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講義No.08639

今後ますます重要視される、「理学療法士」の役割

さまざまな分野で理学療法士が活躍している!

 理学療法士(PT)は、ケガや病気、高齢などによって、立ったり座ったり、歩いたりといった基本動作が困難となった人を対象に、運動療法や物理療法を用いて身体を元の状態に近いところまで回復、またはこれ以上悪化しないように現状を維持させることが大きな役割です。また、健康な人に対して運動機能の低下を予防したり、さらなる健康増進を支援することも、役割の一つとしてあげられます。健康寿命を長くするため、地域在住高齢者を対象にした転倒予防体操などを指導することも多くなりました。また、運動選手の高いパフォーマンス発揮や障がい予防のためのトレーニング方法や正しいフォームの指導も行います。このように、理学療法士の活躍する場面は多岐にわたっています。

正常な身体の動きを知ることが、原因究明に役立つ

 例えば、椅子に座った状態から立ち上がるという動作があります。筋力や関節の動きなどに問題がなければ、身体の各部位が連動し、転ぶことなく立ち上がることができます。しかし、ケガや病気によって筋力が低下したり、関節の動きが悪くなると、立ち上がるために時間がかかったり、スムーズに行えなくなったりします。このような、ヒトのさまざまな動作とそれに関連する関節の動き方、筋肉の働き方などを広く扱う学問が「身体運動学」です。理学療法士はこの身体運動学を駆使して正常な動作と比較をし、原因究明を行っていきます。

海外でも理学療法士の知識や技術が求められている

 理学療法士は国内のみならず海外でも活躍が期待されています。途上国ではまだまだリハビリテーションが浸透していない地域も多く、理学療法の実施とともに、現地医療従事者の知識と技術の向上支援も行います。理学療法士の知識や技術が、国内のみならず世界的にも求められているのです。


この学問が向いているかも 理学療法学、リハビリテーション学

東北文化学園大学
医療福祉学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 教授
鈴木 誠 先生

メッセージ

 「理学療法」という分野に興味があれば、ぜひ一緒に学びましょう。
 勉強することはたくさんあって大変だし、対人スキルも必要です。資格を取ったあとも勉強は続きます。けれども理学療法士はいろいろなところで重要な存在であり、その活躍が大いに求められている、とてもやりがいのある仕事です。世界で、その力を発揮することも可能です。好奇心旺盛なあなたを待っています!

先生の学問へのきっかけ

 初めて「理学療法士」に出会ったのは中学生の時で、部活動中にケガをして治療後にサポートをしてもらったことで、「いい仕事だな」と感じたのです。
 体育大学に進学後、スポーツの分野を多角的に学ぶうちに、「スポーツにケガはつきものだから、ケガをした人をサポートしたい」と考えるようになったことが、理学療法の分野に進むきっかけでした。
 理学療法士になったばかりの頃に担当した患者さんが、退院後に書いてくださった手紙を大切にし、時々眺めては患者さんの人生に寄り添える理学療法士という仕事の原点に立ち返っています。

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鈴木 誠 先生がいらっしゃる
東北文化学園大学に関心を持ったら

 国公私立大 合同進学オンラインイベント「夢ナビライブ2021Web in Autumn」に、鈴木 誠 先生が参加! 先生の講義ライブ動画を10月12日(火)までオンデマンド配信するほか、Zoomで先生に直接質問ができる「講義ライブ質問対応・研究室訪問」を10月2日(土)に実施。夢ナビライブは、600名以上の大学教授や200近い大学がさまざまなプログラムを実施する大型オンラインイベントなので、まずは「夢ナビライブ」で検索してください。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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