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講義No.10539

プログラミングを通して論理的思考力を鍛える

プログラミングの構造

 プログラミングとは、コンピュータにさせたい動作の指示を一つひとつ書き出していくことです。まずプログラムは、正確に指示しないと、思ったように動いてくれません。人間が相手なら指示があまり正確でなくても推察して動いてくれますが、機械はそうはいきません。
 例えばペッパーなどのロボットにあいさつをさせるとします。その場合、スタートから始めて、何をしゃべるか、声の高さはどうか、しゃべるスピードはどうかなどを指定していきます。プログラミングの言語にはC言語やJavaなどがありますが、基礎となる構造は同じです。

プログラミングとは計画を立てること

 プログラミングを学ぶことで、物事を順序立てて考えたり、計画を立てたりすることができるようになります。例えば仕事でも、プロジェクトがあれば、予定を立てて、目標を達成するために何をどうしたらいいのか、不測の事態が起きた場合はどうするのか、仕事が遅れた場合にはどうすればいいかなどを考えるという発想につながります。
 まったく何の事故もなくうまくいくことはまれで、大抵、何かでつまずくことがあります。そこで何をするか、どうにか前に進める方法はないのか、一連の流れのなかで考えることも、プログラミングを通して学ぶことができます。

情報科学を学ぶうえで大切なこと

 また、現代はTwitterなどのSNSが普及して、情報があふれています。プログラミングを含む情報科学はそのような情報環境に飲み込まれないようにし、どの情報が正しいのか精査する、読み解く力を養う学問でもあります。Twitterひとつ取っても、「このツイートをした場合、どういう反応が来るか」「このツイートによって自分の将来にどのような影響が出るか」という発想ができなければなりません。そのようなことを予測することも、プログラミングを通して身につけることのできる発想のひとつです。


この学問が向いているかも 情報科学、教育工学

江戸川大学
メディアコミュニケーション学部 情報文化学科 講師
小原 裕二 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 高校生のあなたには、何事にも思いきってチャレンジしてほしいと思います。「やってみたいけど、どうしよう」と悩んでいるのなら、チャレンジするべきです。やらないで後悔するより、やって失敗するほうがいいと思います。
 「あのときやっていればよかった」といつまでも引きずるよりは、やってみて失敗したほうがまだいいし、成功する場合もあります。たとえ失敗しても、プラス思考で考えれば得られるものもあるはずです。どんなことでも躊躇(ちゅうちょ)しないで、まずは挑戦してみてください。

先生の学問へのきっかけ

 もともとは、生化学分野で研究をしていました。微生物を素材に、放射線を利用してタンパク質の結晶の構造がどうなっているかを調べる研究をしていました。その縁で、放射線計測機のメーカーで働くことになりました。東日本大震災の直後だったので、食品中に含まれる放射線を計測する装置の製作に、システム開発から携わりました。システムの開発や得られたデータを解析するためには、プログラミングも必要です。現在は、その経験を生かして、プログラミングやSTEM教育に関する研究を行っています。

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小原 裕二 先生がいらっしゃる
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 江戸川大学は、つくばエクスプレス利用で秋葉原から約30分と都心からほど近くに立地しています。豊かな緑に囲まれた落ち着いた雰囲気のキャンパスに、社会学部(人間心理学科、現代社会学科 、経営社会学科)とメディアコミュニケーション学部(マス・コミュニケーション学科、情報文化学科、こどもコミュニケーション学科)を設置。少人数教育と「演習、実習中心のカリキュラム」で学生一人ひとりの個性を伸ばします。また、全学生にノートパソコンを貸与、無線LANがほぼ学内全域をカバーするなど、充実のITインフラが特長です。

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