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講義No.03975

ソフトウェア開発は「モノづくり」

サービスを考えてソフトウェアを作る

 コンピュータが社会に普及していく中で、ソフトウェア工学の知識を活用したインターネットサービスの研究は、ますます重要なものとなっています。今は単にコンピュータを使うだけでなく、iPadやiPhone、スマートフォンなどの各端末での情報共有や、ユーザビリティの向上が求められています。
 ソフトウェアを作るということは、新しいサービスを考えることです。作ることだけでなく実際に使ってもらうことに意義があるのです。コンテンツやソフトウェアによって新しいニーズにいかに応えていくかがソフトウェア工学の基本と言えるでしょう。

すでに活用されているeラーニング

 例えば、すでに現在教育現場で使われている「eラーニング」という、インターネットを使って学習するシステムがあります。これも「いつでもどこでも、同じ学習が受けられないか?」というニーズに基づき、文科省と連携して開発されたソフトウェアです。実際に試用し、eラーニングでどう勉強できるのか、ユーザビリティはどうかなど、さまざまなデータを取りながら、プログラミングが進められました。eラーニングは、教育分野はもちろん、ボランティア支援や地域ポータルサイトなどでも活用されています。

産学連携で新たなサービスを構築

 情報化社会のニーズは多様化し、特にモバイル端末向けのサービスはこれからますます面白くなると言えます。現在は産学連携の研究も積極的に進められており、企業からの「こんなサービスができないか」という要望や、逆に研究者から企業に新しいサービスを提案するなど、実践的な研究が行われています。ソフトウェア開発の基本は「モノづくり」です。その面白さは、自分の作ったものを直接的に人に使ってもらえることです。自分が「こんなサービスがあったら便利だ」と思ったことを、ソフトウェアで実現し、時には世の中を変えていくこともできるのです。

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この学問が向いているかも システムデザイン

公立千歳科学技術大学
理工学部 情報システム工学科 教授
小松川 浩 先生

メッセージ

 自分たちのアイデアを形にし、実際に使っている人たちの声まで聞いて見届けられるのが、ソフトウェア工学という分野の面白さです。いろいろな人と関わり合いながら、社会を動かす力や新たなサービスを作り上げ、それが実際に使われていくところまで見届けられます。また在学中から産学連携でのソフト開発に携わることができるのも大きな魅力です。そのためにはプログラミングをはじめとするさまざまなスキルが必要であり、それをしっかりと学んで欲しいと思います。

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小松川 浩 先生がいらっしゃる
公立千歳科学技術大学に関心を持ったら

 2019年4月、公立大学へ移行した本学は「科技大」と呼ばれ、緑に囲まれた雄大なキャンパスに応用化学生物学科、電子光工学科、情報システム工学科の理工学部3学科の学生たちが学んでいます。理工学部では理工学を9つの領域に分類し、1年次に9つの分野を幅広く学び基礎を身につけて、2年次から選択した学科で専門的に学修するというように、より高度な学びへと進む着実なカリキュラムを組んでいます。ですから、エンジニアとしての即戦力が強みとなり、就職に強い大学としても一定の評価を受けております。

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