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講義No.11380

これからのマーケティングに欠かせない「ソーシャルメディア」の分析

マーケティングにSNSを取り入れる

 ある商品やサービスに対して、消費者がどのような行動を起こすのかを分析し、より良い成果を上げるための方法を考えることを、「マーケティング」と呼びます。従来のマーケティングでは、会計時のレジの情報や、Webサイトのアクセス解析、消費者へのアンケートなどによって得られたデータを基に戦略を検討していました。最近は、TwitterやInstagramなどのSNSから取得したデータにも注目が集まっています。

SNSの分析で何がわかるのか

 SNSを分析する際に利用可能なデータには、利用者が投稿したテキストや写真、動画などのコンテンツと、投稿者同士のつながりについてのデータなどがあります。こうしたデータを個人情報保護のルールに抵触しない範囲で収集し、各企業が所有しているマーケティングデータとあわせて、課題の抽出や戦略の選択に生かすという方法が注目されています。
 例えば、あるアパレルブランドに関心を持っていて、そのブランドのアカウントをフォローしているユーザーの傾向を分析していくと、ある人はブランドストーリーに強い魅力を感じているけれど、別の人は新商品の情報やセールの情報に興味を持っていて、また別の人はそのブランドが起用しているタレント個人に興味を持っている、といったことがわかってきます。そうした個々の傾向に応じて適切な施策を打っていくと、より良い成果が期待できます。

マイクロインフルエンサーの影響力

 SNS上では、膨大な数のフォロワーを持つ著名人やタレントはかなりの影響力を持っています。ただしマーケティングにおいては、フォロワー数は1万人程度でも、同好のユーザーと距離が近く、その分野で大きな影響力を持っている「マイクロインフルエンサー」と呼ばれる人々が注目されています。マイクロインフルエンサーとの関係を良好に保ち、適切な形で施策の参考にしていくことも、これからの時代に即したマーケティングの形なのかもしれません。


この学問が向いているかも 商学、マーケティング・サイエンス

東海大学
情報通信学部 情報通信学科 助教
大竹 恒平 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 私の研究分野は、マーケティング・サイエンスです。客観的な理論とデータに基づき、マーケティングに関わるさまざまな意思決定を支援する分野です。私の研究室では、機械学習や統計解析、数理モデリングなどを用いた研究に取り組んでいます。
 この学問分野には実学的な側面もあり、企業や自治体とのコラボレーションによる共同研究も盛んに実施しています。あなたがデータ・サイエンティストやマーケターという職業に興味があれば、ぜひ一緒に研究しましょう。

先生の学問へのきっかけ

 ソーシャルメディアに初めて接したのは高校生の頃でした。その時は一人のユーザーとして利用していたのですが、ある情報が広がっていく様子や、コミュニティが形成されていく様子を体験し、顔も知らない人たち同士がどんな風にしてつながっていくんだろう、と、ソーシャルメディアならではの特性に興味を持つようになりました。その後、マーケティング・サイエンスに携わるようになってからは、ソーシャルメディアの情報を取り入れていく手法などについて研究しています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

データ・サイエンティスト/マーケター/システムエンジニア/コンサルティング

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大竹 恒平 先生がいらっしゃる
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 東海大学は、全国のキャンパス(湘南・代々木・高輪・清水・伊勢原・熊本・阿蘇・札幌)に19学部75学科・専攻・課程を擁する総合大学です。「文理融合」の教育理念のもと、副専攻制度として、主専攻はもちろん主専攻以外の興味のある分野についても自由に学べるカリキュラムを用意しております。
 文系・理系の枠にとらわれない教育によって、柔軟な思考力とバランスのとれた総合力を身につけます。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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