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講義No.08596

「ゆるさ」がポイント? スポーツの上達法

「イメージトレーニング」をスムーズに行うには

 「イメージトレーニング」は、スポーツ選手が試合や競技の前に行うものとして、よく知られています。試合に勝った自分の姿など、ポジティブなイメージを頭に浮かべて、成功へと導くためのトレーニング方法です。
 ところが、何か不安があるとよいイメージは持ちにくく、一瞬持てても、「でも、やっぱりだめかな」という気分になってしまいます。まず、マイナスの感情を取り外すことが大切です。それにはどうしたらよいのでしょうか?

体を「ゆする」ことに注目

 不安を軽減する方法は、日常生活でもできる、簡単な動作です。張り詰めた状態の体を自覚し、体をゆすり、リラックスするように心がけます。体をゆすると、血行がよくなり、体がゆるみます。この「ゆるみ」が重要なのです。
 もう一つの方法は、体をトントンと軽くたたいて、タッピングをすることです。軽い刺激によって落ち着き、心を癒やします。お母さんが赤ちゃんを抱き上げ、背中をトントンたたいて、あやすのと同じです。タッピングをするとストレスが軽減され、トレーニング効果が上がることは、医学的にも証明されています。

ストレスは体をむしばむ

 体をゆるめることやタッピングは、スポーツをする人だけではなく、多くの人々の健康にもよい影響を与えます。日常生活では、ストレスを感じ落ち込むこともあります。それが長い間続くとコルチゾールというホルモンが出て、うつ状態になることがあります。またアドレナリンも分泌され、血圧が上昇し、体にダメージを及ぼすようになります。「がんばって乗り切れ」と言葉をかけるだけでは、ストレスにさらされた人の不安を取り除くことにはつながりません。体をゆすって力を抜くことが大切です。
 アスリートでも、リラックスしてから、トレーニングをすると効果的です。がむしゃらにがんばることよりも、能力を伸ばすために、具体的なメソッドを心身両面から追求することが望まれているのです。

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この学問が向いているかも スポーツ運動学

吉備国際大学
社会科学部 スポーツ社会学科 教授
竹内 研 先生

メッセージ

 私はスポーツ社会学科で、スポーツを専門に教えています。私自身がスポーツを行う能力が高く、非常によくできたかというと、それには疑問を感じています。でも、私はスポーツがとても好きなのです。もっとスポーツがうまくなりたい、自分の苦手なところを何とかしたいと思いながら、研究を続けています。
 あなたも今、好きだけど、うまくいかないという問題を抱えているかもしれません。そのことが将来の道につながることもあります。好きだという気持ちを大切に歩んでください。

先生の学問へのきっかけ

 私は学生時代、サッカーをしていました。「サッカーは大好きだけど、たいした能力もなく、運動神経もよくて中ぐらい。自分よりセンスのよい人もたくさんもいる」ということを自覚していました。そんな自分が上達するにはどうしたらいいのかを追究したくて、研究者の道を選びました。
 幸いなことに、早い時期から、スポーツを指導すること、効果的なトレーニングを考えることも好きになったのです。スポーツにおける能力、体、精神の問題は、私の学生時代とあまり変わりません。具体的な解決策を早く見つけたいと、研究を続けています。

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竹内 研 先生がいらっしゃる
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 吉備国際大学は、「学生一人ひとりの持つ能力を最大限に引き出し引き伸ばし、社会に有為な人材を育成する」という建学の理念の達成に向け、高梁、南あわじ志知および岡山の3つのキャンパスに6学部11学科を擁する総合大学です。本学は、人の心身の営みに関わる基本的な学問分野に重点を置き、学部学科それぞれが他大学にはない特色ある教育プログラムを実施し、豊かな人間性と実践的な知識と技術を備えグローバルに活躍できるスペシャリストの養成を目的としています。

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