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講義No.10083

体験から学ぶ人間関係、コミュニケーションのトレーニング

自分のコミュニケーション能力を伸ばす

 「リーダーシップのある人」と聞くと、周囲をグイグイ引っ張っていく人をイメージする人も多いでしょう。実際は、人と人をつなげたり、チームをまとめたりする力を持つ人もリーダーといえます。
 自分のコミュニケーション能力がどの程度なのか、客観的に知ることはとても大切です。そして、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力を伸ばす効果的な手法のひとつに、人間関係トレーニングがあります。例えば、「旅行のお土産を買う」といったミッションを数人のチームで行います。限られた情報を共有しながら、時間内に目的の店を探して、お土産を買うのです。チームで問題解決する過程を通じて、体験的にコミュニケーションとは何かを発見します。

人間関係に必要なスキルと多様な価値観

 このトレーニングでは、チームで情報を収集して整理し、選択することが必要です。机上で学んだ理論を実践しつつ、協力やコミュニケーションの難しさを知る機会にもなります。いかに相手の話を聞いていないかに気づき、効果的にコミュニケーションするには何が必要かも実体験として見えてくるのです。ほかに、演劇を使ったトレーニングもあります。いろいろな役柄を演じることで、多様な価値観に気づくことができます。

生きていく力を育む

 ディベートも、コミュニケーションの能力向上に有効です。特定のテーマにおいて、自分の考えとは関係なく、否定側あるいは肯定側に分かれて討議します。そのため事前に調べ、論理的に考え、相手が納得する証拠を用意することも必要です。また、相手の意見を聞いて理解し、的確に答えること、ジャッジを納得させることを学びます。これらは、実社会で生かせるスキルとなるでしょう。テーマは、家族やジェンダー、女性のライフステージ、福祉など多岐にわたります。
 幅広い視点と多様な情報を得て自ら解決していく力、人間関係を築くコミュニケーションの力は、人が生きていく上でとても大切なものとなるのです。


この学問が向いているかも 社会学

椙山女学園大学
人間関係学部 人間関係学科 教授
吉田 あけみ 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 人生は選択の連続です。「今日は何を着ようかな」という日常のことも、大学進学、就職など、自分が納得する人生を手にするにも、自分自身の選択が必要です。女性は、結婚するか否かの選択をはじめ、出産・子育てといったライフスタイルから見たキャリアデザインも大切です。親の思いや周りからの期待といった環境もあるでしょう。それらを含めて自分で考え、行動し、問題解決に向かう力を養うことが必要です。そんな力を得るとともに、社会を知り、社会に影響を与えることができるのが社会学です。一緒に学び、豊かな人生にしましょう。

先生の学問へのきっかけ

 社会学という学問領域を知ったのは、高校の同級生の進学先を聞いた時です。短期大学部の教養科に進学した後、4年制大学へ編入する際には、2年間教養として学んだ社会学が面白かったので、社会学を学ぶと決めました。当時はジェンダーという概念が日本に輸入され始めた時代で、新しい分野の学びに関心を持ち、大学院では家族社会学・ジェンダー社会学を学びました。働く母親の姿を見ていて、女性が生涯働くことに関しても興味がありました。こうしたことから、家族や女性のライフスタイル、男女共同参画に焦点を当てた研究をしています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

教員/社会福祉士/農協営業職/ハウスメーカー事務職/銀行事務職/公務員/病院事務職/航空会社グランドスタッフ/ハウスメーカー営業職/自動車販売会社事務職/銀行営業職/アパレル販売職

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吉田 あけみ 先生がいらっしゃる
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 時代をこえて
 自立した女性を育む
 女子総合大学として。
 
 椙山女学園大学の起源は、明治時代に創設された女学校にあります。日本が真に伸展するためには、女子教育を向上させ、女性がもつ力を社会の中で生かすことが不可欠と信じ、時代に即した先進的な学びに取り組んできました。そのスピリットは今に受け継がれています。いつの時代も揺ぎない一人の人間としての価値観を育み、凜と生きるしなやかで逞しい力を養成する女子総合大学ならではの豊かで多様な学びが、ここにあります。

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