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講義No.09627

スマホ時代で変化する「広告戦略」とは

たくさんの人がスマホを利用する時代

 多くの人が、スマートフォンを持つようになり、スマホを使ったサービスもたくさん生まれてきました。音楽はCDではなくインターネットでダウンロードするようになり、商品はアプリを使ってネット通販で何でも買え、フリーマーケットアプリで売ることもできます。実際の店舗での買い物はスマホに表示されたQRコードなどによるキャッシュレス決済が急速に進んでいます。海外では、スマホさえあれば清算せず買い物ができる、レジの無いコンビニやスーパーもできています。

広告もテレビ向けからスマホ向けに変化

 スマホの普及にともない、広告の分野もテレビ重視から変化し、スマホを意識したネットCMが増えてきました。テレビ用の横型画面からスマホ用に縦型で制作される動画も見受けられるようになりました。日本のテレビCMは15秒が標準でしたが、大手動画サイトでは、5秒以上CMを視聴すればスキップできる仕組みになっているため、スマホでの視聴を意識した6秒以下の短いタイプがつくられるようになりました。またネットCMの内容も、タレントが自分に直接話しかけているように感じられるものや、1カ月程度の頻度で新しい話に替わるドラマ風のものなど、単純に製品やサービスの内容を伝えるのではなく、ストーリーや撮り方を工夫したものがつくられています。

テレビとネットの融合が成功のカギ

 ある清涼飲料水メーカーは、テレビで中高生がダンスをするCMを流し、それを真似したりアレンジしたりするダンス選手権を行いました。自分たちで撮影したダンスの動画をSNSなどにアップする動きもあり、クチコミによって話題になりました。こうした動きが直接商品の購買につながるかは検証する必要がありますが、商品の認知や中高生を応援しているメッセージを送るという意味では大きな役割を果たしたと言えるでしょう。
 今後はテレビCMを流すだけではなく、「CM→自社ホームページ→動画共有サイト→SNS(クチコミ)」といったような展開を仕掛けた広告戦略が求められます。

夢ナビライブ2019 東京会場

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マーケティングの大切な人4点

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講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも 経営学、社会学

立正大学
経営学部 経営学科 准教授
畠山 仁友 先生

メッセージ

 インターネットに情報があふれており、何でも簡単に調べられる時代ですが、大学に行く意義はあります。まず、正しい情報と間違った情報を見極める力がつきます。次に、大学にはいろいろな人がいるので、多様な見方ができるということに気づけるでしょう。さらに、体系的に学ぶことができるので、しっかりとした専門知識を習得できます。
 立正大学経営学部では知識の習得だけでなく、知識を使う実践の場としての産学連携もありますので、意欲のあるあなたは、ぜひ一緒に学んでいきましょう。

先生の学問へのきっかけ

 あなたは、好きなCMはありますか? 私は、CMなどの広告を中心に研究しています。「大学を卒業して早く働きたい」と考え、仕事に直結する商学部経営学科に進学しました。大学2年生のときに広告を専門に学ぶゼミに入り、広告に興味を持つようになりました。テレビっ子だった私にとって、CMは邪魔な存在でしたが、広告について学ぶうちに見方が変わって、面白いものに変化していきました。そんなCMなどの広告を含め、スマートフォンを使ったマーケティングを中心に、経営学やビジネスについて、研究を進めています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

銀行営業/銀行一般職/証券営業/アパレル販売/雑誌編集/小売販売/メーカー営業/マスコミ制作/広告営業

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畠山 仁友 先生がいらっしゃる
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 立正大学は、人間・社会・地球をトータルでケアできる人材を育成する8学部15学科を有し、多彩な学問分野において広く深く学ぶことができます。加えて充実したキャリア形成支援により、社会の多方面で活躍する優れた人材を輩出しています。本学は1872年(明治5年)東京・芝に開校の起点となる小教院を設立し、2019年で開校147年を迎えました。品川キャンパスは山手線2駅から徒歩5分の都市型キャンパス、熊谷キャンパスは東京ドーム約8個分の広大な自然環境型キャンパスをもつ、学生数1万人を超える総合大学です。

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