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講義No.09628

部活でも使える! プロが伝授する舞台の世界

「舞台芸術」にもさまざまある

 あなたは舞台芸術というと何を想像しますか? ミュージカル、演劇、コンサート、ライブ、歌舞伎、オペラ、バレエ、狂言、能……、これはすべて舞台芸術です。表現方法や演出方法が違いますが、この舞台芸術にはスタッフがいないと成立しません。また最近では2.5次元など新たなジャンルも創作され、ジャンルを超えたコラボ作品も登場しており、舞台スタッフとしては多くの舞台芸術を理解できる人材が求められています。

「舞台照明」とは

 舞台照明とは舞台芸術で使用する照明機材を設置(仕込)、調整(フォーカス)、調光(明かりづくり)、操作(オペレート)、原状復帰(バラシ)する仕事で、劇場の客席の照明(客電)も操作します。
 スタッフは公演の規模により数名~数十名で作業を行い、演出家や舞台監督、音響など他セクションと舞台芸術をつくり上げます。舞台スタッフの仕事に関してはコンピュータ化されていますが、最終的には人の感覚でオペレートされており、1秒でもタイミングが合わないと感動するシーンはできません。それには地道な稽古での確認作業、スタッフとのコミュニケーション、作品を理解する読解力などが必要です。最も重要なのは自分が体験した感動などをどれだけ多く持っているかです。
 人間が公演を行う限り、舞台芸術の分野は将来AIに代わることは不可能です。

舞台スタッフに求められるもの

 舞台芸術のジャンルは多く、どんどん新しい作品が誕生します。時には2.5次元と歌舞伎、ゲームとバレエなどコラボレーションでつくり上げる作品もあります。それには常に新しいことに興味を持ちながら伝統も理解することが重要であり、なにより柔軟性のある考え方が必要です。
 一番簡単に得られる方法は、多くの舞台芸術を体験して感動することです。そしてその感動を、会場の雰囲気、その瞬間の気持ちなどと共に記憶していくことです。それと同時に人に夢を語ることができる人物であることが必要です。その夢を現実にできる仕事が舞台スタッフなのです。

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この学問が向いているかも 舞台芸術学、音楽芸術学

昭和音楽大学
音楽学部 音楽芸術運営学科 舞台スタッフコース 講師
西海 幹樹 先生

メッセージ

 舞台芸術に触れたことがありますか? 舞台芸術(演劇・オペラ・バレエ・ミュージカルなど)は演者や演奏者、スタッフが共にクリエイターとして作品を創作し観客に感動を与えます。また常に新しいことに挑戦するので研究し続けることが必要です。そのためには多くの舞台芸術ジャンルを体験し、感動してください。人に感動を与えられる人は、自分がどれだけ感動した経験があるかです。普段の生活で夕焼けに感動したり、徹夜明けの朝日に感動したり、恋で感動したり……、そんな感動を限られた空間(舞台)で表現するのが仕事です。

先生の学問へのきっかけ

 高校時代、吹奏楽部でパーカッションを担当していました。舞台照明の道に進んだのは音楽に関わる仕事がしたいという思いと、出演者に寄り添いながら一緒に作品をつくっていくことに魅力を感じたからです。作品の世界観を照明技術でつくり上げることは非常に難しいですが、成功すると感動します。照明会社に就職して舞台やイベントで照明を担当する中で、多くの人材を育成することに興味を持ち教員となりました。照明は多くのスタッフと作品づくりをします。コミュニケーションが好きな人、クリエイティブなことが好きな人にぜひ志してほしいです。

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西海 幹樹 先生がいらっしゃる
昭和音楽大学に関心を持ったら

 本学は礼(礼儀)、節(節度)、技(技術・技能)を身につけ、高い品性とコミュニケーション能力をもった音楽家・音楽人を養成します。教育基本法及び学校教育法にしたがい、大学では広く知識を授けるとともに、音楽を中心としたさまざまな領域に関する技能、理論及び応用を深く教授研究し、もって広い視野と高い識見を持つ人材育成を行い、短期大学部では、音楽を中心とした専門の技能、理論を深く教授研究し、実践的能力を備えた教養豊かな人材の育成をもって、いずれも文化の向上と社会の福祉に寄与することを目的としています。

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