夢ナビ 夢ナビ

検索結果一覧へ戻る

講義No.10162

まちの未来~人口減・新技術の影響と対応策を考える

人口減少と新技術はまちや仕事を大きく変える!

 日本は今、国全体で人口が大きく減少しています。これほどの人口減少はこれまで世界でも例を見ません。社会や経済に与えるインパクトは想像以上です。しかも、地域やまちによってその傾向は大きく変わり、ほとんど人が住まないまちが出てくることが心配されています。
 一方で、AI(人工知能)やロボティクス(ロボット工学)、IoT(モノのインターネット)などの新しい技術により、まちや仕事は大きく変わります。車や鉄道の自動運転が当たり前になり、介護や医療、法律や税など知識系の資格業などの主要な担い手は人から機械に移ると予測され、人口減による人手不足を補うことが予想されています。

まちの未来に向けて取り組むべきことは!

 人口減少はまちに大きな影響を与えていて、空き家・空き地が増えたり、店舗が閉店したり、学校や病院が統廃合になったりしています。不便で活気のないまちは余計に人口減少し、悪循環に陥ります。未来に向けて生き残るまちは、生活が便利で、仕事ができ、安全・安心なまちです。自動運転など新しい技術を使って職場や学校、店舗、病院などへのアクセスをよくしたり、IT技術を活用して災害から命を守る仕組みづくりなどが必要です。これまでの常識に囚われずまちを変えていく必要があります。

アイデアと実行で決まる未来のまちづくり

 常に社会の変化に目を凝らし、自らアイデアを考え、実行していくことは、若い世代が最も得意とするところです。またまち全体を変えるような取り組みは市役所のような行政だけで実行できるわけではなく、住民も、企業も共に取り組むことが必要です。これまで取り組みが不十分でしたが、これから必要とされる「協働」の設計図を描くために必要な知識を学ぶのが「公共経営」という新しい分野です。公務員をめざすにしても、企業で活躍するにしても、これからの時代には必ず必要となります。未来のまちづくりの主役である、若い世代のあなたに必要な学問であるといえるでしょう。


この学問が向いているかも 公共経営学、都市政策学、地域防災学

大阪成蹊大学
経営学部 経営学科 教授
大島 博文 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 人口減少や高齢化が進む中、あなたが暮らすまちは、地震や台風等による災害の発生や、空き家や空き地の増加、働く場の減少などさまざまな課題を抱えています。課題を解決するためには、行政だけでなく住民も企業も力を合わせて取り組むとともに、AIやロボティクスなど新技術を活用していくことが重要です。
 安全・安心で快適な未来のまちの実現に向けて、その主役となる若い世代としてどのような知識やスキルを身につけていくべきか、常に目的意識を持って共に勉強していきましょう!

先生の学問へのきっかけ

 ちょうど未来のまちを実現した人工島が完成したり、さまざまな世界的なスポーツ大会が開かれた時期に神戸市で育ちました。神戸はキラキラしたまちで、将来は大好きな神戸に貢献する仕事がしたいと考えていました。大学卒業後、銀行を経て神戸市役所に就職。企画部門や、都市計画などを担当しました。防災部門に配置されたその時に阪神・淡路大震災が発生し、災害への緊急対応から復興の最前線で奔走しました。その後、市のシンクタンクで政策立案したり、まち全体の未来を描く総合計画を作るなど都市経営や公共政策に取り組んできました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

官公庁政策企画・都市計画/企業社会貢献

大学アイコン
大島 博文 先生がいらっしゃる
大阪成蹊大学に関心を持ったら

 大阪成蹊大学は、「経営学部」「教育学部」「芸術学部」の3学部を擁する総合大学です。それぞれの学部にはユニークな教育課程で構成される多様なコースがあります。本学の大きな特徴は多様な学びを支える、集団的で能動的な学びーアクティブ・ラーニングーを導入していることにあります。その学びの典型として広く社会と関わる中で課題を発見し、調査・研究を進めて解決策を導き出すというPBL(Project-Based Learning 課題解決学修)を推進しており、卒業後の進路も多彩。高い就職率を誇っています。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

TOPへもどる