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講義No.09193

サービスやビジネスにも応用できる! スポーツマンシップを考えよう!

スポーツマンシップとは何か

 運動会やクラブ活動の大会で、「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々とプレーすることを誓います」と選手宣誓が行われます。では、「スポーツマンシップ」とは何でしょうか。大きな定義としては、「いいゲームをつくろうという覚悟」と言えます。スポーツは勝つために全力を尽くすということが前提にありますが、ただ勝ちさえすればよいのではなく、ほかのプレーヤーをはじめ、ルール、審判を尊重することが求められるのです。

似ているようで異なるスポーツと体育

 日本では、スポーツと体育を同じものとしてとらえる人がいますが、実は大きく違います。スポーツはヨーロッパを中心に、植民地を統治する将校を育てるために発展しました。気候や文化も異なる遠方で、言語の異なる人たちを相手にマネジメントを行うためには、屈強な肉体のほかに、知力・徳力・体力のすべてをバランスよく身につける必要があります。自分で判断し、決断し、責任を取ることが求められるフットボールをはじめとするスポーツは、こうした力を鍛えるのに適していました。
 一方、日本では、明治期、富国強兵の時代に兵士としての規範を身につけさせるための体育として発展しました。自分の判断で動くのではなく、上官に言われた通りに行動することが求められたのです。

日本でもスポーツマンシップが重要に

 これからの時代を生きていくためには、日本でも、スポーツマンシップの精神が重要視されます。そして、この精神はスポーツだけではなく、ビジネスのシーンでも求められます。相手を尊重し、相手や仲間とのコミュニケーション能力、大変な案件や新しいことに挑戦する勇気と覚悟など、求められることは、ビジネスでも同じなのです。
 しかし、他人を尊重し、献身的に取り組む姿勢などについては、日本人も世界と比較しても決してひけをとらないはずです。スポーツマンシップは日本人にとっても親和性は高いと言えるのです。

サービス創造に必要なスポーツマンシップ

夢ナビライブ2018 東京会場

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運動とスポーツの違い

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良いサービスを作り出す覚悟

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スポーツマンシップとビジネスマンシップ

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講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも スポーツ産業学、スポーツ社会学

千葉商科大学
サービス創造学部 サービス創造学科 講師
中村 聡宏 先生

メッセージ

 オリンピックやワールドカップなどを見て、プレーヤーのはつらつとした姿に興奮したり、感動したりすることも多いのではないでしょうか。「サービス創造」というテーマで考えたとき、スポーツやアスリートから学ぶことは、非常にたくさんあります。人生の歩み方やチームワークのとり方、観客に楽しみと感動を与えるということまで、彼らからもらえるヒントは多いのです。あなたも、サービス創造学部でスポーツマンシップを学んでみませんか。

先生の学問へのきっかけ

 私はスポーツマンシップやスポーツマーケティングについて研究しています。この分野に興味を持ったきっかけは「スポーツナビ」創設者でスポーツコンサルタントの広瀬一郎氏に「スポーツマンシップってなんだと思う?」と聞かれ、一緒に本を作ったことでした。スポーツに関する課題も見えてきて、もっと知りたい、考えたい、自分にもできることはないだろうかと研究を進めていったのです。身体を動かすのが好きで、小中学校ではラグビー、高校時代はゴルフ、10年ほど前から始めたマラソンは3時間を切るタイムを出せるようになりました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

スポーツ興行会社運営・企画・営業/広告代理会社・営業・マーケティング/金融会社営業/自動車販売会社営業/物流会社企画・営業/警備会社営業/アパレル会社販売/食品会社マーケティング など

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中村 聡宏 先生がいらっしゃる
千葉商科大学に関心を持ったら

 千葉商科大学というと「商科」のイメージが先行しがちですが、実は「商科」だけの大学ではありません。政策情報学部では文系理系を越えてITエンジニアやテレビ番組制作者が誕生し、サービス創造学部では観光・交通・スポーツ・エンターテイメント・メディア・ファッション・デザイン・健康サポート・小売流通・飲食・資産運用・ファミリーサポート・経営サポートなどの企業と連携して新サービス創造専門家を育成しています。もちろん、商経学部では伝統の強みを生かした簿記教育も充実しています。

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