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京都工芸繊維大学 工芸科学部 デザイン科学域 デザイン・建築学課程 講師 赤松 加寿江 先生
ギリシャ神殿や法隆寺のような著名な建造物だけでなく、私たちが暮らす街の中にも都市建築の「DNA」とも呼ぶべき痕跡が残っています。こうした「都市史」を研究することの意味と未来への遺産とは?
名古屋大学 文学部 人文学科 准教授 梶原 義実 先生
考古学と聞いてどのような学問をイメージしますか? 遺跡の発掘調査や出土品の土器・埴輪などでしょうか。しかし考古学者の研究内容や仕事の範囲はもっと広く、歴史をひもとく面白さとロマンに満ちたものなのです。
東京都立大学(現・首都大学東京)※2020年4月校名変更 都市環境学部 建築学科 准教授 多幾山 法子 先生
日本には、古くからの木造建築物が数多く残っています。これらは、修復して保存・再生し、地震や老朽化から守っていく必要があります。日本の伝統木造建築の特徴とは? 補修するためには、何が必要なのでしょうか?
筑波大学 システム情報系 教授 藤川 昌樹 先生
日本各地で、古い町並みを生かした町づくりが主流となっています。「重要伝統的建造物群保存地区」の選定方法から指定の手続きなどについて説明します。また、古い町並みの保存にはどんな問題点があるのか考えます。
大手前大学 メディア・芸術学部 メディア・芸術学科 准教授 玉田 浩之 先生
建築を歴史的観点から学ぶ「建築史」。過去の建築から現在の建築をとらえ、未来を考えていきます。創建時の姿に再現された東京駅の赤レンガ駅舎を例に、建築物を地域の財産として未来へつなぐ方法を考察します。
東北芸術工科大学 芸術学部 文化財保存修復学科 准教授 杉山 恵助 先生
日本の絵画や書跡の修復技術は、和紙を使ったシンプルなもので、最近では海外の文化財修復にも活用されています。作品を通して、描き手や過去に修復した人たちとつながることができる文化財修復の魅力に迫ります。
東北福祉大学 教育学部 教育学科 中等教育専攻 准教授 安藤 直子 先生
各地に継承される祭りの多くは、昔のままの形ではなく、時代とともに大きく変化してきました。岩手県の「チャグチャグ馬コ」という行事を例に、文化人類学的な視点から、観光目的となった文化について考察します。
静岡文化芸術大学 文化・芸術研究センター 教授 石本 東生 先生
近年、街並みや集落など地域を丸ごと楽しめる観光地が増えてきました。フランスから始まった「最も美しい村運動」や京都の町屋の活用など、食べ物や風習、体験といった地域の特性を生かした観光事例を紹介します。
阪南大学 国際観光学部 国際観光学科 准教授 和泉 大樹 先生
外国人観光客が増え、メジャーな観光地以外の地域も観光事業に力を入れようとしています。魅力的な観光地にするためのカギとは? 地域づくりのヒントは意外なところにあるのです! 日本の観光の可能性を探ります。
高知県立大学 文化学部 文化学科 教授 橋尾 直和 先生
過疎化により日本の地域言語(方言)は各地で消滅の危機にあり「危機言語」と呼ばれます。こうした言語を言語文化財として記録・保存するには「館官民学」の連携が大事です。希少な言葉を守る取り組みを紹介します。
清泉女子大学 文学部 文化史学科 教授 山本 勉 先生
飛鳥時代の仏教伝来以降、日本でも多くの仏像が作られました。次第に日本独自の特徴も備えるようになり、運慶が活躍した鎌倉時代に、その頂点を迎えました。美術作品としての価値も高い、仏像研究の魅力に迫ります。
鳥取大学 地域学部 地域学科 国際地域文化コース 准教授 李 素妍 先生
文化財保存は歴史や芸術など文系の学問だと思いがちですが、理系の知識も必要です。鉄の遺物はさびていることが多く、さびの質を解析して保存状態を検討することもあります。文化財保存科学という学問に迫ります。
東北工業大学 ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科 教授 小山 祐司 先生
歴史的建造物に目を向けてみると、地域のまちづくりや暮らしに役立つことがあります。青森県鯵ヶ沢町にあった旧陸軍演習場の兵舎の施設を調査したことが、地域資源を再発見する契機となった例を紹介します。
高知県立大学 文化学部 文化学科 教授 三浦 要一 先生
建築物の「文化財」の指定は、どのような手順で行われるのでしょうか? 指定前に建築士や建築科の学生らが調査をして、報告書を作ります。探偵のように屋根裏から床下まで調べるのですが、あっと驚く意外な発見も!
富岡製糸場や迎賓館などの近代建築が世界遺産や国宝に指定され注目を浴びています。再開発で古い建物が失われることが多いなかで、名建築を残す気運が高まっています。「城」の復元について考えてみましょう!