リハビリテーション学、理学療法学
京都橘大学
健康科学部 理学療法学科 教授
横山 茂樹 先生
先生の著書

スポーツ選手がヒザを損傷した場合、復帰までに半年から1年はかかります。復帰後は、同じ期間を何ごともなく練習していた場合より、さらに高いパフォーマンスを身につけた選手として現場に戻っていってほしいと考えています。講義では資格取得だけではなく、テーピングの仕方から最先端の技術まで多彩に学び、さまざまな面から選手をサポートできる人材を育てていくのが目標です。故障がマイナスではなく、プラスになるようなリハビリをめざし、あなたには「人を支える」ことに喜びの見いだせる理学療法士になってほしいです。

私は高校時代、野球部に所属していましたが、1年生の時に「野球肘(ひじ)」というケガ(スポーツ障がい)を負ってしまいました。この時に、「なぜ肘を痛めたのか?」「スポーツに復帰するためには何をするべきなのか?」といろいろと悩みました。
この経験から、人体の構造(特に筋や骨・靱帯)やスポーツ障がいの発生メカニズム、投球などのスポーツ動作との関連性、スポーツ障がいを予防するためのエクササイズなどに興味を持つようになりました。

理学療法士/日本体育協会公認アスレティックトレーナー/総合病院/整形外科クリニック/プロ競技チームトレーナー/フィットネスクラブなど