夢ナビ 夢ナビ

TOPへ戻る

講義No.08481

スポーツで最高のパフォーマンスをするために必要なこととは?

「心・技・体」を鍛えることが基本

 スポーツでよいパフォーマンスをするためには、「心・技・体」、それぞれをバランスよく鍛えることが大切です。スポーツで一番基礎となる体力は、鍛えれば強くなりますが、鍛えることを怠ると衰えますし、加齢による低下が避けられないというのも特徴です。技術は、小さい頃からの積み重ねによって向上していきます。心理的な面は、スポーツを継続する際にも重要ですが、それに加えて試合の時のパフォーマンスに大きく影響します。いずれにせよ、「心・技・体」のどれが欠けても、良い結果は出せません。

長所をいかに伸ばすかに、コーチング方針も変化!

 競技者のサポートをするのが、指導者の役割です。最近ではコーチングの理論も確立し、さまざまなスポーツで、年齢、競技レベルにあった指導が行われるようになってきました。「アスリート・ファースト」という言葉や考え方が定着し、コーチングの方針も「欠点を指摘してどう直すか」から、「競技者の長所をどう生かすか」にシフトしています。
 指導で大切なことは、競技者に正確に指導の内容を理解させることです。そのためには、お互いの感覚を身体で理解することが重要です。そして、もう一つ大切なことは競技者の「自立」です。競技中は、競技者だけの世界となってしまい、指導者は応援しかできないからです。

リオ五輪での選手の活躍の背景には

 コーチングの大切さは、トップレベルの選手でも同じです。2016年に行われたリオ五輪では、陸上競技に出場するほとんどの選手や指導者、サポートスタッフが集まり、アメリカで合宿をしました。普段の練習や過去のオリンピックでは、種目ごとなどで別々に行っていたトレーニングを一緒に実施し、チームとしての目標設定、課題提示、現状分析などを行ったのです。男子400mリレーでの銀メダル、50キロ競歩の荒井広宙選手の銅メダルなど、日本選手団の活躍の背景には、こうしたコーチングの成果も含まれていたかもしれません。


この学問が向いているかも スポーツ科学

山梨学院大学
スポーツ科学部 スポーツ科学科 教授
麻場 一徳 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 あなたには、大きな夢を持ってほしいと思います。そして、その夢を実現するためにいろいろなことにチャレンジしてください。夢は実現させるためにあるのですから!
 山梨学院大学では、あなたの夢をかなえるための環境があるので、ぜひ一緒に学びましょう。私も「東京オリンピックで、たくさんの陸上選手が活躍する」という夢に向かって、選手を育てていきます。

先生の学問へのきっかけ

 私は、リオデジャネイロオリンピックで、陸上の日本選手団の監督を務めました。中学生から本格的に陸上を始め、高校時代にはインターハイと国体で3位になりました。進学した筑波大学では、すごい選手がゴロゴロいて自信をなくしましたが、第9回アジア大会の日本代表にも選ばれ、1600mリレーでは優勝も経験しました。
 日本代表選手に選ばれた時に感じたのは、「トップレベルの指導者が少ない」ということでした。「だったら自分が指導者になろう!」と大学院に進み、現役引退後は教員や指導者として選手の育成にあたってきました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

スポーツ指導者/スポーツメーカー/中・高教諭(保健体育教員など)/公務員(警察官、消防士、自衛官、スポーツ行政)/スポーツマネジメント/スポーツトレーナー/大学院への進学 など

大学アイコン
麻場 一徳 先生がいらっしゃる
山梨学院大学に関心を持ったら

 2016年に創立70周年を迎えた山梨学院大学。一人ひとりの成長力を大切にし、実社会で役立つ実践力を育てる数々のプログラムを開講しています。「法学部」、「経営学部」、「健康栄養学部」に加え、2015年に「国際リベラルアーツ学部」、翌2016年には「スポーツ科学部」を開設。学びのフィールドがさらに拡大し、「総合大学の山梨学院」として大きく発展し、確かな未来とつながるキャンパスづくりを行っています。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

TOPへもどる