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講義No.11010

英語学習を効果的に進める方法って?

英語を話したいなら、まずは3000語をマスター

 英語学習を始める際、「まずは単語から覚えよう」という人も多いかもしれません。では英語を自由に話したり読んだりするには、どのくらいの単語数を覚えればいいのでしょうか?
 外国語学習者であれば、まず3000語をめざす必要があります。3000語には日常生活でよく使われる単語の多くが含まれています。次の目標は7000語です。このレベルになると、辞書なしで英字新聞やペーパーバックを読めるようになります。さらにネイティブスピーカーレベルなら17000語をマスターする必要があります。

「コーパス」で利用頻度の高い単語を絞り込む

 では最初の3000語は、どんな単語から覚えるのがいいのでしょうか? それには「コーパス」が参考になります。コーパスとは、さまざまなジャンルの言葉を大量に集めたデータベースのことをいいます。コーパスの中でもイギリスで使われている英単語を1億語集めた「British National Corpus」をコンピュータで分析し、どの単語が何回使われているかを調べた語彙リストを利用します。語彙リストの順位の高いものほどたくさん使われる単語なので、頻度の高い単語から優先的に覚えていけばいいのです。上位3000語を知っていれば、使われている英語の約80%をカバーできるといわれます。

効果的に学べる例文とは?

 さらに単語を使った例文を学ぶ場合は、コーパスを利用してどの単語とどの単語が一緒に使われることが多いかを知るといいでしょう。例えば「have」という単語と一緒によく使われる単語の上位は「time」「effect」「idea」「chance」「problem」などです。意外かもしれませんが、教科書によく載っているような「pen」や「apple」といった具体的なものではなく、抽象的なものと一緒に使われることの方が多いのです。こうした単語がリアルに使われている形の例文の方が、効果的に学べるというわけです。


この学問が向いているかも 外国語学、英語教育学

弘前大学
教育学部 英語教育講座 准教授
佐藤 剛 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 あなたが子どもに英語を教える仕事をめざしているなら、やってほしいことが2つあります。
 1つは、本気で勉強に取り組むことです。子どもは本気で学んできた先生かどうかを、なんとなく見抜いてしまいます。また自分が一生懸命になった経験を通して、どんな教育法が効果的かも見えてくるからです。もう1つは実際に英会話ができるようになることです。子どもたちは、ネイティブスピーカーと英語でやりとりしている先生の姿を見て「かっこいいな、自分もあんなふうに話したい!」と思ってくれるでしょう。

先生の学問へのきっかけ

 私は大学で教員の育成と英語の語彙学習に関する研究を行っています。大学に勤める前は、10年間中学校の教師をしていました。教師をめざしたのは、中学生時代とにかく学校が大好きで、ずっと中学校にいるために教師になりたいと思ったからです。さらに大学で留学を経験したり、科学的に英語を分析したりしてからは、英語のおもしろさにどっぷりはまりました。目標どおり中学校の教師になってからも充実した日々でしたが、英語の魅力を伝える次世代の教師を育成したいとの思いから、現在の職に就きました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

教諭(小中学校)

研究室
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佐藤 剛 先生がいらっしゃる
弘前大学に関心を持ったら

 国公私立大 合同進学オンラインイベント「夢ナビライブ2021Web in Autumn」に、佐藤 剛 先生が参加! 先生の講義ライブ動画を10月31日(日)までオンデマンド配信するほか、Zoomで先生に直接質問ができる「講義ライブ質問対応・研究室訪問」を10月3日(日)に実施。夢ナビライブは、600名以上の大学教授や200近い大学がさまざまなプログラムを実施する大型オンラインイベントなので、まずは「夢ナビライブ」で検索してください。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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