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大阪大学 歯学部 口腔治療学教室 教授 村上 伸也 先生
歯周病などで、一度失われた歯ぐきや骨を自分の力で取り戻すことはできません。そこで、歯周組織を作る元となる細胞である幹細胞を活性化して幹細胞を増やし、歯周組織を再生させる薬研究の最前線を紹介します。
九州保健福祉大学 生命医科学部 生命医科学科 准教授 宮本 朋幸 先生
がんを根治するには、がん細胞の「ボスキャラ」とも言われる「がん幹細胞」を消滅させる必要があります。細胞をがん化させる遺伝子の1つを目印に、多くのがん細胞からがん幹細胞を見つけ出す研究を紹介します。
大阪大学 歯学部 歯科保存学教室 教授 林 美加子 先生
最新の歯学は「削る」「詰める」という虫歯治療から大きく進歩しています。穴になる前の初期虫歯を見つけて、歯を自ら元に戻す仕組みや、歯髄という神経組織内の幹細胞に注目した再生医療など最先端研究に迫ります。
弘前大学 農学生命科学部 生物学科 准教授 小林 一也 先生
「プラナリア」という生物を知っていますか? オス・メスの区別がなく、自らの体を切って再生する無性生殖をしますが、環境が悪化すると有性化して子孫を残すという生物です。プラナリアの不思議な生態に迫ります。
東京大学 教養学部 生物部会 助教 長田 洋輔 先生
筋肉の増強・修復の主役となって活躍するのが筋サテライト細胞。分化して筋肉になる細胞なのに、なぜなくなってしまわないのか。研究の結果、その理由が明らかになってきました。筋肉研究の最前線に迫ります。
東北大学 大学院医学系研究科 教授 大隅 典子 先生
脳内の細胞は1000億から1兆個もある。膨大な数の細胞はニューロンとグリア細胞に分けられます。またニューロンは成人でも増えていることがわかってきました。神経科学の最新の成果を紹介します。
東京都立大学(旧・首都大学東京) システムデザイン学部 機械システム工学科 教授 藤江 裕道 先生
バイオエンジニアリング(生体工学)、バイオメカニクス(生体力学)など、医学や生物学と工学を融合させた研究が盛んに行われています。再生医療の研究に取り入れられている、バイオメカニクスについて紹介します。
熊本大学 工学部 機械数理工学科 准教授 中島 雄太 先生
タブレットのような手のひらサイズの装置を使い、1~2滴の血液で健康診断やがん検診がスピーディーに行える時代が来るかもしれません。工学分野の技術と医学の融合によって可能となるさまざまな可能性を探ります。
崇城大学 生物生命学部 応用生命科学科 教授 松下 琢 先生
肝臓の機能を人工的に作ると、東京ドームより大きい工場が必要です。iPS細胞研究で、人工肝臓を作ることが可能になっています。酸素と栄養を送る装置とを組み合わせた「ハイブリッド型」の人工肝臓を紹介します。
岩手医科大学 薬学部 神経科学講座 教授 駒野 宏人 先生
人の記憶を消してしまうアルツハイマー病。今はまだ、病気の進行を遅らせる治療法しかありません。しかし、骨髄の中のある細胞に根本的な治療薬としての期待が寄せられています。研究の現状と今後の展望を述べます。
宇都宮大学 工学部 基盤工学科 物質環境化学コース 准教授 玉田 洋介 先生
生体内を観察する「バイオイメージング」すばる望遠鏡に使用される補償光学植物の幹細胞の仕組みを解明する