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講義No.09219

たくさんの人やお金が複雑に動く、面白いスポーツマーケティングの世界

マーケティングとは何か

 マーケティングは、人や企業が商品やサービスを企画・製造・販売し、消費者が望ましい反応をすれば、成立します。例えば、自動車会社が新車を売り出し、消費者が気に入って購入に至れば、成功と言えます。商品やサービスを提供するマーケターは、消費者のニーズや欲求に合ったものを提供する必要があります。自動車会社であれば、かっこいいデザイン、燃費のよさ、搭載性など、消費者が買いたいと思う車を開発し、商品化するわけです。これが一般的な企業のマーケティングです。

選手やチームを商品として考える

 スポーツのマーケティングは若干複雑です。野球やサッカーのようなプロスポーツの場合、試合やチームなどが「商品」になります。試合のチケット、ユニフォームやタオルなどの関連グッズの売り上げのほか、テレビ局などからの放映権料が大きな収入になります。さらに、スポーツ庁や日本スポーツ振興センターなどから、公的なお金も入ってきます。スポーツは、学校教育や病院などと同様に、社会的な意義が高く、地域への経済効果や、身体を動かして健康になるなど、社会的利益への共通のコンセンサス(合意)があるからです。

過熱するスポーツビジネスの世界

 スポーツの世界では、選手と観客だけでなく、スポーツを通じてマーケティングする人や企業もあります。例えば、アスリートと契約した食品会社などです。オリンピックも、1984年ロサンゼルスオリンピックを機に商業化が著しくなりましたが、こうしたスポンサー企業もスポーツマーケターとして考える必要があります。
 最近では、コンピュータやビデオゲームで行われる競技「eスポーツ」や地元グルメやスイーツを食べながら走る「ファンラン(fun running)」など、今まではなかったものやスポーツとされてこなかったものがスポーツになり、ビジネスとして動いています。このように、多くの人やお金が関わるスポーツマーケティングは、社会構造の変化など、大きな視点からも見ていく必要があるのです。

夢ナビライブ2018 東京会場

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スポーツマーケティングの仕組みとは?

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スポーツに対する見方や考え方の違い

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メガスポーツイベントでのマーケティング

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講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも 経営学、マーケティング論

埼玉学園大学
経済経営学部 経済経営学科 教授
薄井 和夫 先生

メッセージ

 高校時代の勉強は、あらかじめ答えが決まっていることを学ぶことがほとんどだと思います。しかし大学の勉強では、答えがわかっていない場合や、複数あるように見える場合もあります。
 将来社会に出れば、毎日、予知できないことについて道を選択しながら歩んでいくわけですが、なるべく成功する道を選択するには、それなりの勉強が必要です。そして特に、答えの見えない問題について、みんなで考えるという大学時代の勉強が非常に役に立ちます。クリエイティブで面白い大学での学びをあなたも一緒に実践してみませんか。

先生の学問へのきっかけ

 私はマーケティングを専門に研究しています。実家が商売をしていたことから商学部に進学しました。学ぶうちに、大学4年間だけでなく、もっとマーケティングの研究を続けたいという思いが強くなっていきました。どちらかといえば国内派でしたが、アメリカやヨーロッパなどとの比較を行うため、得意ではなかった英語での学会報告にも挑戦し、海外でも研究を続けてきました。マーケティングの中でも、例えばスポーツマーケティングを学ぶことで、マーケティングの基礎や、世の中の動き、ビジネスの仕組みも学ぶことができると考えています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

スポーツ用品メーカー/フィットネスクラブ職員/スポーツ・健康関連企業

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薄井 和夫 先生がいらっしゃる
埼玉学園大学に関心を持ったら

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