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静岡大学 工学部 電子物質科学科 教授 猪川 洋 先生
フォトン(光の粒)1個をとらえられる単一フォトン検出器が、医療や物理分野を前進させています。細胞内の分子の動きから宇宙観測に利用される素粒子の検出まで、今まで見えなかったものが見えるようになりました。
岡山大学 理学部 化学科 准教授 松本 正和 先生
私たちの生活に欠かせない水ですが、実は化学物質として見るとかなり特異なものです。水分子自体は単純ですが、集合して初めてさまざまな変わった性質が出てくるという水のユニークな特徴について解説します。
愛知学院大学 薬学部 医療薬学科 講師 小川 法子 先生
同じ薬を飲んでも、よく効く人、あまり効かない人がいるのはなぜでしょうか? それは成分の吸収率に個人差があるから。また薬の形状によっても効果は変化するのです。薬の不思議と今後の課題について解説します。
名古屋大学 理学部 物理学科 教授 宮崎 州正 先生
物質の状態は固体、液体、気体に分類されると習いますが、実はそれに当てはまらない物質もあるのです。マヨネーズや豆腐は液体か個体? ガラスは? 固体か液体か判別しにくい「ソフトマター」の不思議に迫ります。
東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系 准教授 福島 孝治 先生
「マクロな世界」は、「ミクロな世界」の集積。「マクロな世界」で起こっている物理現象は「ミクロな世界」から解明できるはずです。統計と確率的な考え方を使う「統計力学」という学問の世界をのぞいてみませんか?
九州大学 工学部 物質科学工学科 教授 金子 賢治 先生
地球上の物質は、周期表の118種類の元素からできています。元素の組み合わせと加工で目的とする物質を作り出そうとする時、重要なのが「材料分析」です。X線回折と電子顕微鏡を使った材料分析の世界とは?
九州工業大学 情報工学部 物理情報工学科 教授 安永 卓生 先生
栄養としてではなく、その働きこそが重要。タンパク質のとらえ方が変わってきています。筋肉を動かすのも、モノを考えるのもタンパク質の働き。生物を新しい視点から研究する分子生物学を紹介します。
城西大学 薬学部 薬科学科 教授 徳留 嘉寛 先生
ハリと透明感のある肌はあこがれですよね。肌を美しく保つには顔の皮膚の構造や特徴を知ることが大切です。ところで「化粧品」と「医薬部外品」の違いや両方とも全成分表示が義務付けられているって知ってましたか?
電気通信大学 情報理工学域 I類(情報系) コンピュータサイエンスプログラム 教授 成見 哲 先生
人間の体はほぼタンパク質でできています。だからタンパク質の分子レベルの動きを調べれば、体への影響がわかります。分子の複雑な動きの分析が解き明かしてくれる、未来医療の可能性を紹介します。
成蹊大学 理工学部 物質生命理工学科 講師 門内 隆明 先生
原子や分子が比較的多数、例えば数十個から数十万個集まったときの物理法則に関しては、まだ未解明のことが多いのです。ミクロとマクロの中間領域を把握すると、どんな可能性が広がるのでしょうか。
東京都立大学(旧・首都大学東京) 都市環境学部 環境応用化学科 教授 高木 慎介 先生
太陽光で水と二酸化炭素を酸素と炭水化物に変える光合成は、循環型のエネルギーの理想的な形です。人工光合成が実現すればエネルギー問題は解決できるでしょう。人工光合成システム開発の鍵を握る、ある材料とは?
島根大学 総合理工学部 物質科学科 教授 西垣内 寛 先生
コーヒーやお茶に含まれるカフェイン。果たしてその色は何色なのでしょうか? 実験して調べてみましょう。コーヒーからカフェインを抽出する方法を、手順を追ってやさしく解説。有機化学の面白さに迫ります。
大阪大学 基礎工学部 化学応用科学科 合成化学コース 教授 直田 健 先生
液体に熱や添加物を加えることで固めるのは、料理の世界ではよく使われる調理法です。でも、なぜ固まるのかという化学的な仕組みについて知っている人は少ないでしょう。秘密の鍵は「分子」にありました。
九州工業大学 情報工学部 物理情報工学科 准教授 入佐 正幸 先生
人の筋肉はなぜ動くのか不思議に思ったことはありませんか? 筋肉が動くためには水の存在が不可欠です。生物の組織を分子レベルで考え、分子間の力学的な関係を解明するのが「生物物理学」です。
明治大学 理工学部 物理学科 教授 長島 和茂 先生
雪の結晶の美しさに心奪われたことはありませんか? 結晶ができるメカニズムを解明するのが「雪氷物理学」です。ところで、雪の結晶はなぜ六角形なのでしょうか? 魅力と謎多き「結晶の神秘」に迫ります。