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講義No.09160

新しい製品やサービスを考え、ビジネスを立ち上げるには

新しいビジネスをデザインする

 経営の世界では、時代に合わせて、新しい製品やサービスを生み、形にしていく、ビジネスデザインが求められています。ベンチャー企業を立ち上げるのもそうですし、既存の企業が新しい事業を開拓していくのもその一つです。
 ただ、新しく何かを始めるというのは大変で、アイデアだけでなく、勇気や根気、人的ネットワークなども必要です。苦労してアイデアを考えても、実際に製品やサービスとして売るのは難しく、また売るものができても、他社との激しい競争が待っています。特にベンチャー企業では起業したての頃が大変で、その大変な時期は「死の谷」や「ダーウィンの海」と呼ばれています。とはいえ、21世紀以降も、今までになかった革新的なサービスを展開する会社は数々生まれており、あなたが社会を変えるチャンスはたくさんあるのです。

新規事業を始める大企業や老舗

 株式市場に上場している大企業や100年を超えるような伝統を持つ会社が新しいビジネスを始めることもあります。富士フイルムは、長年写真用フィルムを作っていましたが、今までの技術を活用し、レントゲンなどの医療用フィルムを作り、さらにデジカメ、医療機器、化粧品なども手掛けるようになりました。
 大企業や老舗の会社の中には、これまでの成功体験などに埋没してついつい既存の事業に依存し、時代の波に乗れず危機に直面してしまうケースも少なくありません。しかし、変化の激しい現代においては、たとえ大企業でも現状に満足せず、新しいビジネスをデザインすることが求められているのです。

倫理的な想像力も重要

 ビジネスのデザインには、倫理的な想像力も重要です。よいと思って作ったサービスなのに、思いがけず消費者を苦しめてしまうケースもあるからです。例えば、コミュニケーションアプリによくある既読確認機能は、相手への配慮からすぐに返信しなければという強迫感を生んでしまう恐れがあります。企業はこうした面にも気を配る必要があるのです。

夢ナビライブ2019 東京会場

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ビジネスのデザインが今、求められている

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人と社会を変えるデザイン

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デザインに必要なもの

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講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも 経営学

専修大学
経営学部 ビジネスデザイン学科 教授
間嶋 崇 先生

先生の著書
メッセージ

 今、企業をはじめ、さまざまな組織で、経営学の視点から目の前の出来事を理解し、問題を解決していく力が求められています。経営学は企業が利益を上げるためにどうすればいいかを考える学問でもありますが、社会が抱える問題を組織的に解決するための知識の体系でもあります。
 なんとなく社会が疲弊しているような今、みんなの幸せに貢献できるような製品やサービス、あるいは大きな仕組みを作っていく必要があります。あなたも一緒にこうしたビジネスデザインを学び、社会に貢献する力を養っていきませんか。

先生の学問へのきっかけ

 大学では経済学を勉強したいと思っていましたが、内申点の関係で難しいことがわかり、第2希望の経営学部に進学しました。第2希望ではありましたが、勉強を始めていくと経営学の面白さに気づきました。どうすれば会社の経営はうまくいくのかといったことや、会社内の組織文化や職場の倫理にも興味を持ち、大学院にも進学して研究を深めていきました。経営というとお金もうけというイメージがありますが、それだけではありません。ビジネスをデザインするという、起業や社会のデザインにも関係する経営学の大きなテーマを研究しています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

食品メーカー営業/オフィス家具メーカー営業/ブライダルマーケティング/旅行会社法人営業/ITシステムエンジニア/銀行営業/接着剤・化成品メーカー法人営業/人材サービス営業/ベビーケア・ヘルスケアメーカー営業

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間嶋 崇 先生がいらっしゃる
専修大学に関心を持ったら

 専修大学は、1880年(明治13年)に経済科と法律科からなる専修学校として創立されました。「経済科」は日本初の、また「法律科」は私学で初の高等教育機関でした。2019年に創立140年を迎える、日本でも屈指の伝統を持つ大学です。社会科学、人文科学、総合科学、の3系統、8学部20学科からなる社会人文系総合大学として、「自ら問題を見つけ主体的に解決する知力」と「人間力」、「倫理観」を持った人材を育成しています。まずはオープンキャンパスの大学紹介や模擬授業に参加して、大学の雰囲気を体感してみてください。

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