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講義No.09643

子どもの健康と安全を守れる保育士へ

3歳未満児の2.7人に1人が保育所を利用

 共働き世帯の増加や女性の社会進出の加速などにより、子どもを保育所に預けながら働く女性が増えています。厚生労働省の調査によると、2018年4月1日時点で保育所を利用する児童のうち、0歳児の利用率は15.6%、1・2歳児の利用率は47.0%と、3歳未満児の約2.7人に1人(36.6%)が保育所を利用していることが明らかになりました。かつては保育所が預かる小児の年齢は、3歳以上が大半でしたが、今や乳幼児までが保育の対象となっています。こうした子どもを預かり、保護者の代わりとなって子育てするのが保育士です。

いま保育士に必要なのは看護の知識

 保育所(保育園)で働く保育士は、さまざまな年齢の子どもたちを預かりますが、その中でも生まれて間もない0歳児は、生後一定の期間を経過すると免疫力が低下するため、特に体調に配慮しながら保育する必要があります。また、体の状態を言葉で伝えられる年齢に達していない子どもの場合、保育士が体温や食欲、機嫌、皮膚などを観察し、健康を管理しなければなりません。3歳未満児を預けたいという保護者のニーズは依然として高いため、看護の視点から子どもたちの健康を守れる保育士が求められているのです。

子どもの命を預かるプロとして

 また、保育の現場で働くと、さまざまな病気にかかる子どもに出会います。その中には、はしかやおたふくかぜといった感染症にかかる子どもも少なくありません。現場で慌てないようにするためにも、保育士は子どもの病気を観察する方法や病気への対応方法といった「小児保健」の知識を身につけることが大切です。子どもの異変をいち早く察知し、病気を早期に発見することで、保護者との信頼関係を築くこともできます。
 健康や安全面への配慮は、子どもを預ける保護者にとって最優先事項です。子どもの命を預かるプロとして、保育士は子どもの病気や保健についての正しい知識を身につけなくてはなりません。

保育士は子どもの保育と看護ができる専門家

夢ナビライブ2019 東京会場

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講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも 小児保健学、保育学

聖徳大学
児童学部 児童学科 准教授
初鹿 静江 先生

メッセージ

 保育士の仕事というと、子どもを預かったり、一緒に遊んだりすることがメインと考える人が多いと思います。しかし、ただ子どもを預かればいいというわけではありません。子どもが病気になるのは日常茶飯事で、むしろ子どもは病気を通して丈夫になっていくようなものです。病気になりやすい子どもを預かるからこそ、保育士には正しい看護の知識も必要です。
 私が担当する「子どもの健康と安全」の授業では、子どもが感染症かどうかを判断するには何をすべきかなど、根拠や理論を理解した実践的な保育・看護の知識を身につけます。

先生の学問へのきっかけ

 私が現在の専門分野である「保健学」に興味を持ったのは、小学生の頃でした。体調を崩しがちで、よく学校の保健室で休んでいましたが、その時に養護教諭から教えてもらえる体や保健についての話が楽しみになりました。それ以来、養護教諭という職業に関心を持ち、大学では保健師資格、養護教諭免許を取得しました。卒業後は病院、企業の健康管理室、大学や地域の保健センターなど、さまざまな場所で「保健」と向き合ってきました。

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初鹿 静江 先生がいらっしゃる
聖徳大学に関心を持ったら

 伝統ある「保育の聖徳(R)」で心優しい保育者に。聖徳大学は幼稚園教員・保育士採用数全国1位(2018年大学通信調べ)。
 大学は児童、心理、福祉、文学、栄養、看護、音楽を、短期大学部は保育、総合文化という幅広い分野の学びが揃っています。2019年のオープンキャンパスは、4/28(日)、5/26(日)、6/9(日)、6/23(日)、7/7(日)、7/28(日)、8/11(日・祝)、8/24(土)、8/25(日)。詳細は決まり次第、随時ホームページで公開いたします。キャンパス見学は毎日受付中!

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