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名古屋大学 医学部 医学科 教授 髙橋 雅英 先生
DNAは本来非常に重要な役割を果たす遺伝子です。しかし、DNAに塩基配列として保持された遺伝情報は、わずか1個に間違いが生じるだけで、がん発症につながります。分子病理学の最新の研究成果を紹介します。
徳島大学 薬学部 教授 南川 典昭 先生
日本の医薬品は約2万品目といわれ、そのほとんどはタンパク質を標的にして効果を発揮します。近年注目の、DNAやRNAを標的とした新たな医薬品「核酸医薬」の仕組みや可能性について解説します。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 生命科学科 准教授 髙橋 文 先生
20世紀初頭から、多くの遺伝の研究に使われてきた「キイロショウジョウバエ」。なぜこのハエが使われるのでしょう? また、遺伝子組換えの研究は、どのような手順で行われるのでしょう? そんな疑問に答えます。
岩手医科大学 薬学部 薬物代謝動態学講座 教授 小澤 正吾 先生
口から飲んだ薬は、体の中でどのように分解されていくのでしょう? がん細胞が、薬を破壊してしまうケースもあります。どの程度壊され、どの程度残って体の中を回っていくかを考えて、薬をつくる必要があります。
宮城大学 食産業学群 食資源開発学類 教授 須田 義人 先生
仙台牛や松阪牛などは日本が誇る霜降りのブランド牛肉です。年月をかけ遺伝能力の高い牛同士の掛け合わせを繰り返して誕生しました。効率よく、人が望む肉牛をつくるための遺伝子に関する最先端の研究を紹介します。
麻布大学 獣医学部 獣医学科 教授 村上 賢 先生
「DNA鑑定」といえば犯罪捜査というイメージですが、動物の雄雌の判定をして繁殖に役立てたり、DNAの違いを比べることで動物の起源をたどることにも利用されています。動物のDNA鑑定の世界を紹介します。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 化学科 教授 廣田 耕志 先生
人間の約30億文字分の遺伝子で、身体設計図として意味を持つのは2%。しかし最近の研究では、それ以外のDNAにも、何らかの役割があるのではと推測されています。未知の領域が残る、遺伝子の研究に迫ります。
南山大学 総合政策学部 准教授 成田 靖子 先生
クローン人間を作る。倫理的には議論が必要だけれど、技術的にはすでに可能。未来の医療と思われていた遺伝子治療も、すでに実用化されています。飛躍的に進歩している遺伝子操作技術の現状を紹介します。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 理学部 生命科学科 教授 加藤 潤一 先生
生命科学の世界で、分子レベルで最も理解が進んでいる生物は「大腸菌」です。遺伝子レベルではまだわからないことばかりですが、生きるための仕組みを明らかにするための大腸菌遺伝子研究を解説します。
東北大学 農学部 生物生産科学科 海洋生物科学コース 教授 池田 実 先生
同じようで違う生き物PCR分析遺伝的多様性と生物の保全
東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 教授 太田 邦史 先生
生命の基本的な設計図「DNA」。99.9%同じで、残りの0.1%の違いが個人差を生み出しています。DNAの配列情報「ヒトゲノム」の研究は、薬の効き方の個人差などの解明につながることが期待されています。
東京大学 大学院理学系研究科附属植物園 教授 邑田 仁 先生
地球上のすべての植物を見つけ、名付け、特徴をとらえ、花の色や葉の数や遺伝子で、系統立て分類する、それが「植物分類学」。200年以上の歴史を持ちながら、まだまだ終わりの見えない学問の「今」に迫ります!
山口大学 国際総合科学部 准教授 杉井 学 先生
「情報生物学」って聞いたことありますか? コンピュータを活用して遺伝子情報などを解析する学問です。未知の生命現象の解明や合成生物のシミュレーションなど、大きな可能性を秘めた情報生物学の魅力に迫ります。
大腸菌のゲノムには自分にとって毒になる遺伝子があります。これは、どんな時に作用するのでしょう。高等生物にみられる機能が、なんと大腸菌などのバクテリアにもあることが明らかになってきたのです。
九州工業大学 情報工学部 生命化学情報工学科 教授 山崎 敏正 先生
生物の遺伝子配列データ解析の研究は取り扱うデータが膨大です。スーパーコンピュータを使っても何ヵ月もかかる場合もあります。今なお明らかでない人間の遺伝子の不思議。そんな世界をのぞいてみませんか?