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講義No.10774

初心者も理解できるプログラミング学習ツールの開発

プログラミングが高校の必履修に

 高校の情報科では、2022年度からプログラミングを必ず学ぶことになりました。将来プログラマにならなくても、今の情報社会では情報システムの発注側になる可能性は高いです。コンピュータがどう動くかが分かれば、よりよいシステム構築が可能になります。そのため、プログラミングを経験することが社会的に必要になってきたのです。ただ、これまで使われてきたプロ用のツールでは難易度が高いため、使いやすい教育ツールの開発が求められています。

プログラミングをわかりやすく理解するために

 プログラムを作るためには、アルゴリズムといわれるコンピュータを動かすための考え方を知ることと、具体的にプログラムをどのように書くかを学ぶことが必要です。アルゴリズムはコンピュータを使わなくても学ぶことができます。データを探す「探索」を例にとると、「裏返されたカードから目的のカードを探す」ことに置き換え、手順を考えることによって身近な問題として理解することができます。次に、アルゴリズムをコンピュータがわかる言語で書いていきます。しかし、一般のプログラミング言語では英語表記であったり、構造の組み立てがうまくいかないことが多くあります。そこで、表記を日本語にしたり、条件分岐や繰り返しなどの構造をあらかじめブロックにして、それを選択して並べるだけでプロクラムを作ることができるツールが開発されています。

作る側と使う側が共通の認識をもつ

 実際のシステム開発はもっと複雑ですが、このようなツールでプログラミングを行えば基本は十分に理解できます。この分野を学ぶ際にまず大切なのは、プログラミングへの苦手意識をなくすことです。また、コンピュータには特性があって、やりたいことが何でもできるわけではないことも知っておかなければいけません。不具合なく効率的なシステムを開発するには、作る側と使う側に共通の認識が必要です。その認識が生まれることで、デジタルを活用した便利で生産的な社会が実現するのです。

参考資料
1:初学者用プログラミング環境wPEN
2:カードを使った探索

この学問が向いているかも 情報科学

大阪学院大学
情報学部 情報学科 教授
西田 知博 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 コンピュータ業界の裾野は広く、ゲーム開発だけを見ても、ソフトウェアのロジックを考える役割もあれば、シナリオやグラフィックを考える役割もあります。もちろん、ソフトはゲームだけではありませんし、ソフトだけでなくハードウェアもあります。また、開発だけでなく販売などに携わる道もあります。
 その中でこれをしたいという明確なイメージがあると将来に向けての学びが楽しくなると思います。コンピュータの世界はますます発展して、社会で重要な役割を担っていきます。ぜひ、夢を持ってコンピュータの世界に飛び込んでください。

先生の学問へのきっかけ

 私が子どもの頃はパソコンの創成期でした。当時のパソコンは自分でプログラムを作らなければやりたいことはできません。そこで、本を見ながらプログラムを作っていました。それが楽しくて、大学は情報系を選びました。当時、徐々にパソコンは普及していましたが、難しいものというイメージも強くありました。そこで、コンピュータを簡単に使ってもらうにはどうすればいいかと考えるようになりました。今でもスマートフォンは使えるがパソコンは苦手という人は多いので、学習ツールを作ることで、苦手を克服してもらえるよう努めています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

システムエンジニア/プログラマ/ゲームエンジニア/教員(中高)

大学アイコン
西田 知博 先生がいらっしゃる
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