夢ナビ夢ナビは、さまざまな言葉をデータベースから検索・閲覧し、将来の進路を決める“きっかけ”を提供します。

講義No.04940

君はなぜ大学に行くのか?

「皆が行くから」という理由で大学へ進むのは危険

 あなたは、なぜ大学に行こうとしているのでしょうか? また、高校と大学の違いについて、考えたことがありますか? 改めて尋ねてみると、「皆が行くから」「なんとなく」など、明確に目的を答えられない高校生も大勢いるのです。大学での勉強を、高校で行う学習や受験勉強の延長のように考えている人も多くいます。大学は、研究機関であり、学問を行う場所なので、自分をきちんとコントロールしていかなくてはなりません。「とにかく大学に入ればいい」と思っていると、せっかく勉強して大学に入学しても、目的を見失ってしまうおそれがあります。

国内にとどまらず、世界規模で将来を考えてみよう

 日本は、今大変な状況にあります。2007年をピークに、人口が減り始め、おそらくあなたが退職する頃までには、約3000万人が減少して一億人を切っているでしょう。地球規模で見ても、そんな国はありません。そうなった時に、どう生きていかなくてはならないか、一度きちんと考えてみてほしいのです。最近では、大学生に将来就きたい職業を聞くと、多くが公務員と答えるようですが、人口がこんなに減ってしまっては、公務員の枠も減り、給料も多くは出なくなります。これからは、国内の小さな規模でなく、世界に出て行こうという気持ちが必要になってくる可能性があります。

21世紀を考えるキーワードは?

 21世紀をどんなキーワードで考えていかなくてはならないでしょうか。世界に目を向けると、「食糧」「エネルギー」が大きな課題になり、日本では「少子高齢化」ということになります。時代の変化は思っている以上に劇的なので、いろいろなことを勉強し、さまざまな人と会って、視野を広げて将来について考えていく必要があります。自分の能力を使って、世の中に貢献していく仕事に就く、大学は、その準備のための場所でもあるのです。

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高校生が直面している日本の未来

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これから必要な学びと受験勉強

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大学入学がゴールではない!

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この学問が向いているかも キャリアデザイン学

山形大学
エンロールメント・マネジメント部  教授
門馬 甲兒 先生

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メッセージ

 私自身、大学入試は2勝12敗、就職試験は1勝18敗で、トータルで3勝30敗でした。あなたに言いたいのは、挫折を恐れないでほしいということです。いろいろなことに果敢にチャレンジしてほしいと思います。人生どこかで必ず失敗します。失敗してもいいじゃないですか。目標に向かって精一杯やりきって、自分の目標を実現してください。そのための援助はいくらでもしたいと思っています。受験勉強は、人間性も含めて鍛えていける機会です。一生懸命勉強して、大学で一緒に学びましょう!

先生の学問へのきっかけ

 元は高校の政治経済の教師で、進路指導担当として「大学へ行くように!」と生徒の背中を押していました。しかし、高校と大学との橋渡しをする人材が必要だと考え、大学で工学部の入試広報や戦略を考えています。大学で仕事をすると、高校の時には気づかずに進路指導をしていた面もたくさんあることに気づかされます。高校と大学の両方で勤務した経験のある研究者はまだ多くありません。これからの日本の大学や大学入試がどう変化するのか、受験生は何を基準に大学を選んでいるのか、そんなことを考えて研究を続けています。

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門馬 甲兒 先生がいらっしゃる
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 山形大学は、東日本有数の総合大学であり、4つのキャンパスはネットワークで融合されています。社会のリーダーにふさわしい基本能力と幅広い教養を身につけるため、教養教育に力を入れています。大学運営の基本方針として、一つは、何よりも学生を大切にして、学生が主役となる大学創りをするということ、そしてもう一つは、教育、特に教養教育を充実させるという2点を掲げています。

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