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講義No.08883

「スポーツマネジメント」で切り開く、スポーツビジネスの未来

スポーツマネジメントとは

 「スポーツマネジメント」は、スタジアムや体育館などスポーツ施設の有効活用方法、およびマラソン大会やワールドカップ、オリンピックといったスポーツイベントのマーケティングやマネジメントの手法を研究します。現在の日本の公共施設の課題は、施設自体は頑丈でも内装やソフトが古く、コンセントがない、インターネットにつなげないなど制約が多いことです。しかしまだ使える状態ということもあり、税金を投入して建て替えることに住民理解が得られにくい現状もあります。

寄付金で造られた公共施設

 そんな中、あるJリーグクラブが、自治体や関西経済同友会と団体を作り、寄付金を募って新しくサッカー専用のスタジアムを建設し、平成27年、吹田市に寄贈しました。市立吹田サッカースタジアムです。公共施設にもかかわらず、税金を使わずに施設を建てた先進的な事例です。収容人数は約4万人、座席からフィールドまでは約7メートルと全席で臨場感のある観戦が可能であり、サポーターからも支持されて、大きな経済効果がありました。これに続けとほかの自治体やチームでも模索が始まっています。

スポーツマネジメントの課題

 スタジアム経営では、収支の面でプラスにするのがビジネスの使命です。Jリーグのホームでの公式戦は年間17試合しかなく、残りの348日は、収入を得るためにアーティストのコンサートや日本代表の国際試合などが行われます。クラブチームの売り上げは中小零細企業程度の経済規模ですが、一般市民の心と記憶に残すインパクトは大きく、地域のシンボルとして子どもが憧れるチームにする経営が求められます。
 1993年に地域密着を標榜したJリーグが、新しいプロスポーツの経営を始めました。これにほかのスポーツも続き、マネジメントが模索されています。集客を増やすことはもちろん、スポーツ選手のセカンドキャリアや、スタジアムでの事故やテロを防ぐリスク管理も、スポーツマネジメントの重要なテーマです。

スポーツビジネスとしてのサッカーW杯

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この学問が向いているかも スポーツマネジメント

びわこ成蹊スポーツ大学
スポーツ学部 スポーツ学科 スポーツビジネスコース 講師
吉倉 秀和 先生

メッセージ

 スタジアムやアリーナなどスポーツの現場には、喜怒哀楽のすべてが存在します。チームや選手と自分自身を同一化したり、感情を共有したりできる劇場のような場所です。
 スポーツには「する」「見る」「支える」という側面があります。スポーツ学の中でも、地域密着型のプロスポーツチームを支える戦略や、スポーツ用品メーカーの販売メカニズムについて学ぶのが「スポーツマネジメント」です。部活動やスポーツ観戦を通じてスポーツと関わった経験があれば、大学でのスポーツ学の学びにつなげられるでしょう。

先生の学問へのきっかけ

 スポーツをするのは苦手でしたが見るのは大好きで、野球選手名鑑を持ち歩き、暇があると読んでいるような子どもでした。休みには野球、サッカー、バレーボール、ハンドボール、ラグビー、アイスホッケーなどの競技場で一人で観戦していました。大学では野球部の練習試合をバックネット越しに観戦してスコアを付けるほどのマニアでした。スポーツ取材ができるテレビ局や新聞社などマスコミへの就職をめざしましたが叶わず、そんな時、スポーツ経済学が専門の教授に出会ったことがきっかけでスポーツマネジメントを研究する道に進みました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

スポーツメーカー営業/スポーツ用品店販売/ホテルマーケティング/ウェディングプランナー/不動産会社営業/空港グランドスタッフ

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吉倉 秀和 先生がいらっしゃる
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 本学は、体育大学ではなく日本で唯一のスポーツ大学として“新しいスポーツ文化の創造”を目指しています。年齢や性別や境遇を超え、スポーツを全ての人々に楽しんでもらいたいと願い、新たな挑戦を続け進化していくためにスポーツを総合的な視野から見つめ、深い知識と実践力を備えた人材の育成を心がけています。また、自らの可能性を新たに発見し、主体的に学ぶ積極的な姿勢を身につけ、前向きに働きかける事ができる人間力を養っています。私達と共に学び、“夢”を実現させましょう。ぜひ本学でお会いできる事を楽しみにしています。

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