神戸大学 工学部 機械工学科 教授 横小路 泰義 先生
ロボットなどの作業機械に、離れた場所から指令を出して遠隔操作する技術が「テレオペレーション」です。災害現場などの危険な極限環境やミクロの世界でも活用できる、このテレオペレーションの可能性に迫ります。
神戸大学 国際人間科学部 発達コミュニティ学科 准教授 平芳 裕子 先生
当たり前のこととしてファッション(流行)を楽しむ私たち。しかしファッションの変遷には、文化的・社会的な背景をはじめ、メディアの影響力などもあります。ファッション文化研究の意味と面白さについて語ります。
神戸大学 発達科学部 人間形成学科 准教授 目黒 強 先生
江戸時代の桃太郎の話は現在とは違っていた!? 時代によって異なる桃太郎像がある? 児童文学を、子ども観の歴史やビジュアル・イメージの視点からひもといて読み直し、ひと味違った読書体験をしてみましょう。
神戸大学 大学院海事科学研究科 教授 小田 啓二 先生
資源小国の日本にとってエネルギーは重要な問題です。化石燃料は枯渇が心配されていますが、電気を使わない生活には戻れません。原子力や太陽光にも課題があります。どんなエネルギーを選択すべきかを考えます。
神戸大学 農学部 生命機能科学科 環境生物学コース 教授 森 直樹 先生
世界中で、食生活に欠かすことのできないコムギ。人間がコムギを栽培するようになったのは、今から約1万年前ですが、そこからさまざまな文化が誕生しました。コムギと人の歴史についてひも解きます。
神戸大学 海事科学部 海洋安全システム科学科 教授 三村 治夫 先生
環境問題は、意外なところにも隠れています。そのひとつに、貨物やコンテナを運んで世界の海を行き交う商船があります。要因は、船のバランスを保つために積み込むバラスト水。その何が影響するのかを解説します。
神戸大学 農学部 生命機能科学科 環境生物学コース 教授 藤嶽 暢英 先生
農学部の多くは、食料を安定的に得るために「土壌学」の分野から始まりましたが、近年は土壌と環境問題の関わりが注目されています。生物のすみかや水分保持のほか、土壌が担っている多様な役割について解説します。
神戸大学 国際文化学部 国際文化学科 教授 村尾 元 先生
人間は1人のときと、集団でいるときでは、行動に違いがあります。個人に対して、集団の持つ心理的影響はどのように作用するのか? コンピュータ内の仮想空間で集団の行動をシミュレーションする方法を紹介します。
神戸大学 経済学部 教授 岩壷 健太郎 先生
通貨の交換比率「1ドル=○○円」という相場は、なぜ毎日変動するのでしょう? 誰が相場を動かしているのでしょうか? また最近の取引にコンピュータは不可欠です。為替相場を決める市場をのぞいてみましょう。
神戸大学 農学部 食料環境システム学科 教授 伊藤 博通 先生
植物工場で安全な野菜を安定的に作る技術では、日本は世界の最先端です。より付加価値の高い植物栽培に向けてどんな研究が行われているのでしょうか? バイオテクノロジーと工学が融合した研究の最前線に迫ります。
神戸大学 医学部 保健学科 理学療法専攻 教授 石川 朗 先生
人間は1日に20000回ほど呼吸し、体内に酸素を循環させてエネルギーを生み出しています。この呼吸と循環の仕組みを解説します。また、呼吸しにくくなる病気と「呼吸のリハビリテーション」の重要性を考えます。
神戸大学 発達科学部 人間環境学科 自然環境論コース 准教授 大串 健一 先生
沖縄のお土産「星の砂」。有孔虫の一種です。海底から取り出した有孔虫の化石は、過去数十万年の気候変動を教えてくれます。有孔虫の化石ができるメカニズム、その化石から氷期と間氷期を推定する方法を解説。
神戸大学 海事科学部 グローバル輸送学科 応用言語学 准教授 ルックス・マシュー 先生
外国語習得のための「自律学習(自分で自分の能力をひらくこと)」が注目を集めています。受験勉強の英語を脱却し、使える英語を身につける5つの扉を紹介します。第1の扉は「モチベーション」、さてあとの4つは?
神戸大学 医学部 医学科 教授 中村 俊一 先生
細胞膜は単なる仕切りでなく、細胞の運命を決定する情報伝達が行われていることがわかりました。その中で、ある脂質ホルモンが脳や臓器にシグナルを送っています。研究が進めば認知症やがんの治療も夢じゃない!?
神戸大学 経済学部 教授 竹内 憲司 先生
「環境」には、「モノ」や「サービス」のように価格がついていないので、その価値がわかりづらいという側面があります。環境の価値を明らかにして、環境問題を解決しようという「環境経済学」の世界に迫ります。