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講義No.09008

勝つことがすべてではない ~体と心を育むスポーツトレーナーの極意~

「正しいトレーニング法」を教える

 長くスポーツを楽しむためには、けがを予防することが大切です。そのためにトレーナーやコーチにできるのは、正しいフォームやトレーニングマシンの使い方、ウォーミングアップやクールダウンの方法などの「正しいトレーニング方法」を教えることです。テーピングなど、自分でけがを予防するケアの方法も指導します。
 これに加えて鍼灸(しんきゅう)といった「医学」の知識を学んでおけば、選手の痛みや故障を癒やすこともできます。腰痛や膝痛が再発しない筋力トレーニング法と合わせれば、足腰が強い選手を育てることができます。

スポーツがくれる大切なもの

 「スポーツコーチング論」では、このような効果的なトレーニングの指導法を学ぶだけではなく、どんなふうに関われば選手の悩みや不安を解消できるか、メンタルトレーニングについても学びます。
 また、競技スポーツではもちろん勝つことを目標としていますが、勝つことだけがすべてではありません。なぜならスポーツは、人を成長させたり、礼儀やマナーを教えてくれたり、見る人に感動をくれたりと、人間にとって「大切なもの」をたくさん与えてくれるものでもあるからです。そして、そのスポーツを守り、支え続けていくために、スポーツコーチング論はあるのです。

アスリートだけでなく子どもや高齢者にも役立つ

 さらに、スポーツコーチング論は、オリンピックなどで活躍するアスリートだけに必要なものなのではありません。学校の部活、一般のスポーツクラブはもちろん、高齢者のスポーツにも大いに役立ちます。高齢化がますます進む中、高齢者が安全に運動できるよう指導することは、社会的に大きな意義があります。
 「孤独になりがちな高齢者が集まり、スポーツを楽しむ」「引きこもりがちな子どもたちに、体のケアの仕方を教えながら触れ合う」、そんな大切な時間を作ることにも、スポーツトレーナーは貢献しています。


スポーツを守る鍼灸師!!

この学問が向いているかも スポーツ医学、スポーツ科学、鍼灸学

関西医療大学
保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科 助教
寺岡 祐助 先生

メッセージ

 スポーツトレーナーの仕事は、アスリートを指導することだと思われがちです。しかし、あなたも「部活を通して礼儀を教えてもらった」「スポーツ観戦していて涙が出るほど感動した」という経験はありませんか? スポーツは、人間にとって「大切なもの」も教えてくれます。
 正しい体の鍛え方、選手の心を支えるコミュニケーション法を知っていれば、スポーツ選手はもちろん、体や心が傷ついた人まで助けられるかもしれません。そんな可能性を秘めたスポーツトレーナーは、学ぶことは多いですが、やりがいも大きいのです。

先生の学問へのきっかけ

 小学生の時からサッカー、少林寺拳法などに取り組んできました。中学生の頃、あるテレビ特番を見て人生が大きく変わりました。有名なスポーツ選手に密着した番組で、その選手を支えるスポーツトレーナーの存在に興味を持ったのです。
 スポーツがくれたのは勝つ喜びだけではなく、礼儀、仲間との絆、努力することの大切さだと気づき、「スポーツは、大切なものを教えてくれる素晴らしいもの。自分は、多くの人たちがスポーツを続けられるように、けがからスポーツマンを守る仕事をしよう」と思い、スポーツトレーナーの道を選んだのです。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

プロスポーツ選手トレーナー/プロスポーツチーム専属トレーナー/鍼灸整骨院鍼灸師・柔道整復師/スポーツジムトレーナー

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寺岡 祐助 先生がいらっしゃる
関西医療大学に関心を持ったら

 関西医療大学では「看護師」「保健師」「助産師」「理学療法士」「臨床検査技師」「はり師・きゅう師」「柔道整復師」の国家試験合格をめざし、2学部5学科の学生が同じキャンパスで学んでいます。学科の枠を超えた交流を通して、異なる職種・業種への理解が深まり、チーム医療に携わる者としての素地が培われます。2018年4月には、国内外で幅広く活躍できる作業療法士をめざす「作業療法学科」を開設。次代の医療を見つめ、進化を続ける本学なら、あなたが思い描く未来をきっとカタチにできるはずです。

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