。江戸時代にブームが起こり、品種改良の結果、多様な花色や形のツツジ品種ができたのです。ツツジを、遺伝子という切り口で検証します。
横浜市立大学 理学部 理学科 准教授 辻 寛之 先生
毎年3月になると開花する桜。どうして植物の花は周期的に咲くのか。その謎を解くのが「幻の植物ホルモン」といわれ、1937年に存在が予言された「フロリゲン」。その正体と開花のメカニズム、可能性を探ります。
東京大学 教養学部 総合社会科学科 教授 佐藤 俊樹 先生
日本の春を彩る桜。その7~8割はソメイヨシノです。実は、この桜はほんの百数十年前、幕末から明治の初期に登場したものです。では、それ以前の桜事情はどうだったのでしょう。その意外な事実をひもときます。
神戸大学 農学部 資源生命科学科 応用植物学コース 助教 吉田 康子 先生
春先にピンク色の小さな花をつける「サクラソウ」。開発などで生育地が減り2000年には絶滅危惧種に指定されました。どうすれば絶滅を回避できるのでしょう? サクラソウを守るために行われている取り組みとは?
大阪公立大学(仮称)※2022年4月大阪市立大学と大阪府立大学の統合による開学予定(認可申請中) 生命環境科学域 緑地環境科学類 教授 藤原 宣夫 先生
6月頃に日本各地で咲く、オオキンケイギク。これは、90年代に全国的な花を植える運動で増えた外来種です。今、この外来種が原因で、日本古来の植物が危機に瀕しています。外来種と日本固有種との関係を考えます。
東北大学 農学部 生物生産科学科 教授 金山 喜則 先生
トマトは栄養価が高く、近年濃厚な甘みを持つフルーツトマトなども登場し、人気野菜のひとつです。このようなトマトはどうやってつくり出すのでしょう。植物の生命現象を解き明かす「園芸学」の醍醐味に迫ります。
北海道大学 農学部 生物資源科学科 教授 近藤 哲也 先生
カタクリやオオウバユリなど北海道の野生植物には発芽に1年から2年、普通より長い時間を必要とします。なぜ発芽までに時間がかかるのでしょう? 特徴的な植物を対象とする種子発芽研究の面白さを説明します。
野生のままの草花の景観の維持には、逆説的ですが人間の手助けが必要です。自然のまま放ったらかしておいては、野生の草花はダメになります。人間の生活と自然が調和した空間を作るための学問、造園学を紹介します。
島根大学 生物資源科学部 生命科学科 教授 石川 孝博 先生
ヒトにとっての必須栄養素であるビタミンC。ヒトはビタミンCを体内で合成できませんが、ほとんどの動物や植物はビタミンCを体内で合成できるのです。植物で合成されるビタミンCをとりまく謎に迫ります。
東北大学 大学院生命科学研究科 教授 中静 透 先生
普通なら99%花に出会うことのないジャングルがあります。マレーシアの熱帯雨林です。ところがここでは5年ぐらいに一度、一斉に花が咲きます。統計に表れない熱帯雨林の不思議な話を教えます。
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 准教授 数岡 孝幸 先生
醸造や発酵に欠かせない酵母。単細胞の菌類で、糖を食べてアルコールとガスに分解します。約1,500種類の酵母のうち利用されているのは「サッカロマイセス・セレビシエ」1種類で、その中にも個性があるという。
千葉大学 園芸学研究科 生物資源科学コース 准教授 渡辺 均 先生
花を園芸学の正式名称では何と呼ぶでしょう。花卉(かき)です。見慣れない漢字「卉」の意味は、たくさんの草です。実際、桜でも、その種類は数百種にも。植物の整理や生態などを研究する花卉園芸学を紹介します。
名古屋大学 農学部 資源生物科学科 准教授 白武 勝裕 先生
花の色を決めるのは、花びらの細胞にたまった色素です。遺伝子組み換え技術によって、花の新しい色を生み出したり、細胞の形状を変化させ花びらの質感を変える研究が行われています。その最新の技術に迫ります。