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講義No.07600

子どもの「外遊び」は、大切な「社会教育」

子どもは遊びながら学んでいく

 子どもたちは、大人になるまでにさまざまな学びを通して、生きていくために必要な力を身につけていきます。それは必ずしも学校教育だけでなく、家庭や地域社会も含めた営みの中で得られていくものです。特に、子どもの頃の「外遊び」は、子どもの学びにとって実はとても重要です。
 例えば、鬼ごっこや木登りなど体を使う遊びでは、走力や持久力、バランス感覚などの運動能力を養えます。また学年の異なる仲間と遊ぶことで、集団の中ではルールが必要なことを学ぶとともに、コミュニケーションの力がつきます。さらに、ごっこ遊びでは、想像力や創造力が養われるなど、外遊びを経験することで多くの力が自然と育まれていくのです。

求められる外遊びのための環境整備

 子どもの豊かな成長に必要な外遊びですが、都市化による遊び場の減少や少子化、塾や習い事で時間がないなど、外遊びの環境がどんどん削られていることが問題になっています。早くからこの問題が深刻化していたヨーロッパでは、子どもの遊ぶ権利をいかに保障するかを考える国際的な団体が活動をしており、公園を利用した冒険遊び場作りなどを行ってきました。そしてこのような活動は、日本においても広がりを見せています。外遊びの環境整備への取り組みは、建築学など教育以外の分野でも進められており、今後さらに重要なテーマになっていくと考えられています。

社会教育の現場でのフィールドワークも

 こうした外遊びの問題のように、学校の外の地域社会での教育を考えていくのが、「社会教育学」です。学校教育は教育の大きな柱ですが、人生の中で学校教育の期間は短く、それ以外の領域で学ぶこともたくさんあります。大学の社会教育学の授業では、講義だけでなく、地域のいろいろな場所へ出向き、そこでの教育活動を体験したり、調査をしたりするなど、フィールドワークを通じての学習も行っています。
 教師をめざす人は、教師としての幅を広げるためにも、学校教育以外にさまざまな学びの姿があることを知っておくべきでしょう。

子どもにとっての「遊び」の意義を考える

夢ナビライブ2016 大阪会場

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「遊び仲間」の実態

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「冒険遊び場」をつくる

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講義を視聴する(1分 その3)

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この学問が向いているかも 社会教育学

京都女子大学
発達教育学部 教育学科 教授
岩槻 知也 先生

先生の著書
メッセージ

 教育という言葉を聞くと、学校を思い浮かべる人が多いと思います。もちろん学校は大切ですが、学校以外でもいろいろな場所で教育活動が行われています。例えば、家庭や地域社会です。
 私は、特にその地域社会における教育活動、すなわち「社会教育」の研究を進めています。学校外で行われている地域の教育活動を見ていくと、学びに対する考え方の幅が広がりますし、学校教育の学びとは何かということを考え直すきっかけを得ることもできます。あなたもぜひ社会教育を一緒に学びましょう。

先生の学問へのきっかけ

 現在、「社会教育」を専門に研究しています。もともとは文学や哲学に関心があったため、大学に進むまで社会教育という学問があることさえ意識していませんでした。ところが、大学の専門課程に進む際に、たまたま社会教育の研究室を訪問して、そこで面白さを感じたことが、社会教育の分野を学び、研究するきっかけになりました。カリキュラムがあらかじめ決まっている学校教育とは違い、学習する側の視点に立って、その人に合った教育の内容を考えていくという柔軟性が、社会教育の面白さです。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

青少年活動センター職員/学校教員/警察官/法務教官/官公庁職員

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岩槻 知也 先生がいらっしゃる
京都女子大学に関心を持ったら

 京都・東山の麓にキャンパスが広がる京都女子大学は、全国各地から学生が集まる全国型の女子総合大学です。
 清水寺や三十三間堂、京都国立博物館などが徒歩圏内という場所にあり、京女生たちは歴史と文化の息づく環境の中で学生生活を送っています。各学科に様々な資格取得課程を設置。新たにキャリア教育も展開し、一人ひとりの夢の実現をサポートしています。京女生曰く「京女は居心地がよく、まじめが恥ずかしくない大学!」。未来の自分への一歩を、そんな京女で歩みだしませんか。

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