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講義No.08947

スポーツを媒介にして広がるビジネスや地域創生

スポーツを軸にした仕事は幅広い

 スポーツに関連した仕事といえば、どのようなものを思い浮かべますか? スポーツ選手はもちろん、グローブやラケットなどスポーツ用具を作っているメーカー、スポーツジムや球場などの施設運営などを思い出すかもしれません。しかし、そのほかにもスポーツを軸にした仕事は多岐にわたります。
 例えば、ある地方都市が町おこしのために、美しい景観を生かしたマラソン大会を企画したとします。すると行政はもちろん、宿泊施設や飲食店、イベント企画・運営会社、旅行会社など、あらゆる企業にチャンスが広がっていくのです。

営利性と公共性が混在するスポーツ産業

 スポーツに関わるさまざまなビジネスについて、経営戦略や消費市場、消費傾向、マーケティング、組織経営などを幅広く研究するのが「スポーツビジネス経営論」です。経営論といっても、お金をもうけるための「営利経営学」だけでなく、地方創生を目的としたような「公共経営学」も含まれます。ただ、その境目は曖昧で、行政と民間がタッグを組んで事業を行う「パブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)」や、公共施設の建設や運営に民間企業が資金などを提供して公共サービスを行う「プライベート・ファイナンス・イニシアチブ(PFI)」という活動も行われています。

モノよりコトの時代

 現代は、商品(モノ)そのものより、商品やサービスから得られる体験(コト)が求められる「モノよりコトを消費する時代」と言われています。それゆえ、スポーツ産業への期待は、ますます高まる可能性があるでしょう。そんなスポーツ産業で活躍できる人材になるには、「ヒト・モノ・カネ・情報」をうまく管理・運営していけるスポーツマネジメントの能力とともに、公共マインドについての理解も重要です。この営利性・公共性の両面のマネジメントについて学べるスポーツビジネス経営論は、スポーツに関わる仕事の人材を養成する、生きた学問なのです。


スポーツとヒトを繋ぐ「営み」にある可能性

この学問が向いているかも スポーツ経営学

大阪商業大学
公共学部 公共学科 教授
宇部 一 先生

先生の著書
メッセージ

 スポーツを「する・見る・支える」という活動を、ビジネスや公共サービスと結びつけるのが、スポーツを「営む」という活動です。この営みを成功させるための知識となるのが、スポーツマネジメントです。「モノよりコトを消費する時代」と言われる現代では、スポーツの世界でも、さまざまなスポーツ関連の企業や非営利団体、学校、地方行政などが協力しながら、より魅力的なスポーツでの「コト」を作り出す取り組みが盛んです。
 公共学部で学ぶことで、将来、スポーツとどのような関わり方ができるのか、一緒に考えてみませんか。

先生の学問へのきっかけ

 大学でスポーツ生理学や健康科学などを研究しながら、社会貢献の一つとして地域スポーツ振興に携わってきました。また、大学内のスポーツセンター長や硬式野球部、空手道部の部長なども務め、さまざまな形でスポーツと関わってきました。それらの活動の中で、イベントの企画や運営、スポーツ競技団体の活動なども経験し、スポーツを通じて人やお金、情報などを管理・運営していく「スポーツマネジメント」を実践してきました。それらは「スポーツビジネス経営論」の講義に生かし、現在もスポーツ振興の活動を精力的に行っています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

スポーツ用品メーカー営業/スポーツ用品小売店販売/フィットネスクラブ事業部/スポーツイベント企画会社営業

大学アイコン
宇部 一 先生がいらっしゃる
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 大阪商業大学は、社会で役立つ学問「経済・経営・商」を実学重視のカリキュラムで専門的に学ぶとともに、ベンチャースピリットを育成します。また、地元企業の経営者による特別講義を行うなど、実践的な教育を展開。起業家など将来のビジネス・リーダーを目指すためのOBP(大阪商業大学ビジネス・パイオニア)コースも設置しています。資格取得・就職サポートも充実し、10年以上連続で90%を超える就職率をマーク。『就職に強い大商大』を実現しています。

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