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広島大学 薬学部 教授 高野 幹久 先生
薬は、狙った患部に、確実に届いてこそ効くもの。そのために開発されたのがドラッグデリバリーシステムです。「トランスポーター」や「レセプター」を使い、薬効成分を狙ったところに届ける仕組みを解説します。
秋田県立大学 システム科学技術学部 知能メカトロニクス学科 准教授 齋藤 敬 先生
再生医療の実現に有望なiPS細胞が注目されていますが、生化学的手法では細胞に手を加えて使いこなす技術が十分ではありません。そこで、細胞を操作するため細胞に穴をあける「細胞膜穿孔法」の可能性を探ります。
神戸大学 農学部 生命機能科学科 環境生物学コース 准教授 森垣 憲一 先生
細胞の中にある「生体膜」は、情報伝達やエネルギー変換などの役割を担っていますが、生きている細胞から生体膜を取り出しても、すぐに壊れてしまいます。そこで現在、人口の生体膜が開発されています。
群馬大学 医学部 医学科 教授 松崎 利行 先生
約60兆個の細胞でできている人体。そして、成人の体の約60%は水分といわれます。その水分量を調整しているのが、細胞内にある水だけの通り道「アクアポリン」です。尿量にも関わるメカニズムを解き明かします。
崇城大学 生物生命学部 応用生命科学科 教授 松本 陽子 先生
抗がん剤に代わる体にやさしい特効薬として、正常な細胞は攻撃せず、がん細胞だけに作用する「人工細胞膜」を使った治療法の開発が進められています。新たに開発された「カチオン脂質膜」に期待されることとは?
宇都宮大学 工学部 基盤工学科 物質環境化学コース 教授 飯村 兼一 先生
水と油が混ざるのはなぜか使われる物質で多様な応用が可能に生体でも界面活性物質が活躍している
崇城大学 生物生命学部 応用生命科学科 准教授 古水 雄志 先生
再生医療研究の細胞を増殖させて臓器を作る過程で、「がん細胞」が生まれる危険性が懸念されています。そこで、リン脂質などから作られた「ナノ粒子」を使ってがんの芽を探し、消滅させてしまう研究を紹介します。
鳥取大学 農学部 生命環境農学科 農芸化学コース 准教授 岩崎 崇 先生
細胞の中へ、ピンポイントで薬を送り届ける技術を「ドラッグデリバリーシステム」といいます。最近の研究で、細胞の中に入りやすことが解明した「ポリヒスチジン」という化合物の医療や農薬への応用の可能性とは?
電気通信大学 情報理工学域 I類(情報系) コンピュータサイエンスプログラム 教授 成見 哲 先生
人間の体はほぼタンパク質でできています。だからタンパク質の分子レベルの動きを調べれば、体への影響がわかります。分子の複雑な動きの分析が解き明かしてくれる、未来医療の可能性を紹介します。
東邦大学 薬学部 薬学科 教授 田中 光 先生
心臓はどんなメカニズムで拍動するのでしょう? 電気信号とカルシウムの動きが関係していることがわかっています。これを心臓病の治療薬の開発に生かす研究が進んでいます。薬学の研究の最前線を紹介します。
愛知学院大学 薬学部 医療薬学科 講師 小川 法子 先生
同じ薬を飲んでも、よく効く人、あまり効かない人がいるのはなぜでしょうか? それは成分の吸収率に個人差があるから。また薬の形状によっても効果は変化するのです。薬の不思議と今後の課題について解説します。