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聖徳大学短期大学部の教員による講義

関心ワード
  • 子ども、
  • 想像力、
  • 演技、
  • 心(こころ)、
  • 保育、
  • パネルシアター、
  • カレーライスの歌、
  • 保育所(保育園)、
  • 夢中

子どもたちの想像力や心を育む、「パネルシアター」の魅力

子どもたちに、いかに夢中になってもらうか

 保育園などで子ども向けに行われている、「パネルシアター」を見たことがありますか? パネルシアターは、フランネル(柔らかく軽い毛織物)でできた白いボードの上に不織布などで作ったキャラクターをくっつけていき歌や物語を見せるものです。中でも子どもたちに人気があるのが「カレーライスの歌」です。鍋にカレーの具が入り、ルーが加えられ、火が付き、できあがるまでを子どもたちと一緒に歌いながらお話を進めていきます。料理の途中には、子どもたちが苦手な野菜のキャラクターが泣きだすなど、子どもたちの心を引きつけるさまざまな工夫が施されています。

人形などのキャラを通じて、人の心がわかる子に

 こうしたパネルシアターを見ると、本の読み聞かせと同じく、子どもたちは登場するキャラクターに自分を重ね合わせて、お話の世界を疑似体験することができます。すると子どもたちの中に「おもちゃを無理に取ってごめんね」や、「これ、貸してあげるよ」といった、友人関係において相手の心を推し量るような想像力が育まれます。また「昔むかし、おじいさんがいました」と言われても、子どもたちの現実のおじいさんは、まだまだ若いことが多いためピンときませんが、昔話の世界の登場人物の姿や生活を語り聞かせることで、昔の日本の暮らしに思いを馳せることもできるのです。

子どもたちの前に立つ演技者も鍛えられる

 子どもたちは楽しければ夢中になりますし、反対につまらなければ平気でよそ見をします。子どもたちの気持ちを引きつけるには、演技力や工夫、元気が不可欠です。大きな声を出したり、ユーモラスに演じてみたり、子どもたちの大好きなギャグや流行りのフレーズを使ってみたりします。いつもの自分ではなく、演技者として登場人物になりきることが必要です。子どもたちの前に演技者として立つ先生や学生も、鍛えられ成長していくのがパネルシアターなのです。

この学問が向いているかも 保育学


保育科  准教授
掃守 純一郎 先生

先生の著書
メッセージ

 あなたが保育の世界に進む気持ちがあるなら、普段から本や新聞をよく読んでおくということに加えて、子ども向けの歌や絵本にも、ぜひ興味をもってほしいと思います。「子どもたちに読んであげたいな」という本を何冊か持っておくといいかもしれません。そして、体を動かすことを習慣にしてください。子どもを相手にする仕事ですから、頭だけでは間に合いません。力仕事ができたり、大きな声を出せたりすることはとても大切なことですから。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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