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山口大学 工学部 知能情報工学科 教授 中村 秀明 先生
工学分野に「最適化」という問題があります。例えば、アリのエサに到達する最短の経路を探し当てるのが、アリの巣最適化です。生物の行動をコンピュータでシミュレーションして、最適化問題を解く方法を紹介します。
東京女子大学 現代教養学部 数理科学科 情報理学専攻 教授 荻田 武史 先生
1秒間に数億回も計算ができるほど処理速度が速くなったコンピュータ。でもその計算結果が実は間違っているとしたら……。コンピュータの計算精度を上げる「精度保証付き数値計算法」という研究方法を解説します。
大阪大学 理学部 数学科 講師 菊池 和徳 先生
図形の本質に迫る学問偉大なトポロジスト(位相幾何学者)たち4次元のトポロジー
武蔵野大学 工学部 数理工学科 准教授 友枝 明保 先生
ローマ時代にはすでに馬車による渋滞が起こっていたと言われています。交通渋滞はなぜ起きるのでしょう。渋滞のメカニズムを数学的手法で解明する研究があります。渋滞がどんな場所で発生するかもわかってきました。
岩手大学 教育学部 数学教育科 准教授 本田 卓 先生
数学における解析学の中の関数解析は、最適化理論、ゲーム理論、確率論などのもとになる学問で、無限次元の空間を扱います。例として、一辺が1の正方形における対角線の長さについて考えてみましょう。
福岡大学 理学部 応用数学科 教授 佐野 友二 先生
地球が丸いことは宇宙という外側から見なくても数学の「曲率」を使えば証明できます。相対性理論は、微分幾何学の言葉を用いて記述されています。数学は空間の形を記述し、新たな空間の概念を創造するものなのです。
日本女子大学 理学部 数物科学科 准教授 藤田 玄 先生
平面の中に2本の直線を引くと位置関係は「交わる」「平行で交わらない」「ぴったり重なる」の3種類です。では4次元の空間ではどうでしょう? えっ、4次元ってあるの? 数学の楽しい世界をのぞいてみましょう。
筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 障害者支援研究部 講師 田中 仁 先生
虚数とは、数直線上には存在しない数のことで、実数と対になる数です。また、複素数とは実数と虚数を組み合わせた数です。数の概念を大きく広げ、高次の複雑な方程式も解く鍵となる複素数の魅力とは?
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 数理科学科 准教授 赤穂 まなぶ 先生
数学と物理には相関があり、実は同じことを扱っているというケースがあります。幾何学の理論が、物質はひも状のものから成り立っているという素粒子論の「超ひも理論」と同じことを指していることがわかったのです。
秋田大学 理工学部 数理・電気電子情報学科 数理科学コース 准教授 小林 真人 先生
数学で扱う形に「多様体」があります。「形」とは言いながら、全体を一度に見ることが不可能な複雑な形です。多様体は実生活で何に利用できるのか、また多様体の調べ方など、その魅力を幾何学の視点から探ります。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 数理科学科 教授 津村 博文 先生
「整数」の性質を研究する「整数論」には古い歴史がありますが、現代でも未解決の問題がたくさん残されています。1994年に360年を経て証明された「フェルマー予想」を例に、整数論の醍醐味に迫ります。
愛媛大学 理学部 理学科 数学・数理情報コース 准教授 山﨑 義徳 先生
「バーゼル問題」とはリーマンが生み出した「ゼータ関数」リーマンが残した大きな謎
専修大学 ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科 教授 飯田 周作 先生
「フィジカルコンピューティング」とは、簡単にいえば現実の物理世界とコンピュータを結びつけることで、自律的に働く「モノ」を創造することです。従来のプログラミング+αのアイデアや独創性が求められます。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 数理科学科 准教授 石谷 謙介 先生
所有する大量の株を一気に売りに出したときの市場への影響を「マーケットインパクト」と呼びます。数学的なモデルを作ってこれを検証する「マーケットインパクトを考慮した最適執行戦略の研究」を解説します。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 数理科学科 教授 横田 佳之 先生
日本独特の文化として、世界中で知られている「折り紙」。その幾何学的な性質から、数学の研究対象にもなっています。どんな楽しみ方や考え方があるのか、幾何学の視点から、折り紙の世界をのぞいてみましょう。