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講義No.07161

「医療技術者」は、チーム医療を支える検査や装置管理のプロ

チーム医療に欠かせない医療技術者

 かつての医療では、医師、看護師、薬剤師が中心となり治療を行ってきました。しかし、現在は、医療技術の高度化や専門分化が進んだことから、この三者に医療技術者や栄養士も加わったチームで行う医療が主流になっています。医療技術者には、血液検査や心電図、エコーなどの検査全般を担当する「臨床検査技師」や透析の機械や生命維持装置などの管理やオペレーションを手掛ける「臨床工学技士」がいます。

専門家として主体的に役割を果たす

 医療現場を統括するのは医師であり、医療技術者は、医師の指示に基づいて検査をしたり、装置類を操作したりしますが、単に医師の指示に従って仕事をすればいいというわけではありません。検査や装置類の管理・操作の専門家として、経験を重ねる中で得た知識や情報を積極的に医師に伝えることも重要です。
 例えば、医師の診断と検査結果から推定されることが異なる場合や、指示された通りに装置を稼働させれば、患者の肉体的な負担が大きくなると判断した時など、医師の判断に質問がある場合は、それをはっきり伝えることが大切です。最終的に診断を下すのは医師ですが、チームとしてよりよい医療を提供するためには、医療技術者も常に専門家としての立場から診断や治療のあり方を考えて提案することが求められます。そうすることで、時には医師と意見が異なることもあるかもしれませんが、結果としてよりよいチーム医療につながるのです。

幅広い診療分野の知識が必要

 医療技術者として、適切な判断をするためには、医学の知識も欠かせません。しかも、医療技術者は、あらゆる診療科の患者に対応するため、すべての診療科の医学的知識が必要になります。もちろん医師や看護師ほど深い知識は必要ありませんが、患者の体内でどのような問題が発生しているかを推測できるだけの知識を持っていることが求められます。したがって、常に学び続ける姿勢も必要です。

医療現場における医療技術者の役割

夢ナビライブ2018 東京会場

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患者さんと医療スタッフの関係

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臨床検査技師とは

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臨床工学技師の仕事

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講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも 医用工学

桐蔭横浜大学
医用工学部 生命医工学科 教授
米坂 知昭 先生

メッセージ

 医療者というと、医師を思い浮かべがちですが、臨床検査技師などの医療技術者として医療に携わることもできます。医療関係というと、理系の学問で、文系の人には向かないというイメージがありますが、医療技術者の勉強には数式だけでなく、覚えることも多いため、文系の人も十分挑戦できます。ですから、理系文系に関係なく、「医療に携わりたい」という熱意を持っているなら、ぜひ、桐蔭横浜大学で医療技術者の道をめざしてください。あなたの入学を待っています。

先生の学問へのきっかけ

 もともと臨床検査技師として病院で働いていました。臨床検査技師になったのは、「人間が人間を調べるというのは、面白い」と思ったことがきっかけでした。どんな物質が人間を構成しているのか、その物質が変わると人はどう変わるか、そんな疑問を、子どもの頃から持っていました。
 検査により珍しい症状が見つかることも多く、検査結果の判断に関し、医師から意見を求められたり、時には、医師と激論を交わしたりすることもあります。人の命に関わる診断につながるだけに責任は重いのですが、それだけやりがいも大きいです。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

大学病院や一般病院における臨床検査技師/国の感染症研究機関の研究技術者/臨床検査専門会社の臨床検査技師/病理細胞専門機関の臨床検査技師 など

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米坂 知昭 先生がいらっしゃる
桐蔭横浜大学に関心を持ったら

 6月8日(土)に東京ビッグサイトで開催される大学研究&学問発見のための国公私立大 合同進学ガイダンス「夢ナビライブ2019東京会場」で、米坂知昭先生が【医療現場における医療技術者の役割】というタイトルの講義ライブを11:50から実施! 全部で318名の大学教授が講義ライブを実施するほか、本学を含む204大学が個別ガイダンスを実施します。詳しくは
 https://yumenavi.tokyo(パソコン、スマホ、ケータイ共通)をご覧ください。

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