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講義No.10520

グローバルコミュニケーションのスキル向上に必要なものとは?

大切なのはモチベーションと機会

 海外の人とのグローバルコミュニケーションは、英語を堪能に話せるだけでうまくいくものではありません。なぜなら、語学力が重要なのではなく、異なる文化やバックグラウンドを持つ人たちとも良い関係性を築けるかどうかが問われるからです。海外の文化や背景を知ることも大切ですが、グローバルコミュニケーションの力を育成するためには、まず相手のことを知りたいと思うモチベーションと、実際に外国の人たちと交流し、協働する機会が必要です。

何が障害になっているのか

 かつては日本人の多くが英語力不足で話すことに苦手意識を持ち、海外の人とのコミュニケーションに苦労をしていました。しかし現在は英語教育も改善され、英語力は確実に向上しています。グローバルコミュニケーションで障害になるのは、もはや言葉の壁ではありません。しかし、国内ではいまだ英語で海外の人とコミュニケーションをする機会が多いとは言えず、成功体験が少ないために不安を感じる人が多いのが現状です。国際的に活躍できる人材育成に力を入れる高等学校や大学もありますが、もっと多くの教育機関で学生自身が主体的にグローバルコミュニケーションを体得する機会を設ける必要があります。

多様性を受け入れる

 近年は日本で働く外国人が増え、また、家にいてもインターネットで世界中の人とつながれる時代になりました。国際化が加速する中、グローバルコミュニケーションのスキルは今後ますます重要になるでしょう。グローバルコミュニケーションにおいて大切なのは、言語や文化、バックグラウンドが違っても、同じ人間同士のコミュニケーションである、ということです。母語が同じ人同士でも初対面ではまず相手のことを知ろうとするのと同じで、お互いを理解し、多様性を認め合うダイバーシティの精神が、グローバルコミュニケーションにも求められています。


この学問が向いているかも 外国語学

麗澤大学
外国語学部 外国語学科 講師
コリン・ミッチェル 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 やりたいことがあるときはリスクを恐れず、挑戦しましょう。挑戦をするときには自分の気持ちをオープンにして、たくさんの人と交流することも大切にしてください。自分とは違う意見に触れたときには、その違いを受け入れ、考えるきっかけにしてほしいのです。
 グローバル化が進み、今後も海外の人たちと交流する機会が増えます。そのときにも一番大切なのは相手を理解する姿勢です。グローバルコミュニケーションを経験する機会を多く持ち、世界中の人と協働できる人になってください。

先生の学問へのきっかけ

 読書が好きで、英語で書かれた村上春樹氏の本を読んだとき、自分が普段使っている英語とは全然違うことに驚きました。それをきっかけに、母国イギリスの大学で英語を専攻しました。大学で英文学を学んだあと来日し、日本人に英語を教える中で、英語を勉強する目的が明確になっていない生徒が多いと気づき、大学院で応用言語学を学びました。国際化が進み、多様性に富んだチームでリーダーシップを取る重要性が増しています。現在は博士課程でグローバルコミュニケーションの本質や、グローバルリーダーについて研究しています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

商社・メーカーなどのグローバル企業/中学・高校の英語教員/メディア関連/物流/グローバル輸送 など

大学アイコン
コリン・ミッチェル 先生がいらっしゃる
麗澤大学に関心を持ったら

 「小規模にこだわる。国際性にこだわる。」
 THE世界大学ランキング日本版2021※の国際性分野で千葉県1位を獲得するなど国際性に富んだ環境です。全学部で「グローバル専門教育」「データサイエンス教育」「道徳教育」を取入れ、専門性+αの力で、世界で活躍する「品格のあるグローバルリーダー」を育成します。また2020年4月に「国際学部」が新設。「英語」を土台に様々な学問を学び、世界で活躍できる人材の育成を行っています。※英高等教育専門週刊誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」より

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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