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講義No.08034

会社も自分もハッピーに! これからの働き方を考えよう

会社員の「越境経験」とは?

 あなたは大学を卒業したあと、自分はどのような働き方をしていくか、想像してみたことはありますか? 日本ではこれまで、一度就職したら定年までずっと同じ会社で働く、いわゆる「終身雇用」が守られてきました。しかし現在は転職する人も増え、いろいろな働き方が選択できるようになっています。
 転職のように組織の枠を超えて動くだけでなく、同じ会社にいても海外駐在などで外の世界に出ることを「越境経験」と呼びます。育児休暇中に地域コミュニティと接点を持つような場合や、副業で本業以外の仕事を持つような場合も越境経験と言えるでしょう。

転職・副業もウエルカムな時代に

 これまでは転職や副業を良く思わない企業がほとんどでした。しかし外の世界に飛び出して、今までにない気づきや、自分らしさを見つけられたら、その人本人にとってプラスになるだけでなく、会社にとっても良い効果があるのではないかと考えられるようになってきています。
 例えば転職しても、前に勤務していた会社での経験や、その組織の一員だったというアイデンティティはずっと心に残るでしょう。その結果、転職した人が前の会社と現在の会社をつなぐパイプ役になって、新しいビジネスチャンスを生み出すといった、良い効果をもたらすことも期待されています。

会社人間はNG! いろいろな居場所を持とう!

 仕事一筋で会社以外にほとんど交友関係がない「会社人間」になってしまうと、定年や何らかの事情で退職したあとの選択肢が狭まってしまいます。そうならないためにも、普段から本業以外の仕事や趣味、地域のコミュニティとつながっておくなど、多様な価値観にふれておくと、いざ何か困ったことが起こっても柔軟に対応できるでしょう。
 いくつかの「自分らしさ=アイデンティティ」の置き場所を持つということは、これからの働き方を考えるうえで大きなポイントの一つなのです。


この学問が向いているかも 経営組織論、組織行動論

東京都立大学(旧・首都大学東京)
経済経営学部 経済経営学科 教授
高尾 義明 先生

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メッセージ

 「組織について考える学問」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、会社や役所だけでなく、あなたが普段、参加している部活動や委員会も組織の一つです。
 「経営組織論」では、組織をリーダーシップやモチベーション、役割分担といったさまざまな切り口から考えていきます。部活動や委員会も、同じような切り口から考えられるでしょう。興味があれば、ぜひ経営組織論について調べてみてください。

先生の学問へのきっかけ

 大学進学のときは「心理学」が勉強したくて学部を選びましたが、その後「社会学」の方に興味が移っていきました。大学卒業後は一般企業に就職しましたが、会社という組織の中でうまくコミュニケーションが取れていないときや、事業が進まないときにはどうすればよいのだろう、と疑問を持つようになりました。「経営学」にヒントがあるのではと思うようになり、大学院で再び学ぶ決意をしました。「経営学」の中でも、私が専攻する経営組織論は、「心理学」や「社会学」とも関連が深く、大学で学んだことも役立ちました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

人事・組織コンサルタント会社コンサルタント/電機メーカー人事/精密機器メーカー人事

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高尾 義明 先生がいらっしゃる
東京都立大学(旧・首都大学東京)に関心を持ったら

 東京都立大学は「大都市における人間社会の理想像の追求」を使命とし、東京都が設置している公立の総合大学です。人文社会学部、法学部、経済経営学部、理学部、都市環境学部、システムデザイン学部、健康福祉学部の7学部23学科で広範な学問領域を網羅。学部、領域を越え自由に学ぶカリキュラムやインターンシップなどの特色あるプログラムや、各分野の高度な専門教育が、充実した環境の中で受けられます。

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