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立正大学の教員による講義

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暮らしと切っても切り離せない「経済」について学ぶ意味

お金を使わずにできることはほとんどない

 「経済」という言葉を聞くと、ちょっと難しいような、あまり身近に感じないような、とっつきにくいイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。しかし、日常生活で、お金を1円も使わないでできることは、実はあまりありません。ごはんを食べたり、電車に乗ったり、映画をみたり、本や洋服を買ったりするには、お金が必要です。部屋の電灯をつけるのにも、水道の蛇口をひねって水を出すのにも、お金がかかります。夜、寝る時でさえ、風邪をひかないように布団を買っておく必要があります。

社会問題の大部分は「お金」の問題

 ただし、生活の中では、お金それ自体が主役というわけではありません。ラーメンを食べる時の主役はラーメンですし、オリンピックを観戦する時の主役はスポーツです。でも、それらを実現するには、ほぼ必ずお金がかかります。「お金」、つまり経済は、常に生活の中で「黒子」として立ち回っているのです。それでいて、暮らしの中のあらゆることから切り離して考えることのできない、大切な存在でもあります。
 その性質ゆえに、お金が生活に制約をもたらす場合もあります。バスに乗るか、それともタクシーにするかと考える時、選択の決め手となるのは、それぞれの料金とその時に持っているお金です。お金持ちとそうでない人との間の経済格差は、教育や医療など、社会のさまざまな面での格差にもつながります。社会問題の大部分は、お金にまつわる問題です。

あなたは、もう経済学の入口に立っている

 「なぜこんな問題があるんだろう?」「放っておいていいのか?」「より良くすることはできないのか?」、そう考える人は、すでに経済学の入口に立っていることになります。
 経済学を学ぶと、社会に出た後にどんな仕事にも応用できる、戦略を立てるための知識と経験を身につけることができます。経済学はある意味、社会の「原点」であり、人間にとってお金がどんな意味がある存在なのかを問いかける学問でもあるのです。

この学問が向いているかも 経済学


経済学部 経済学科 教授
吉川 洋 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 あなたに一番訴えたいことは、夢を持ってもらいたいということです。どんなことでもいいですから、関心のあること、興味のあること、好きなこと、とにかく夢を持って、その夢に向けて元気に駆けていってほしいと思います。
 私の教えている経済学は、あまりとっつきやすい分野ではないかもしれません。でも、「経済」は、生活に大変身近なものですし、社会の基本にもなっています。経済学を学んでみてください。でもそれよりも前に、夢を持って、元気に過ごしてください。

先生の学問へのきっかけ

 大学生の頃、世の中は大学紛争の真っ最中で、東京の至るところでヘルメットをかぶった学生たちが行き来する、大変な状況でした。当時は東京だけでなく、フランスでもアメリカでも、世界中のあちこちでそういう状況だったのです。そんな世の中の様子を見て、「社会の根っこにある部分を知るためには経済について知らなければならないのではないか」と考えました。
 経済は、私たちの社会のベースにあるもので、経済格差や教育格差、医療や福祉の課題など、社会問題を解決するには、経済について理解しておくことが不可欠です。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

金融機関/地方自治体/会社の財務

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