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講義No.04629

アスリートを支え輝かせるアスレティックトレーナー

アスレティックトレーナーの役割と資格

 スポーツドクターやコーチと協力し、アスリートの活動を支えるのがアスレティックトレーナーです。業務としてはドクターの指示のもとテーピングやマッサージ、ケガの応急処置などを行うほか、水を運んだり、洋服をたたんだりといったマネージャー的な役割も含まれています。アメリカでは早くからトレーナーの地位が確立されていましたが、かつて日本でトレーナーと言えば、鍼灸(しんきゅう)師や柔道整復師、理学療法士、医師などが兼任していました。日本のアスリートたちが世界レベルで戦う中で、同じ言語でサポートできる人材を育成しようと、日本でもアスレティックトレーナーの資格が誕生したのです。

一流への道は険しい

 プロのアスレティックトレーナーになるには日本体育協会の講習を受けた上で、資格を取得しなければいけません。実はこれが難関で、理論試験・実技試験をともにパスする確率は非常に低いのが現状です。アスレティックトレーナーは個人での活動が中心です。ただし資格を取れば、すぐに活躍できるという世界でもありません。実業団チームなどに採用されるには実績が必要なため、3~5年ほどは先輩トレーナーのアシスタントとして活動を続けるのが一般的です。競技ルールや特性を把握しなくてはいけないので勉強の毎日です。またアスレティックトレーナー自身は、医療資格ではないため、鍼灸師や柔道整復師、理学療法士などの資格とともに取得する人も増えています。

広がる活動領域

 2012年現在、日本体育協会公認のアスレティックトレーナーは全国で1595名(23年10月1日現在)ほどいて、大学や実業団だけでなく、最近は高校生の大会などでもニーズが高まっています。アスリートの身体について熟知し、トレーニングを通じてパフォーマンスやメンタル面を向上させるアスレティックトレーナーは、今やスポーツチームには欠かせない存在となってきました。今後もより広いフィールドでの活躍が期待されています。


この学問が向いているかも 体育学

至学館大学
健康科学部 体育科学科(仮称)※2022年4月設置構想中 教授(予定)
佐藤 丈能 先生

メッセージ

 至学館大学には「アスリートサポートシステム」という組織があり、アスレティックトレーナーやスポーツドクター、栄養士、コーチ、心理学者などが団結してアスリートのパフォーマンスの向上を図っています。豊富なノウハウとスポーツ科学の融合をめざす本学で学んだことに自信をもって、一緒にアスリートを育てていきましょう。アスレティックトレーナーは苦労も多い分、選手から「ありがとう」の言葉をたくさんもらえるやりがいのある仕事です。あなたの「挑戦」と「成長」を精一杯応援しますよ!

先生の学問へのきっかけ

 小学校から大学まで陸上競技を続けてきましたが、家業が鍼灸院だったため、大学と専門学校に同時に通っていました。そこで、アスリートと鍼灸をリンクさせることができないかと思い、「スポーツ障がい」に興味を持つようになりました。さまざまなスポーツの現場へ出かけ、治療家ではなくアスレティックトレーナーという立場で選手に関わるようになっていきました。高校時代の恩師の協力もあり、陸上競技の現場でトレーナー活動を重ね、さまざまな問題に悩む選手に何ができるのかと考えるようになり、研究の道に進みました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

整形外科リハビリテーション助手、実業団アスレティックトレーナー、鍼灸・接骨院助手、スポーツインストラクター、大学非常勤講師

大学アイコン
佐藤 丈能 先生がいらっしゃる
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 至学館大学では、専門知識だけでなく徹底した実践力を身につける教育を行っています。
 「知っていることは自信にならない」が「やったことは自信になる」をモットーとし、「健康」 を軸にそれぞれ「運動・スポーツ」「栄養」「こどもの成長」をキーワードとした学びを展開。
 科学的な考察と実践的なカリキュラムをバランスよく配置し、学科間で関連する領域を複合的に学ぶことでプラスαのスキルを備えることが可能。社会が求める「健康づくり」のためのプロ指導者として活躍できる実践力を身につけます。

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