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講義No.06333

世界でもっとも広く話されている言葉の一つ、スペイン語を学ぼう

中南米の多くの国々の公用語

 スペイン語は、スペインだけでなく、メキシコから南の中南米のうちブラジルを除くほとんどの国々で公用語となっています。これは、スペインによる新大陸の植民地化の際にスペイン語がもたらされたためです。もちろん、中南米ではそれ以前に話されていたケチュア語やアイマラ語といった言語も用いられていますし、スペイン本国でもカタルーニャ語やガリシア語、バスク語など、スペイン語のほかにも話されている言語があります。それでもスペイン語は、英語や中国語に次いで、世界でもっとも広く用いられている言語の一つであることには間違いありません。

日本人には比較的学びやすい言葉

 スペイン語は母音が5種類で、子音と母音を交互に発音し、子音の連続がないという点などが、日本語に比較的近いと言われます。日本人がスペイン語を学ぶ際も、ほかの言語に比べると心理的なコンプレックスは比較的少ないようです。それでも、本格的にスペイン語を学んでいくと、日本人も聞き取りに苦労する場面があるのは事実です。
 スペイン語に限ったことではありませんが、音声学を学ぶことは、日本語も含めたすべての言語の習得に役立ちます。言葉を発する時に口の中がどのように動いているのか、その仕組みをわかっているのといないのとでは、理解と習得に大きな差が出ます。

語彙と文法をしっかりと身につけることが必要

 音声学のほかに、スペイン語の語彙と文法も地道に学んでいく必要があります。男性名詞と女性名詞、動詞の活用などを、時間をかけて覚えなければなりません。新しい言語を学んでいると、ともすると会話形式の練習ばかりしたくなってしまいますが、まずは語彙と文法をしっかり身につけておかないと、主語が省略されるスペイン語では会話をしていても誰の話なのかさえわからなくなってしまいます。
 スペイン語を使って世界でより多くの人々と話せるようになるには、必要なことを一つひとつじっくり学んでいく必要があるのです。

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この学問が向いているかも スペイン語学、音声学、言語学

清泉女子大学
文学部 スペイン語スペイン文学科 教授
木村 琢也 先生

メッセージ

 スペイン語学は言語学です。大きく言うと、「人間を人間たらしめている言語というものについての研究を、スペイン語を材料に行っている学問」ということになります。それはスペイン語教育・学習の役にも立ちます。音声学も、人間が音声をどのようにしてコミュニケーションに使っているかということについての研究ですが、それは発音教育・学習の役に立つのです。
 現在、インターネットには世界中の言語があふれています。日本語と英語だけですべての情報が得られるわけではないことを忘れないようにしてください。

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 清泉女子大学は、日本語日本文学科、英語英文学科、スペイン語スペイン文学科、文化史学科、地球市民学科の5学科で構成された文学部と、大学院人文科学研究科からなるキリスト教ヒューマニズムに基づく女子大学です。キャンパスは東京都品川区の島津山と呼ばれる閑静な住宅街にあり、すべての学生が4年間の大学生活をこの緑豊かな恵まれた環境の中で過ごすことができます。「まことの知・まことの愛」という教育理念のもと、少人数教育による人格的触れ合いを通して、自分で考え、決断することのできる女性を育成します。

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