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講義No.08449

「I am OK, You are OK」な関係を作る「自己開示」

「自己開示」は、お互いのよい関係づくりの第一歩

 誰かと良好な関係の時、「I am OK, You are OK」で、お互いにいい心理状態です。両者の関係がうまくいかない時は、「I'm not OK, You are OK」だと、自分が我慢している状態です。反対に「I am OK, You are not OK」では、相手にわがままを言っている状態です。では、互いに「OK」といえる関係になるにはどうすればいいでしょう? そのヒントが「自己開示」です。

自己開示をすると何が変わるのか

 自己開示とは、自分のことを相手に話すことです。旅行や合宿で誰かとお互いに自分のことを話し合い、一気に仲良くなった経験があるでしょう。
 心理学に「人間関係は、お互いが自己開示をすることで深まる」という理論があります。もちろん自己開示はただの自慢話ではNGで、最初は趣味や出身地、好きな食べ物など、身近なことから一歩ずつが基本です。そして、自己開示をすると、「フィードバック」と「気づき」が生まれ、新たな自分が見えてきます。

「開放の窓」を大きく広げよう!

 カウンセリングなどで使われる「ジョハリの窓」というのは、自分には「開放の窓」=自分も他人も知っている自己、「盲点の窓」=自分は知らず他人が知る自己、「秘密の窓」=自分は知っていて他人は知らない自己、「未知の窓」=自分も他人も知らない自己という4つの領域(窓)があると考える心理学モデルです。自己開示は「秘密の窓」を狭め、「開放の窓」領域を押し広げる作業です。すると、他人から「え、あなたってこんな人だと思ってた!」と意外な意見を言われることがあります。これがフィードバックで、「盲点の窓」の気づきを与えてくれます。
 こうして自己への気づきとフィードバックを積み重ねることで、自分をまるごと認められる「I am OK」な自分が出来上がり、他人にも「You are OK」でいてもらえる思いやりが育っていくのです。

幸せ気分をONにするための心理学入門講座

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この学問が向いているかも 心理学、臨床心理学、学校心理学

太成学院大学
人間学部 心理カウンセリング学科 准教授
河合 篤史 先生

メッセージ

 生きていれば、うれしい時もあれば、落ち込み悩む時もあります。「心理カウンセリング」は心の動きに寄り添い、誰もが生きやすく毎日を過ごせるように導く手助けをします。日本ではカウンセリングを受けるのは「特別なこと」と思われがちですが、欧米では普通に多くの人が利用しています。カウンセリングを受ける人は心が弱いのではなく、一歩前へ踏み出す勇気のある人かもしれません。
 心理カウンセリングの学びは、カウンセラーになるためだけでなく、社会のあらゆる場面で役立ちます。私たちと一緒に一歩ずつ心の勉強をしてみませんか。

先生の学問へのきっかけ

 大学卒業後、小学校の教師としてキャリアを積んできました。
 若い頃は、「みんな先生についてこい!」とガッツでクラスを引っ張る熱血教師でした。でも、指導について来れない子や反発する子どももいて、「なぜ教師の気持ちがわからないんだろう」と悔しい思いをしていました。やがて、それでは何も問題が解決しないと気づき、「子どもの心を理解したい」と思いから、教師をしながら大学院で臨床心理学を学び、臨床心理士資格を取得しました。
 現在は、教員とスクールカウンセラーの二束のわらじを履きながら、研究を続けています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

カウンセラー/福祉関連施設スタッフ/児童相談所スタッフ/医療サービス業/職場でのメンタルヘルス管理/ホテルスタッフ/観光業界スタッフ

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河合 篤史 先生がいらっしゃる
太成学院大学に関心を持ったら

 7月24日(水)にインテックス大阪で開催される大学研究&学問発見のための国公私立大 合同進学ガイダンス「夢ナビライブ2019大阪会場」で、河合篤史先生が【カウンセリング技法を生かして聞き上手に!】というタイトルの講義ライブを13:30から実施!全部で266名の大学教授が講義ライブを実施するほか、本学を含む183大学が個別ガイダンスを実施します。詳しくは
 https://yumenavi.osaka(パソコン、スマホ、ケータイ共通)をご覧ください。

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