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講義No.06722

スポーツ指導者に求められるものとは?

年齢に応じたスポーツ指導の必要性

 子どもに対するスポーツ指導は、身体の発育に応じて行います。
 小学生時代は神経系が発達する時期なので、マット運動やバランス運動などの複合的な運動を行います。中学生時代は心肺機能が発達する時期なので、持久走などで体力をしっかりとつけます。筋力作りは、骨格が出来上がる高校生時代からです。その前から筋力トレーニングを行うと、体を痛めてしまう可能性があります。
 成長期で特に重要なのが「ゴールデンエイジ」と言われる9~12歳頃の期間で、この時期の運動能力は「やった分だけ身につく」と言われています。しかし子どもの集中力は長続きしませんから、運動に鬼ごっことか木登りといった遊びの要素を取り入れるなど、運動への興味を持続させる工夫が必要です。また種目は1つに絞らず、複数のスポーツを同時に行ってみて、その中から一人ひとりに合ったものを絞り込んでいくのがよいでしょう。

選手の生活指導やメンタル面の指導も大切

 技術的な側面はもちろん、メンタル面での指導も大切です。まず、選手がスポーツを通して何を得たいのかという「目的(欲求)」と具体的な「目標」を明確にすることが前提です。また、1日の生活行動を円グラフに描いて、より有効に時間を使う生活指導も必要でしょう。そして何よりも、「青少年の心身の健全な発達を促す」というスポーツ本来の意義を教えることが重要です。

知識と教養で指導の幅を広げる

 スポーツ指導には、指導者自身の知識と教養がものをいいます。例えば、子どものモチベーションを維持するために、どれだけ工夫できるかなど、運動生理学や栄養学など多くの知識が必要なのはもちろん、知識を現場に当てはめて分析し、応用する技術も必要です。
 知識と教養は蓄積です。それには、指導者自身が日頃からスポーツ以外の分野にも幅広く関心を持ち、「この話はスポーツにも応用できるのでは」というアンテナを常に張り巡らせておくことが大切なのです。


この学問が向いているかも スポーツ健康学

名古屋学院大学
スポーツ健康学部 スポーツ健康学科 准教授
松田 克彦 先生

メッセージ

 「こうなりたい」「あんなことをしたい」など、あなたは、どんな欲求を持っていますか? 自分の欲求を満たすために、さまざまな努力をしていると思います。その成功には何が必要なのでしょうか? それを、スポーツを通じて解析していきたいと思います。
 スポーツには、「できる」「できない」が必ず出てきますが、それには理由があります。その理由を考え、よりよいスポーツのあり方や生活の仕方を探究していきましょう。

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松田 克彦 先生がいらっしゃる
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 名古屋学院大学は、キリスト教の宣教師により創立された名古屋英和学校を起源とし、約120年の歴史と伝統のある大学です。経済・現代社会・商・法・外国語・国際文化・スポーツ健康・リハビリテーションの8学部を有する総合大学です。2018年9月には、名古屋キャンパスにGLOBAL LINKS(たいほう)を開設。グローバル人材育成と地域連携教育をさらに推進します。また、2019年4月にはリハビリテーション学部が名古屋キャンパスに移転。交通至便な名古屋キャンパスで国家試験合格をめざします。

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