理学療法学、スポーツ科学
四條畷学園大学
リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 准教授
向井 公一 先生

高校生になると「自分の将来の道」を意識し始めるでしょう。しかし、「一つに決めなければ」と自分を追いつめる必要はありません。世の中にはいろいろな道があります。とりあえずやってみて、「違うな」と感じたら別の道を模索すればいいのです。どの道があなたにとって面白いものになるかは、実際にやってみないとわかりません。興味があればいくつでも、という気持ちでチャレンジしてください。
いろいろなことを知ることは、臨床経験から見ても、さまざまな人とコミュニケーションを取る上で必ず役に立ちます。

小学生の頃、国連で「国際障害者年」が宣言され、今も続く「24時間テレビ 愛は地球を救う」の放映が開始しました。そんな時代の中、身近に障がい者の方がいたことでリハビリに接し、何か自分にできることがないかと考えるようになりました。当時は「理学療法」というものをほとんどの人が知らない状況でしたが、身近に理学療法を必要とする人がいたことは非常に大きな要因となりました。
その後、呼吸や循環器系といった分野でも経験を深め、また病院勤務時代に多くのスポーツ選手と接して動作解析という分野に携わるようになりました。

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