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講義No.09608

有名映画のセリフから学ぶ、楽しみながら続けられる英語学習

英語は生きた会話から覚えるのが一番

 「応用言語学」という学問があります。応用言語学にもいろいろな分野がありますが、英語教育に関するものでは、例えば、有名な映画の中で使われるセリフや言い回しを抽出して、それらの情報をもとに効果的に学習する方法が研究されています。
 従来は、英文法の解説を聞いて単語帳を使い、コツコツ英単語を覚える学習方法が一般的でしたが、この方法では多くの学生が英語に苦手意識を持ってしまうのも事実です。一方、映画のセリフには定番の表現やおしゃれな言い回しなどが数多く含まれています。それらを効果的に学び、より実践的な英語学習を実現していこうというものです。

有名映画のセリフから英語を学ぶ

 映画の中で使われている英単語を調べる特別なソフトを使用すれば、その作品内でどんな単語がどういった形で使われているのか、一覧で表示することができます。日本でもヒットした映画の『アリス・イン・ワンダーランド』は100分ほどの長さですが、およそ6800の単語が使用されています。その中で「Go」という単語は、「We Should Go(行くべきだ)」、「Go Away(立ち去る)」、「Go Back(帰る)」などの形で17回使用されています。この方法により、会話で頻繁に使用される言葉がわかってきます。ほかにも、アメリカのトランプ大統領とオバマ元大統領のスピーチでの言葉の使用頻度を分析すれば、2人の政治的な関心がどこにあるのかが浮き彫りになってきます。

常に新しい学習方法が研究されている応用言語学

 映画には登場人物たちのさまざまな会話が出てくるので、そこで使用されている言葉を覚えていくだけで生きた会話を効率的に学ぶことができます。応用言語学は研究の進んでいる分野で、これからも新しい学習方法が生まれてくるでしょう。学習することを楽しみながら続けられる勉強法を開発するべく、研究者たちが日々、英語の学習法の研究に取り組んでいます。

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この学問が向いているかも 応用言語学

聖徳大学
文学部 文学科 准教授
長橋 雅俊 先生

メッセージ

 英語に限らず、たくさんのジャンルの本を読みましょう。1カ月に2~3冊読めれば理想ですが、それが無理なら1冊だけでも構いません。そうやって多くの本を読んでいくと、海外作家が書いた本や、外国人の考え方を翻訳した本に出会うこともあるでしょう。その中で気になる内容に出会ったら、ぜひ深く調べてください。
 また、英語の教科書にはたくさんのおもしろい話が引用されていますので、そういった点にも目を向けてほしいです。読んだもの、出会ったものを大切にしてください。

先生の学問へのきっかけ

 両親が教員だったこともあり、高校生の頃は進路のひとつとして教員になることを考えていました。「英語がマスターできれば仕事に困ることはない」と考え、教職課程を修了し、無事に英語の教師として地元の高校に採用されました。そこで英語が不得意な多くの生徒に出会い、従来の英語学習方法に疑問を持ちます。教科書の内容にこだわらず、英語が苦手でも楽しく効率的に学べる方法はないだろうか? そんな思いで、理想の英語教育を実現するために一念発起して大学院に進学しました。そして映画を教材に使う画期的な英語教育を開発します。

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長橋 雅俊 先生がいらっしゃる
聖徳大学に関心を持ったら

 伝統ある「保育の聖徳(R)」で心優しい保育者に。聖徳大学は幼稚園教員・保育士採用数全国1位(2018年大学通信調べ)。
 大学は児童、心理、福祉、文学、栄養、看護、音楽を、短期大学部は保育、総合文化という幅広い分野の学びが揃っています。2019年のオープンキャンパスは、4/28(日)、5/26(日)、6/9(日)、6/23(日)、7/7(日)、7/28(日)、8/11(日・祝)、8/24(土)、8/25(日)。詳細は決まり次第、随時ホームページで公開いたします。キャンパス見学は毎日受付中!

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