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講義No.03298

資格をとって会計のプロになり、企業の経営をサポートする

税理士は町の税務相談役

 会計学とは簡単に言うと、利益を計算して企業の価値を測る学問です。簿記や財務会計・原価計算・管理会計など、さまざまなことを学びます。専門職として会計学の知識を生かすためには、資格が必要です。代表的な資格と言えば、公認会計士・税理士・中小企業診断士・証券アナリストなどがあり、その内容は少しずつ異なります。
 一般に広く知られている資格は税理士でしょう。税理士は国家資格で、事業所や企業を対象とし、税務の代理業務をします。独立開業して事務所を構えるケースが多く、町の商店が気軽に税金の相談をできるのが税理士です。

公認会計士は経理のプロをチェックするプロ

 税理士に並んで「○○公認会計士事務所」という看板も街でよく見かけます。公認会計士は、企業や事業所の経理・財務部門を訪れ、財務書類が適正に作成されているかどうかをチェックし、監査証明という結果報告をします。各企業にも経理のプロがいて日常業務をしていますから、いわば公認会計士は「経理のプロをチェックするためのプロ」です。さらに、企業に対するコンサルティングなども行っています。高度な会計専門知識を有する公認会計士は、税理士になり、税理業務を行うこともできます。

経営や金融にも資格の分野が広がる

 中小企業診断士は、経営・業務コンサルティングの国家資格で、中小企業の経営指導やコンサルティングを主な業務とします。どうすれば中小企業の経営がうまくいくか、マーケティングや組織改革なども含めてトータルに指導するのが役割です。
 また、証券アナリストは、日本証券アナリスト協会が認定する試験を実施しています。証券や金融の知識を活用して、投資の戦略助言や運用、企業分析を行うファイナンスのプロです。証券会社・銀行など投資関連業界に所属し活躍する人が多くいます。
 このように会計の資格を取って専門的知識を生かし、いろいろな領域から企業の経営をサポートすることができるのです。


この学問が向いているかも 会計学

兵庫県立大学
国際商経学部 国際商経学科 准教授
辻川 尚起 先生

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メッセージ

 私はいつも「楽しい帳簿、ゆかいな決算、元気に報告」をモットーに会計学を教えています。簿記会計は企業の状態をさまざまな面から数値化し、論理的に分析して、あとの戦略を練るための手段です。数字が読めれば未来へのアイデアも湧いてきます。身の回りのことをするときにも、ぜひ「論理的・戦略的」に考える習慣付けをしてほしいと思います。相手が何を考えているか、この状況で求められるのはどういうことなのかを常に考える習慣を付ければ、人生に新たな展開が見えてくるはずです。

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辻川 尚起 先生がいらっしゃる
兵庫県立大学に関心を持ったら

 兵庫県立大学は、前身の神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学を統合し、新たな総合大学として出発しました。現在、6つの学部、14の大学院研究科、4つの附置研究所等を擁する、公立大学としては有数の規模の総合大学に発展しています。
 2019年からは「経済学部」と「経営学部」の2学部を再編し、「国際商経学部」と「社会情報科学部」を開設しました。
 これからも公立大学のトップランナーとして、兵庫から全国へ、そして世界を目指して、学生と共にTRY(挑戦)を合言葉に進んでまいります。

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